名古屋も関西も試合終了まで放送!の日に限って…ナゴドでサンテレビ3連戦-阪神戦 15.09.04

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  • 珍しく名古屋でも関西でも地上波で試合終了まで放送の日に…
  • 速すぎる試合展開…7回までは何も起きず
  • サンテレビはビジターでも本気の中継なんですね

あの連勝でV字回復なんて思った時期が僕にもありました…と思いながら、かつては相手チームにとって鬼門だったはずの、ナゴヤドームでの阪神戦を見に行ってきました。

最近キー局では、地上波のテレビ中継が縮小傾向にあります。そんななかでも、名古屋では今もドラゴンズ主催ゲームについては、キー局の番組を移動してでも中継が行われていますが、放送時間が延長されることはほとんどなく、最後まで試合が見られる機会は少なくなってきました。

ところがこの日は、中日の本拠地である名古屋でも、阪神の本拠地である関西でも、試合終了まで放送されるという珍しい日。「さあ、長時間試合どんとこい!」「吉良吉田の人帰られへん」くらいになってもいい!なんて思っていたのですが…。

燃えドラPOINT サクサク投手戦

この日は、名古屋をはじめとする東海北陸7県では「東海北陸スペシャル」として、NHK名古屋がこの試合を中継。メインチャンネルでの放送時間は午後8時45分まででしたが、その後も、複数の番組を放送できる地デジの機能を活用して、サブチャンネルで引き続き放送。試合終了まで放送する予定となっていました。

この地方では、NHK名古屋放送局と三重テレビのみがこのサブチャンネルでの放送延長を行っており、三重テレビでも、中日ドラゴンズ主催ゲームに限ってですが、試合終了まで放送を行っていて、「プレイボールからゲームセットまで」をキャッチフレーズにしています。

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一方、阪神の本拠地では、神戸・サンテレビジョンがこの試合を中継。サンテレビは普段から、タイガースの中継は試合終了まで放送を長年貫いており、サブチャンネルの活用などではなく、試合が延びても延びても試合終了まで中継して、うしろの番組を下げる措置をとっています。1992(H4)年9月11日には、阪神-ヤクルト戦が試合時間6時間26分という最長記録となっているのですが、サンテレビは日付をまたいで翌日の0時41分まで中継したのです。

ですから、サンテレビが試合終了まで放送するのは普通のことであり、特筆すべきことではないのですが、名古屋と関西の両方が…というのが珍しかった、という話です。

ただ、そんな日に限って…。午後6時に試合が開始されると、1回の両チームの攻撃は計10分で終了。3回裏が終わって6時35分。7回裏終了後に行われるドアラのバック転が8時前と、メッセンジャー投手とネイラー投手の投げ合いで繰り広げられた投手戦は、サクサクすぎる展開です。7回裏終了の時点で両チーム無得点…。

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きゃわドラPOINT 元チームメイトは話も弾む

両チーム無得点の最後の回となった7回表。先頭の福留選手がデッドボールで出塁すると、ファーストを守る森野選手と何やら話している様子が。かつてのチームメイトですから、積もる話もあるのでしょう。この日、福留選手は阪神の4番。複雑ですね。

しかしそのあとは、ゴメス選手をレフトフライ、今成選手をセンターフライ、愛知県瀬戸市出身で、中京大中京高校から慶応大学、そして阪神にドラフト1位で入団した伊藤隼太選手は空振り三振と、ネイラー投手がピシッと締めるのですが…。

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萎えドラPOINTあれよあれよと8回...

8回表、ネイラー投手が崩れます。先頭の藤井選手にフォアボールを与えると、メッセンジャー選手はきっちり送りバント。鳥谷選手がタイムリーツーベースで1点先制を許します。そこで上本選手にフォアボールというところでピッチャー交代です。

マウンドには浅尾投手。マートン選手はセカンドゴロに打ち取るのですが、福留選手にタイムリーヒットを打たれこの回2点。さらに9回は岡田投手と祖父江投手、フィルダースチョイスで1点献上。

9回裏は呉昇桓投手に3人で抑えられ、そのまま0対3で試合終了となりました。試合終了は8時40分。NHK名古屋で見ていても、8時45分にメインチャンネルからサブチャンネルに切り替わる前に収まる速さです。

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キニドラPOINT サンテレビは本気ですね

この日は、NHK名古屋とサンテレビでの中継。名古屋の放送局の場合、ビジター試合の中継は、1台だけ自社のカメラを入れて、他は地元局や公式映像を使って混ぜて放送するなんてことがあるのですが…。

サンテレビは違いますね。この3連戦は、金・土・日と3試合ともにサンテレビがナゴヤドームに乗り込んで中継。球場じゅうのカメラを見てみますと、カメラにちゃんと「SUN-TV」という文字の入ったカメラがずらり。まるで地元での中継がごとく、サンテレビのカメラがナゴヤドームに入ってるんですね。

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かつて、ナゴヤ球場で近鉄バファローズの試合があった頃は、KBS京都が同じように自前のカメラの中継車を置いて中継することはありましたが、あれは、KBS京都しか中継していなかったわけですからわかります。

でも、今回の試合は、NHK名古屋との並行中継ですからね。さすがに、一部とはいえNHKの映像を使うということはできないですよね。あ、でも、J SPORTSのカメラもあるよね…なんて思っていたのですが。

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3類側のベンチ横にあった1台のサンテレビのカメラが、他のカメラの向きとは全く違って、ずっと阪神のベンチの様子をすごい角度で映し続けているのを見て、「サンテレビボックス席」はやっぱり、ガチタイガースの中継じゃないといけないという使命があるんだなと、感じました。一部とはいえ、他の映像を混ぜるなんてあり得ない。100%タイガース愛の映像でなければ、サンテレビの中継ではないということですね。

9/4 1 2 3 4 5 6 7 8 9
阪神 0 0 0 0 0 0 0 2 1 3
中日 0 0 0 0 0 0 0 0 x 0

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