★平日でピカチュウひとりじめ
★クイズラリーでシールをゲット!...
★子どもの特権、大人の特権!?
少し前の話になりますが、3月7日から7月5日まで、犬山市の日本モンキーパークで開催されていた、「ポケットモンスターダイヤモンド&パール・わくわくアスレチックドーム」に行ってきました。
数年前から、名古屋では名古屋鉄道とテレビ愛知が共同で、さまざまなポケモンキャンペーンを展開しています。このイベントは、今年のキャンペーンのスタートを飾るもので、テレビ愛知では毎週、イベントの紹介番組を放送するほどの力の入れ様でした。
モンパではこういったポケモンイベントは頻繁に開催しているのですが、私たちにとっては、9年前に「ポケモンキッズワールド」を見に来て以来です。子どもでもいれば、土日に...ということになるのでしょうが、いつものとおり平日に2人でやってきました。そのおかげで...。
モンパを知り尽くしている相方
7月2日木曜日、このわくわくアスレチックドームもあと3日という、終盤も終盤にモンパへやってきました。モンパに来るのは、一昨年の12月以来なのですが、その時はモノレールに乗ることが目的で、モンパは閉園日だったということもあって、本当に久々です。もちろん、お猿さんたちもしっかりと見てきたのですが、今回はイベントレポートということで、ピカチュウメインでお送りします。
入口にはクレーンゲームが設置されていたのですが、もちろん中の景品はポケモン一色。でもなんか、メジャーどころはすっかり取られてしまった感がありましたね。シェイミのスカイフォルムは欲しかったけど、とても取れるような位置にはありませんでしたので、パスです。
入場した瞬間、相方が叫びます。
「ピカチュウと記念撮影11時からだよ!」
この時、既に時刻は11時。雨上がりで蒸し暑いなか、相方は走り出します。私は方向がイマイチわからなかったのですが、相方は迷うことなく特設ステージへ。
実は相方は、モンパから比較的近いところに住んでいて、幼い頃から来園回数は数え切れないほど。勝手知ったる庭のようなものなのです。
あれ!?ピカチュウはどこ...あ...
相方に手を引っ張られながら、なんとか5分弱で特設ステージに到着。しかしそこにピカチュウの姿はありません。もう終わっちゃったのかな...。いや待てよ、ピカチュウどころか、他のお客さんの姿もありません。ひょっとして、あまりの人の少なさに、写真撮影会中止とか?と思いながら、あたりを見回すと。
いました。アイスクリーム売り場の前にピカチュウが...。
この時、係員さんも一緒にいたのですが、ピカチュウに隠れるような位置に立っていたので、まるでピカチュウがひとりでアイスクリームを買っているかのように見えて、とてもおかしかった。
私たちが近づいていくと、係員さんが応対してくれて、しっかりとピカチュウと一緒に写真を撮ることができました。いやもうね。本当にひとりじめ、いや、ふたりじめという感じで...。
今まで、子どもたちに取り囲まれるピカチュウを、私たちは遠慮がちに遠巻きで見ることが多かったので、こんな贅沢なピカチュウとの撮影会は新鮮でした。その後も、ちらほらとやってくるお客さんにピカチュウはのんびり応じていました。これぞ、平日の特権ですね。もし子どもができても、体調が悪いとか言って学校を休ませて平日に来よう...と言いたいけど、それはやっぱり教育上ダメだよね。
完全に子ども向けでした
では、メインイベントの「わくわくアスレチックドーム」に入ってみましょう。イベントホールで開かれていて、入場は無料でした。私たちがドームに入った瞬間、同じように入口から係員さんが2人中へ走って入っていったのは、きっと気のせい。
エントランスには、ポケモンたちが並んでいます。ピカチュウ、ポッチャマ、ヒコザル、ナエトルは立体なのですが、他のキャラたちは平面イラスト。なんという扱いの違い。さらに進んでいくと、妙に大きいグライオンと小さなブイゼルが。このあたりからは、大きささえ無頓着になっていきます。
さすがアスレチックドームと言うだけあって、「ピカチュウのエレクトリックパワーサイクル」「ポッチャマのコロコロホイール」「ヒコザルのダンシングファイアー」といったアトラクションが並ぶのですが、みんな対象は子どものみ。大人はできないことになっています。テレビ愛知の番組では、タレントさんがやっていたような気がするのですが...。
9年前の「ポケモンキッズワールド」のほうが、大人的にも見るところがありました。
ホールの中のなかを見渡すと、いるのは係員さんのみ。他のお客さんはいません...。ん?この係員さんって、ひょっとして、さっき走って入ってきた人?なんて思いつつ、グッズ売り場に引き寄せられ、タオルとかいろいろ買ってしまいました。だって、ポケモンセンターには売ってないようなものも売っていたから。
クイズラリーでもやってみます
モンパ内にある、5つのポケモンクイズに正解すると、特製シールがもらえるということで、時間を追うごとにどんどん蒸し暑くなっていく園内を歩き回ります。大人2人でこんなことやっててすみません...てな感じで、探し回っていたら、親切にも係員さんがクイズのある場所を教えてくれました。
いや、あの...これって、どこにあるのかを探すのも楽しみのひとつなんじゃないんですか...。
そうやってモンパのなかをウロウロしていると、レストランシャングリラに「ポケモンランチ」(900円)なるメニューを発見。でもこれ、どう見てもお子様ランチです。しかもこのレストラン、他のメニューは全て4ケタ。ここは涙を飲んでぐっと我慢です。
おとなの特権?
クイズラリーをクリアしてシールをもらったところで、再びアスレチックドームの前へ。するとそこには、ポケモン関連の賞品ばかりのくじ引きがあるではありませんか。景品は明らかに子ども向けグッズばかりなのですが、相方の甥っ子がポケモン好きなので、プレゼントするためにチャレンジです。
しかし、残念ながら6等。でも、6等とはいえたくさんのもののなかから選べるので、ふたりでどれにしようかと選んでいると、係員さんがあれこれ話しかけてきました。そのなかで、思いがけないひとことが。
「6等のなかでは、こちらが一番原価が高いですね。」
なんという決定的なひとことなんでしょうか。そのひとことで、もう迷うのはやめました。大人的にはもうそれでキマリです。
それにしても、この係員さんだけでなく、あちこちで話しかけられるのが印象的でしたね。雨上がりのムシムシな平日とはいえ、従業員さんを置かないわけにはいかないですから、みなさん暇だっ...いや、普段から親切なんだと思う、モンパは、うん。
お猿さんを見るのには、ゆったりしていていいですけど、やっぱりアスレチックドームとか撮影会は、ワイワイ賑やかな様子が見たかったような...。でも逆に、平日だからゆったりとピカチュウと記念撮影できたわけで...それも良かったような、寂しいような...。
(モンパ自体については「東海あまのじゃくツアー」のコーナーで、またで改めて記事にします)
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