映画の資料初公開&かわいすぎるピカチュウカフェ!Pokemon the movie XY展

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  • これまでのポケモン映画の資料を一挙初公開
  • かわいすぎて食べられない!ピカチュウカフェのピカメニュー
  • 六本木ヒルズ展望台で等身大サトシ&ピカチュウがお出迎え

 第17作目となる「ポケモン・ザ・ムービーXY『破壊の繭とディアンシー』」が公開中のポケモン映画。第1作は1998(H10)年の夏休みに公開された「劇場版ポケットモンスター・ミュウツーの逆襲」。ミュウツーの逆襲は全米で公開され、興行収入は8,000万ドル。日本映画のアメリカにおける最高の興行記録を今でも保持しています。

 そんなミュウツーの逆襲から、破壊の繭とディアンシーまで、ポケモン映画の貴重な資料が初公開されている展示会と、ピカチュウを食べちゃう?かわいすぎるピカチュウカフェが六本木ヒルズに期間限定で登場。行ってきました!

等身大サトシ&ピカチュウ!

 六本木ヒルズにやってきました。地上では、ここに本社を構えるテレビ朝日が夏祭りを開催していて、ドラえもんがずらりと並んでいたりしますが、お目当ては朝日のドラじゃなくて東京のピカです。「ポケモンの世界を体感!」の看板にある矢印に沿って展望台へ。

 展望台への入場料が、Pokemon the movie XY展への入場料となっています。当日入館券は大人1,500円、高大学生1,000円、4歳~中学生500円。チケットを購入したら、エレベーターでぐーんと52階へ。六本木ヒルズ森タワー52階、六本木ヒルズ展望台東京シティビューが会場です。

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 まずは入口で、等身大のサトシとピカチュウがお出迎えです。サトシって10歳の割りに意外とデカい?と思ったら、頭にピカチュウが乗ってるからだね。サトシとピカチュウの背後には、これまでの17作品のポケモン映画に登場したポケモンたちがズラり。自分の一番の推しポケであるブイゼルもいて大満足。とはいえ、そのブイゼルは推しポケのサトシのブイゼルとは個体が違うんだけど。

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まずは貴重な資料&映像展示

 東京の素晴らしい景色を一望しながら、これまでのポケモン映画の資料をじっくりと見ることができます。まずは、湯山邦彦監督からのメッセージと、これまでの16作品の映像がずらり。懐かしい服を来たサトシ君の姿も見られます。

 この17年の間に、アニメはセル画からデジタルへ。映像を見比べることで時代の流れも感じます。とはいえ、ポケモンはデジタルになった今でも、手描きのよさも残されていて、絵から温かみを感じますよね。

 過去の16作品とは別に、現在公開中の映画第17作目の「破壊の繭とディアンシー」は大きなスクリーンで映画のPR映像が見られます。前売券は買ってあるのですが、まだ、映画館に足を運べていないので期待が高まります。また、ここのスペースでは映画のワンシーンに入ったかのような写真も撮れますよ。

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 歴代の全日空ポケモンジェットの模型が展示されています。初代ポケモンジェットが就航したときに、全日空ハローツアーで海外旅行をすると、ポケモンパスポートケースがもらえるというキャンペーンもありました。私は、その当時にもらったものを今でもパスポートケースとして使っています。風船をたくさんつけられたピカチュウ、懐かしいです。そしてその先は、写真撮影禁止の貴重な資料エリアです。

 ポケモン映画はどのように作られているのか。監督による概念図、設定画、絵コンテ、背景画、ゲストキャラ設定、CG映像の作り方、CG映像とアニメの融合の方法など、それぞれ携わられている方の写真やコメントとともに展示されています。

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 ここで。「まあ、そこはそうなるよね…」。脚本については歴代の脚本家の紹介もなく、さらっとしか触れられていないんですよね。お察しはしますが、できれば、察しさせられたくなかったな…という気持ちも正直あります。

 また、これまでの作品のモデルとなった外国の都市のロケハンについての展示も。行ったことのある都市が舞台ですと、あ、この景色…って思ったりしますものね。あくまでも、映画ヒットお疲れさん海外旅行ではなくて、ロケハンですよね!

