- 前日は来てたんだけどね…レオ
- 途中までは完全勝ちパターンだったのに
- 記録を前にすると守護神も…
ナゴヤドームに西武ライオンズ戦を見に行ってきました。
ライオンズ戦は昨年も見に行っていまして、昨年は日曜と月曜の2連戦のうち、なぜか月曜だけにレオがやってきて、観戦しに行った日曜にはやって来ず、非常に残念な思いをしました。今年もライオンズ戦は日曜と月曜、そこで今年は月曜の方のチケットだったので、「今年こそは!」と思っていたのですが、何と今年は逆。日曜だけにレオがやって来るということで、またもや肩すかしを食らってしまいました。
しかしです。この試合には大きな記録がかかることになり、期待が高まったのです…が…。
復活の兆し・やっぱり和田選手
ドラゴンズの先発は川井投手。昨年、開幕11連勝で球団新記録を樹立するも、その後5連敗と不調に。そして今シーズン、5月24日の楽天戦で6回を無失点に抑え、勝利投手に。復活の兆しが見えてきただけに、期待が高まります。
1回表、川井投手がライオンズ打線を3人でビシッと抑えると、さっそくその裏、味方が援護です。大島選手と森野選手がヒット、そしてブランコ選手がフォアボールで満塁となったところで、和田選手がタイムリーヒットで先制です。
しかしこの回はその1点どまりです。
そういえば、なぜか3塁側の外野に、和田選手を応援する集団が。きっとドラゴンズファンなのでしょうけど、3塁側だし、古巣だし、西武ファンが相手チームとはいえ和田選手だけは応援しているのか、と、勘違いしてしまうような状況でした。
援護は続き・期待が高まる
2回表は4人、そして3回表は3人で川井投手が抑えるとその裏、ブランコ選手がレフト方向にホームラン。さらに和田選手がツーベースヒットと続き、井端選手も右中間にツーベースヒット。この回2点追加で、3対0とし、川井投手の2勝目と、もうひとつ、大きな記録が頭をよぎり始めます。
そう、この日岩瀬投手がセーブを決めるとその数、通算250。その時点で、岩瀬投手は名球会入りとなるのです。この、通算250セーブで名球会入りという規定が設けられたのは2003(H15)年のことで、規定変更後に入会資格を取得した選手は2人いるものの、250セーブ達成と同時に名球会入りという事例はまだこれまでに無く、この日、岩瀬投手にセーブが付くと、西武を前に250セーブ達成、初の同時名球会入りという歴史的な瞬間を見ることができる…ということで、ナゴヤドームは次第にそんな雰囲気に包まれていきます。
試合は大きく動きません
岩瀬投手にセーブがつくためには、基本的には「3点以内リードの場面で登板し1イニング以上登板」なので、4点以上の点差がついてもいけません。4回、5回と両チームとも3人で攻撃を終了し、6回は裏に藤井選手がヒットを打ったのみ、そして7回は表に栗山選手がヒットを打ったのみと、試合は完全に投手戦。ドラゴンズが3対0と、3点差でリードしたままの状態が続きます。
ここで、ドアラのバク転タイム。ドアラのバク転は、公式には「試合を占う」ということになっていまして、まさかのバク転失敗。完全にナゴヤドームに「水を差す!」状況となってしまいました。まさかこれが、暗示になっていようとは。
いつものパターンだったのに
8回表には浅尾投手が登場。もう、いつもの勝ちパターンです。ここで、上本選手にソロホームランを打たれてしまいますが、それ以外は抑え、3対1。
その裏、ドラゴンズは西武4人目の大沼投手を前に、和田選手、井端選手、藤井選手と3人で抑えられ、追加点を入れることはできず、2点差のまま、9回表を迎えることになりました。
守護神登場
2点差で9回表、となれば、いつものとおり守護神・岩瀬投手の登場です。この回を抑えれば250セーブ。大記録が目前に迫り、ナゴヤドームは興奮に包まれます。
先頭の片岡選手にレフトヒット、続く中村選手にセンターヒット、中島選手にフォアボール…。満塁…。なんかそのあたりまでは記憶があるのですが…。
気付くと試合は終わっていました。
4対3。岩瀬投手の大記録達成もならず、そして川井投手の2勝目も消え…。
久々の敗戦観戦となりました。今シーズン初です。大記録が見られるかと…肝心の9回表までは勝ちパターンだっただけに、このショックは大きすぎます…。
協力
ももたろうさん
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