★ぎふチャン弁当第3弾
★「花火」弁当な理由は簡単
★でも、あーあ…と思ったら意地見せました
昨年の6月の第1弾、そして11月の第2弾に続き、第3弾となる「ぎふチャン弁当」が発売されました。今回は7月21日から8月2日までの期間限定で、その名も「ぎふチャン花火弁当」。今回もいつもどおり、岐阜県内のセブンイレブン、イトーヨーカドー全店にて発売となりました。
というわけで期間中、イトーヨーカドー各務原店に行って買ってきました。弁当売り場には「帰ってきたぎふチャン弁当」という文字が派手にディスプレイされていました。
わざわざ「花火弁当」と銘打った理由は想像に難くありませんでしたが、思わぬ展開にきっと「ぎふチャンの岐阜放送」はあせったことでしょう。でもでも、意地を見せました。やるな、ぎふチャン。
今回も8つのこだわり
ぎふチャン弁当とは、岐阜放送とセブンイレブンが共同開発しているもので、「ぎふチャン弁当(第1弾)」が、セブンイレブン・ジャパン2008年度第2四半期「新規商品部門賞」を受賞するほどに売れたことから、半年に1度のペースで恒例行事になりつつあります。
今回も、この期間中にふと寄った関市内のセブンイレブンでは、ぎふチャン弁当売り切れの文字が。価格の割りにボリュームもあってお得感がありますから、人気なのも頷けます。
そして内容も、ぎふチャンのキャッチフレーズでもある「ぎふ100%」を体現したような、岐阜県産品の地産地消をリードする内容になっています。
・ちらし寿司(岐阜県産十六ささげ、枝豆ほか)
・煮椎茸(山川醸造十水生引たまり醤油)
・酢漬けれんこん(内堀醸造米酢)
・酢飯(内堀醸造酒粕酢)
・鶏団子の花火玉見立て(奥美濃古地鶏)
・野菜の煮びたし(岐阜県産茄子ほか)
・野菜の炊き合わせ(岐阜県産大根ほか)
・かぼちゃのミルク煮(岐阜県産南瓜)
酢飯ということもあり「レンジで暖めずにお召し上がりください」と書いてあります。ボリュームは確かに満点なのですが、ちょっと今回は、年齢層高めの内容になっていましたね。
ぎふチャンラジオ「月金ラジオ2時6時」の中継で、実際に食べた方が「もうちょっとお酢が利いていたほうが」と言っていましたが、そこは私も激しく同意です。
花火弁当の真意
さて今回、なぜ「花火弁当」と銘打たれているかといいますと、ちらし寿司が花火のような装飾になっている…のは、きっと後付けでしょう。販売期間を見ればそれはわかります。
販売期間は7月21日から8月2日。
まずは25日の「第53回岐阜新聞大垣花火大会」でこの弁当を見ながら花火を見てもらって、翌週の8月1日には長良川での「第64回全国花火大会」で食べて欲しいということなのでしょう。
間違っても、25日の「第53回全国選抜長良川中日花火大会」に合わせた訳ではないことはわかります。
8月1日には、岐阜駅から花火会場へと徒歩で多くの人が移動する間にある、岐阜新聞社前でこの弁当を販売することになっていました。そこで販売数実績を稼いで、2日の販売終了を迎える…はずでした。しかし。この花火大会は雨で順延となってしまうのです。
ぎふ好きですか?ぎふ100%…!?
弁当に話を戻しますと、さすが「ぎふ100%」のぎふチャン。食材もほとんどが岐阜県産で、今回も地産地消だな…と思って、ふと弁当を裏返すと製造業者の記載が。どこで作ってるんだろうと…そこで、まさかの衝撃が走りました。
このぎふチャン花火弁当を作っていたのは、フジフーズ株式会社名古屋工場。
愛知県一宮市ですか…。なるほど、岐阜県産の食材を全ていったん愛知県に運んで、弁当にして岐阜県だけで限定発売、という経緯だったのですね。
それならさ、もう岐阜県だけとかこだわらずに、この際、愛知県とかでも売ったらどうですかね?私みたいに、毎回このぎふチャン弁当を買いに愛知県から岐阜県までわざわざ行ってる人もたくさんいると思いますよ!きっと…うん…。
でも、実際にそれは無理でしょうね…。岐阜県外に絶対に出ない奥ゆかしさが、岐阜新聞・岐阜放送のアイデンティティみたいなところありますものね。三重テレビやFM三重と違って。
意地を見せました
8月1日に岐阜新聞・岐阜放送が総力を挙げて送る予定だった、第64回全国花火大会。その日に岐阜新聞社前でこの「ぎふチャン花火弁当」を販売し、まさに岐阜新聞グループ色一色を狙っていたはずのぎふチャンですが、前述のとおり花火大会は雨で順延となってしまいました。
順延されたのは16日。この弁当の販売は2日までの予定でしたから、岐阜新聞・岐阜放送の花火を見ながらのぎふチャン花火弁当は、幻になってしまったかと思いきや…意地を見せました。
なんとその16日、セブンイレブン神田町6丁目店だけで、午後2時から限定300食を販売するというのです。
どうしても、岐阜新聞・岐阜放送の花火大会を見ながら、このぎふチャン花火弁当を食べて欲しいんだね…。
というわけで、今回のぎふチャン花火弁当をまだ食べていない!という方は、16日の午後2時にセブンイレブン神田町6丁目店にGO!です。
コメント
私は今年ABCラジオ「桑原征平・粋も甘いも」の
「思い出のおにぎり弁当」を購入し食べました。
お好み焼きについていたのが、
なぜかウスターソースで(ちなみにブラザーソース)
結局口にしなかったのですが・・・。
後はおいしく頂きました。
>とくながたかのりさま こんにちは
やっぱり、放送局が開発する弁当は、
味覚も地域密着じゃないと…ですよね。
特にラジオは、地域に生きているわけ…
と書こうと思いましたが、
今はその、大阪のABCラジオでさえ、
地域密着色が薄れてるんでしたよね…。