 さらには声優さんのコーナーも。主人公サトシ役の松本梨香さん、ゲスト声優扱いなのに全作に出演している山寺宏一さん、中川翔子さんの思い出のシーンが紹介されているとともに、メモ書きがされている実際に中川翔子さんが使った台本の展示もありました。

 台本にはちゃんとシリアルナンバーが入ってるんですね。転売・流出防止なんでしょうね…。

記念写真ゾーン&歴代映画ポスター展示

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 いろんなポケモン、と言っても平面イラストですが…と一緒に記念写真が撮れるエリアからは再び撮影OKゾーンです。お気に入りのポケモンと一緒に写真を撮る子どもたちの姿が印象的でした。

 続いて天井には、これまでの全作品の映画のポスターが。これは懐かしい。ミュウツーの逆襲のトゲピーとか、ルギア、エンテイ、セレビィ、ラティアスとラティオス、ルカリオ!どの作品もポスターを見るだけで情景がよみがえってきますね。

 ここを通り過ぎる前に!振り返りましょう。すると「ピカチュウのなつやすみ」「おどるポケモンひみつ基地」など、同時上映の短編のポスターも。こうやって見ますと、最初期のピカチュウって太いよね。あー、プラスルとマイナンもかわいいいよね~。

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 さらに、ステージ状になっている写真撮影コーナーでは、今回の映画に登場するポケモンたちが。ルチャブルもいますし、もちろんヤヤコマはヒノヤコマに進化しています。ここで、ニャースが変な顔をしてるのですが、小さな女の子がどうしてもこのニャースと一緒に写真を撮りたかったようで、母親に構図を何度も指示して撮ってもらってたのが微笑ましかった。確かに、このニャースは何かたくらんでそうないい顔してた。

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かわいすぎる!ピカチュウカフェ

 さあいよいよ「ピカチュウカフェ」です。混雑時には1時間以上の待ち時間が発生しているというピカチュウカフェ。私たちは平日の夕方という時間が良かったのか、ほとんど待ち時間無しで入ることができました。

 まずは食券を購入して列に並びますと、テーブルを案内されます。ですので、カフェテリア形式ですが、席を先に押さえなきゃ!ですとか、そういうことはありません。

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 このピカチュウカフェ、ピカチュウがストローでドリンクを飲んでるイラストがお店の看板になっているのですが、そのイラストのかわいいこと!このイラストのグッズがあったら速攻で買ったのに、残念ながらこのイラストのグッズはありませんでした。

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 いただきますー!まずは「ピカチュウのカレー(1,180円)」。ターメリックライスがピカチュウの顔に。ビーフカレーには星の形をしたトッピングがあしらわれていて、かわいくまとめられています。ブロッコリーはピカチュウが倒れないように支えてる感じかな。

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 食事メニューは、500円プラスで「オリジナルコースター付Pokemon the movie XY展 フルーティーフロートセット」になります。カレーをセットにすると、これまたかわいいピカチュウのプリンがついてきますよ。

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 一方こちらは、クリームたっぷり、フルーツたっぷりの「ピカチュウパンケーキ(980円)」。ピカチュウの焼印がこれまた飛び出してきそうな躍動感です。

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 食後のデザートにオススメは「ピカチュウの10まんボルトパフェ(880円)」フルーツのパフェの上には、ピカチュウの形をしたマンゴープリンが。何が10まんボルトかというと、ピカチュウのまわりの青いパリパリのところを食べて、水を飲むと…「パチパチ!」っと10まんボルトが口のなかでハジけます。

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 今回はセットで注文しましたが、単品ですと700円の「Pokemon the movie XY展 フルーティーフロート」は全部で6種類。キウイはハリマロン、ストロベリーはディアンシー、ケロマツはブルーオレンジ、ゼルネアスはブルーベリー、フォッコはオレンジ、イベルタルはざくろ味となっています。

 こちらはコースターとセットになっていまして、味よりもそのコースターがメインですので、注文は番号や味ではダメです。言い直しさせられます。私が最初「1番と2番で」と言ったら「え?それは?」という顔をされてしまい、「ハリマロンとディアンシーで!」と言ったら笑顔で復唱されました。しかも伝票にもちゃんと「ハリマロン」「ディアンシー」と書く徹底ぶり。恥ずかしがらずにポケモンで注文です。

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 急だったにもかかわらず、ツイッターのフォロワーさんがつきあってくださいまして、あまりの食事のかわいらしさに、妙にハイテンションな姿を見られてしまい、今となってはやや恥ずかしくもあったりします。ポケモンクラスタでないにもかかわらず、おつきあい本当にありがとうございました。ひとりだったら、これだけのメニュー食べられませんでした。

 他にも「ピカチュウのカレーまん(400円)」「モンスターボールのオムハヤシ(1,280円)」「ピカチュウのテリヤキバーガー(1,080円)」「モンスターボールのデザートプレート(880円)」さらにお子様メニューとして未就学児限定の「お子様セット(980円)」も用意されています。

 ピカチュウにスプーンを突き刺すのをためらってしまって、口をつけるまでに時間がかかってしまったのは内緒です。いやほんと、それくらい実物かわいいですからね。

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 カップルは景色を眺めながらの席に、家族連れは大きなテーブルに案内されるのですが、運がいいと、ディアンシーと一緒に食事ができます。

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ポケモンセンター出張所には限定商品も!

