03.西区

名古屋を歩こう「西区」

城下町&駄菓子パラダイス

古くからの建物が残り、今にも芸者が出てきそうな城下町。産業の歴史ここにあり、お菓子・食器そしてトヨタ自動車発祥の地には全国的にも珍しい産業テーマパーク。庄内川を挟んだ両岸に今も残る差別の歴史、洗堰緑地・庄内緑地公園に隠された秘密とは。あらゆる名古屋の原点を、西区に見ます。

西区地図

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名古屋市西区の成り立ち

西区プロフィール 名古屋の城下街  西区は、古くから城下町として栄えたお城から庄内川にかけての名古屋城北西部一帯と、庄内川の北側・小田井地区をエリアとする区です。名古屋市が市制施行をした1889(M22)年当初は、名古屋城近くの一部分が含ま...
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今も残る城下町と屋根神さま

元禄に作られた土蔵が並ぶ-四間道・浅間神社  地下鉄桜通線国際センター駅で下車し、堀川沿いを北へしばらく歩くと西区に入ります。そこにはかつての城下町風情が残されています。この城下町、自然発生したわけではなく意図的に作られたものなのです。名古...
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城下の盛り場は今…

かつては名古屋の三大繁華街だった-円頓寺商店街  堀川に架かる五条橋から西に伸びるのが円頓寺商店街です。円頓寺商店街、円頓寺本町商店街、西円頓寺商店街の3つからなり、ここも名古屋城が築城された際に、城下町の商店街として整備されました。名古屋...
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箱買いして駄菓子屋さんごっこ

あなたが食べている駄菓子もひょっとすると-明道町  では、円頓寺交差点のある江川線へと向かいそこから北に歩きます。次の信号交差点が「明道町」です。1994(H6)年の町名変更に伴い、明道町の名は交差点とバス停に残っているのみで、現在はそこか...
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産業テーマパーク

諸大名が旅の安全を祈願-金比羅神社  では菊井町交差点からさらに西へと歩きます。交差点から少し北へ歩いたところに金比羅神社があります。円頓寺商店街の中にあった金比羅神社と同じく大国主命を祀っています。1797(寛政9)年に四国の琴平より勧請...
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信長・秀吉が遊んだ川辺

駅直結・さすが-名鉄病院  産業技術記念館正面から見て交差点の向こう側にあるのが名鉄栄生駅です。では、駅の方へと歩いていきましょう。すると大きな病院が見えてきます。名鉄病院です。ここは名古屋鉄道健康保険組合直営の病院で、一般病院として地域か...
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美濃路はまっすぐストレート?

枇杷島の名に悲しい伝説-清音寺  中島黒體龍王大神社から道なりに右斜め方向に進むと美濃路です。美濃路は1602年に開かれた東海道と中山道の連絡路で、熱田の宮から美濃の垂井を結んでいました。参謹交代や朝鮮特使もこの道を通ったと言われています。...
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感覚がおかしくなる激安ショップ

一里塚も無ければ川も無い-江川一里塚  春日井製菓を越えると押切界隈です。美濃路に広がる商店街を活性化させようと、キャンペーンのポスターが貼られていたり、商店街によくあるプラスチックの花が飾られています。右手にある海福寺を越え、江川線の横断...
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七福神がやってきた

現代パチンコ発祥の地-パチンコミュージアム  浄心駅は、江川線と弁天通が交わるところにあります。ここはパチンコ発祥の地、駅の南にはそのパチンコの歴史がわかる「パチンコミュージアム」が正村ビルの3階にあります。ちなみにビルの1階はもちろんパチ...
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ここは今も児玉村

今も村の雰囲気が残る-児玉界隈  浄心から江川線を北へ進むと、道路拡張工事が行われています。そこから西側はかつて児玉村だった児玉地区です。一歩踏み入れると、今も村の風景かと思える界隈で、城下町とは少し雰囲気が変わってきます。どこか懐かしさが...
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あま~い誘惑に気をつけて

アートはもうやめですか?-メイテック  緑道を西に歩くと国道22号に出ます。右に曲がり国道を歩きます。このあたりが枇杷島の北端で、かつての琵琶という文字を残した琵琶里橋や琵琶里郵便局があります。ここも片側3車線という大きな道路で、人の歩く姿...
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古戦場で今も続く戦い

※記述は2004(H16)年3月取材時のものです。ダイヤモンドシティは2005(H17)年6月に閉店しました。 大洪水に遭ってお引越し-白山社・円福寺・八幡社  では堀越から庄内通へ、東方向に歩きましょう。ここからは稲生ヶ原合戦の舞台となり...
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男は押しの一手に限る?

野菜を運んだ街道筋-岩倉街道  名鉄犬山線中小田井駅から、かつては岩倉から枇杷島市場へ野菜を運ぶために主に使用された旧街道の「岩倉街道」を中心に小田井界隈を見ていきましょう。  岩倉街道は1667(寛文7)年に通じたもので、市場へと野菜を運...
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一気に頬張ったら…

布教のため?防御のため?-平田城址  名鉄犬山線沿いに、中小田井駅から上小田井駅へと歩きます。すると新川が流れています。そこが平田です。平田界隈は、新川を越えて少し北へ行くと西春町、東へ行くと春日町、清洲町という西春日井郡に西区が食い込んだ...
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何もかも高いアーバンライン

治水工事の必要性を唱えつづけた-水埜士惇君治水碑  新川の堤防を1.5キロ程歩くと、西区の東端である比良地区に出ます。ここから東側は北区になります。比良地区は南の庄内川と北の新川に挟まれた場所で、特に昔から水害に悩まされてきました。新川に架...
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今も切り取られたままの堤防?

公園の本当の目的-庄内緑地公園  いよいよ、西区散策も最後となりました。日を改め庄内緑地公園から比良の洗堰緑地までを歩きます。ここでは、四間道で出会った地元の方に伺った庄内川にまつわるお話が、昔のことではなく、現在もかわらず続いていることを...
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