そりゃぁドラゴンズだがね

ナゴドにスターマン初登場!ドラ球団新記録も後味が...12.07.07

記事公開日:2012年7月8日 更新日:

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★ベイスターズの新キャラがナゴヤドームに初登場
★OBトークショーにモリミチシート
★本拠地では強い!けど後味はちょっと

 関東で15連敗中なのに、本拠地ナゴヤドームでは球団記録タイの12連勝中という、見事なジョイナス地元愛を遺憾なく発揮している中日ドラゴンズ。その球団新記録がかかった、横浜DeNA戦を見にいってきました。

 今年から横浜DeNAとなり、ホッシーファミリーに代わって新マスコットとして登場した「DB.スターマン」がナゴヤに初登場。その他にも、この日はとにかくいろいろなことがありました。球団新記録で快勝!と言いたいところなのですが、後味は...。

スターマンとdianaが登場!え?フルメンバー?

 午前11時からのD-STAGEには、横浜DeNAベイスターズから、マスコットのスターマンと、チアリーディングチーム「diana」が登場。あれ?dianaの人数多くない?と思ったら、なんと20人いるではありませんか。まさかのフルメンバー?チアドラよりも多いね。

 ハムスターなのかモンスターなのかよくわからないというスターマン。なるほど。スターがベースでありながらも、かわいらしさがあるのはそこから来ているわけですね。コロコロとまんまるな割には動きは結構がんばってる感じ。スターマンにはこのあと、7回裏終了後に驚かされます。

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OBトークショー&モリミチシート

 D-STAGEのラストには、ドラゴンズOBの牛島和彦さんによる30分間のトークショーがあり、CBCの角上アナとともに登場です。冒頭から話題は「関東でなぜ勝てないのか」。やっぱり、ここまで成績に差が開いてしまいますと、なぜだろうという思いは強くなりますよね誰でも。そして後半の質問コーナーでは、野球少年の質問からミニ野球教室という様相になりました。

 さらにこの日は、高木監督と板東英二さんによる「モリミチシート」が設定され、ハンディキャップのある子どもたちらが招待され、ドラゴンズの試合を楽しみました。グラウンドには板東さんの姿も。その声援に応えてか、ドラゴンズは序盤から飛ばします。

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愛知トヨタDAY!試合開始!

 また、この試合は「愛知トヨタDAY!」ということで、先着入場者2万人にビンゴカードが配られ、「ナゴヤドーム史上初!2万人巨大ビンゴ大会」が開催されました。ビンゴカードに記されていたのは数字ではなく車。トヨタの車でビンゴです。

 なのでてっきり、車が当たるのかと思ったら、そうではなく、レプリカユニフォーム、トートバッグ、カンフーバットでした。まあ、それでも自分はハズれでしたが。

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2回裏[D]3-0[B] 序盤で3点!

 さて試合です。中日の先発は中田投手ということで、「今日も試合時間が長くなりそうだな...。」と覚悟します。ところが、その覚悟は逆の方向に働きました。

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 2回裏、1アウトから井端選手が左中間にツーベースヒット。続いてこの日スタメン登場となったディアス選手が続き1・3塁。そこで森野選手がタイムリー。1点を先制です。

 さらに谷繁選手がツーベースヒットで続き、2点追加。序盤から3点リードという興奮の展開。球団新記録の本拠地13連勝がぐっと近づきます。

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3回裏[D]7-0[B] 打って打って打ちまくって7点差!

 続く3回も止まりません。1アウトから和田選手、ブランコ選手、井端選手と3連続ヒットで2点追加して5対0。

 2アウトから、森野選手がフォアボールを選び、谷繁選手がデッドボールで満塁としたところで、中田投手が打席に。なんとそこでタイムリーヒット、1点を追加して6対0。さらに荒木選手がヒットで1点追加。7対0とするものの、2塁を回った中田選手が3塁でアウトとなってしまいます。

 それでも、この猛攻にはナゴヤドーム大興奮。こんな大量得点は久しぶりです。

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4回裏[D]9-1[B] 入れられるも入れ返します

 4回表、中田投手は石川選手、内村選手に連続ヒットを浴び、中村紀洋選手にフォアボールを与え、なんとノーアウト満塁としてしまいます。そこでラミレス選手が犠牲フライ。1点を返されます。さらに筒香選手にもフォアボール。重い空気がナゴヤドームに立ち込めますが、その後の2人を空振り三振でなんとか切り抜けます。

 4回裏もドラゴンズは止まりません。先頭の大島選手がヒットを放ち、この時点でスタメン全員がヒットという快挙。続く和田選手がツーベースヒット、ブランコ選手もタイムリーで9点。ベイスターズを突き放します。

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5回表[D]9-4[B] いつもの中田投手に...

 4回表に、ノーアウト満塁のピンチを迎えた中田投手。続く5回表も同じようにノーアウト満塁のピンチ。しかもこの回は、1点というわけにはいきませんでした。内村選手にタイムリーを打たれ1点。中村紀洋選手の犠牲フライで1点。ラミレス選手にも打たれ1点。3点も入れられてしまいます。

 対するドラゴンズ。2年ぶりの2桁得点を見たい...という気が高まりましたが、奥さまが元テレビ東京アナウンサーのこの日4人目・林投手を前にピシっと3人で抑えられてしまいます。

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7回表[D]9-5[B] 追い上げられてしまいます

 さらに7回表、山井投手が1点を失ってしまいますが、そこまで。8回表はソト投手、9回表はソーサ投手の外国人リレーでそれぞれ抑えてゲームセット。前半のイケイケのムードのままでしたら、快勝!という感じもしたのですが、さすがに5失点は水を差されます。

 ヒーローインタビューは、投打に活躍した中田投手...ではありませんでした。さすがに、あの失点でお立ち台は立ちにくいかもしれませんよね。お立ち台はブランコ選手でした。

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スターマンとバック転対決!

 さて、3回終了後には新たに、テレビ愛知が制作した「ドアラのマーチ」が流れるようになるなど、演出が増えています。試合前のPVはCBC、スピードボールコンテストと選手呼び込みは東海、そしてこれはテレビ愛知と、中日グループでしっかり固めて、よそ者の入り込む余地は相変わらず全くありません。

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 たくさんの演出がありますが、やはり注目は、7回裏終了後のドアラのバック転タイムですよね。

 なんと今回、あのコロコロのスターマンがバック転対決をするというのですから驚きです。まず、バック転のスタート位置に行くまでが長い!そしていよいよバック転...あれ?いや、それ、側転でも前転ですらないという感じで、床の上でコロコロと転がるスターマン...。

 でも判定は...なぜか「成功!」

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 しかし、スターマンが時間を使いすぎてしまったために、ドアラは急いでバック転。ひねりをいれずに成功です。互いに成功!ということでいいのかな。

 二桁得点とはいきませんでしたが、球団新記録をともなって、スタメン全員安打で快勝!のはずなのに、やっぱり5失点が心に響きましたね...。なんて書くと、関東のドラゴンズファンに怒られてしまいますねきっと。いやあ、球団新記録で大量得点勝利!よかった!嬉しい!楽しい!

 ただ、七夕の日だけに、年に一度のことにならなければ良いのですが...って書こうと思ったら、高木監督がそのコメントしてた。

7/7 1 2 3 4 5 6 7 8 9
DeNA 0 0 0 1 3 0 1 0 0 5
中日 0 3 4 2 0 0 0 0 x 9

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