 2つフロアを降りて、50階には「ポケモンセンター出張所 in Pokemon the movie XY展」がありまして、ポケモンセンター商品はもちろんのこと、今回の展示会限定のグッズも売られています。先ほど展示のあった、歴代のポケモン映画ポスターがポストカードになったセットや、ポケモンがプリントされたマシュマロ、Tシャツ、ポケモンオーナメントを選んで自分だけのオリジナルバッグが作れる「ルートートーファクトリー」も。

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 さらにこれまでの映画のゲストポケモンたちをあしらった缶バッジや、展示会デザインのラングドシャークッキー、クリアファイルと、ほしいものいっぱいです。注目はショッパーです。ショッパーも今回の展示会デザインで、六本木ヒルズが描かれています。これは思い出になりますね。六本木ヒルズまでもがデザインされているということは、もう完全に今回限定ですものね。仮にこのXY展が他の地方に巡回することがもしあったとしても、そのときは六本木ヒルズの絵にはならないわけですからね。いや、この展示会は資料が貴重すぎて巡回は無いかも。

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 ポケモンの映画がこうやって作られてるんだ…という資料の数々には思わず見入ってしまいましたし、ピカチュウカフェはほんと、歳を忘れて大はしゃぎしてしまいました。9年前に名古屋で開催された「ポケパーク」での「ニャースのパーティカフェ」以来の興奮でしたね。あっという間に周囲はまっくら、ガラスの向こうは夜景に。

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 設定画を1枚1枚じっくりと真剣に見てた中学生くらいの女の子、きっとすごい刺激を受けてたんだろうなあ。あと、外国人の多さにびっくりしました。やっぱりポケモンってのは完全に世界的なものなんですね。ポケモンキッズなら、うみのむこうでも、ピッピカチュウ!

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 夜10時までやっていますので、しっとりと大人の雰囲気でピカチュウカフェというのもいいかもしれません。ポケモンクラスタのカップルにはデートに使えますよこれは。「XY展のチケット2枚あるけど~キミを誘う勇気足りない♪」ってな時は、あと25メートル泳いだら今度こそ、声をかけよう!

「Pokemon the movie XY展~六本木ヒルズ展望台でピカチュウに会おう!~」は、8月31日(日)まで、六本木ヒルズ森タワー52階、展望台東京シティビューでただいま開催ピカピカまっさいちゅう。開館時間は10:00~22:00、最終入館は21:30となっています。

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コメント

  1. Masaya より:

    お久しぶりです。。。<(_ _)>
    この展示会――私は見に行けなかったのですが、随分と、満喫されたみたいで。
    さて、山寺宏一さん。
    意外でしょうが、実は、一度だけレギュラー版に出ているんですよねぇ。
    それは、カモネギが出て来た話で、山寺さんはカモネギの声を演じています。
    ただ個人的には――その話は、我が愛しの、カスミのコダックが出て来た話でもあり、自分としては、そっちを基準にして考えているんですけどね。。。( ̄ー ̄;)
    それにしても、ポケモンの世界観なんですが。
    自分は、『ゴールデンスランバー』の様な”ハードボイルド&リアリティ”の世界観で進行しても、意外と合っている気がします。
    “架空の地名”はさて置き――これは、他作品でもあることなので――。
    ポケモンでよく言われる”ファンタジー”の要素が、実は、生き物としてのポケモンの存在に封じ込める事が出来るところがあり、人物描写に関して言えば、実は、実際の人間と変わらない描写で描かれているからです。
    だから、個人的に、『ゴールデンスランバー』などの要素を持たせたとしても、意外に合う気がするのですが、TOPPYさんから見れば、どうでしょうか?
    ……長くなりましたが、今後の記事を、楽しみにしています。
    それでは、またです。。。(^ー^)ノ~~~~

  2. トッピー@管理人 より:

    >Masayaさま コメントありがとうございます
    覚えていますよ、山寺宏一さんのカモネギ。
    当時何かでちょっと話題になったような…。
    ポケモンの世界におけるポケモンとは、
    人間界の動物と同じような存在なのかどうか、というのは
    難しいところですね。意思疎通の度合いから言っても、
    動物とは位置づけが違う…となると、
    サトシたちは肉は何を食べているのか、気になるところでです。

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