7年に一度の塗り替えでキレイになる名古屋テレビ塔と広小路通のイルミネーション

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広小路通(名古屋・中区)

栄の街並みはすっかりクリスマスムード。広小路通を中心にイルミネーションの点灯も始まりました。名古屋は地下ばかりに人通りが集中しています。このイルミネーションは、その人通りを地上へという運動「広小路ルネサンス」の一環として行われています。広小路通の街路灯などにイルミネーションが配されます。

イルミネーション広小路ルネッサンス

それでもやはり、地下に比べると地上は人通りが少ない…。広小路通と大津通が交差する栄交差点付近では、街路樹にも色とりどりのイルミネーションがつけられ、クリスマスムードを盛り上げています。さすがにこの栄交差点北の広場には人の姿が見られます。都心の一等地に残されたこの広場。近く商業施設ができるという話もあります。

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サンシャイン栄初のクリスマス

その広場のすぐ西側には、今年3月にオープンした観覧車のある商業施設「サンシャイン栄」があります。サンシャイン栄にとっては初のクリスマス。クリスマス近くは大変な賑わいとなることでしょう。

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テレビ塔を塗ってみよう

さて、栄のシンボルといえば名古屋テレビ塔です。テレビ塔は今、7年に一度の塗装工事の真っ最中で、上から順番に銀色に塗られています。塗装工事は12月18日まで続くのですが、その間に「テレビ塔を塗ってみよう」という企画があり、小学生親子を募集しています。参加料金は1,500円で展望バルコンの柱を塗ることができます。

今回の塗装工事では、窓枠の取替工事も同時に行われます。取替はなんと51年ぶり。つまり開業以来の取替となります。

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地デジでは使われないテレビ塔

7年に一度ということは、次の塗装工事は2012(H24)年となります。その前年、テレビ塔にとっては厳しい年がやってきます。2011(H23)年のアナログテレビ放送終了です。現在、テレビ塔からはNHK、東海テレビ、CBCテレビ、メ~テレのアナログ放送電波が発射されていて、その使用料でテレビ塔は運営されています。

テレビは2011(H23)年に完全デジタル化され、アナログテレビ放送は終了します。デジタルの電波はここではなく、瀬戸市の瀬戸デジタルタワーから発射されるため、テレビ塔からはテレビの電波は発射されなくなり、テレビ局からの使用料収入も無くなってしまいます。

一応、デジタルラジオ放送の送信所として引き続き使われる見込みはあるものの、運営資金を賄えるかどうか、テレビ塔にとっては厳しい時代がやってきます。

果たして7年後、ちゃんと塗替工事は行われるのでしょうか…。

この記事を書いた人
TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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