盛り上がったナゴヤドーム!日本シリーズまだまだ3勝 07.10.31

広告

写真

広告

2007年10月31日 日本シリーズ第4戦 日本ハム×中日

53年ぶりの日本一を目指す中日ドラゴンズと北海道日本ハムファイターズの日本シリーズ。札幌での勝敗は五分の1勝1敗。そしてナゴヤドームでまずはドラゴンズが1勝して2勝1敗として第4戦を迎えました。

初戦はダルビッシュ投手に1点に抑えられたものの、2戦と3戦で合計17得点。このままの勢いで…と言いたいところですが、落合監督の言うとおり、日本一へ!と浮かれるのではなく、1つ1つの試合を勝って行かなければならない、ということで、ファンとしてもそう騒がずに、まずはその日の試合を応援するという心構えで、今日もナゴヤドームにやってきました。

ナゴヤドームの横には、イオンナゴヤドーム前ショッピングセンターがあります。吹き抜けの空間には、竜が空に昇っていくオブジェが配されていて、ドラゴンズの主力メンバーが掲げられています。

そしてイオンのところどころには「イオンはドラゴンズを応援しています!」という広告が。しかし、ライバルの地元スーパー・ユニーには「ユニー・アピタはドラゴンズだけを応援しています!」というキャッチフレーズが。そういうことを言うってことは、イオンは他の地方へ行くと浮気してるんだろうな。

写真

イオンではクライマックスシリーズの名場面を写真で振り返る展示も行っていて、見ているとあの5連勝の興奮が甦ります。それらの写真で気分が高揚したところで、ナゴヤドームへと入場です。

写真

第4戦の先発は、そのクライマックスシリーズ第2ステージの初戦で、巨人にサプライズと言われた小笠原投手。NHKの番組で落合監督が言っていたのですが、巨人が得意な小笠原投手の起用は当たり前であり、奇襲と言う人は中日のことをわかっていない…だそうです。

初回いきなりウッズ選手のエラーから始まり、これまで静かだった稲葉選手がショート方向へのライナー、そしてセギノール選手にフォアボールとピンチとなるも、小谷野選手を見逃し三振として何とか切り抜けます。

その裏、荒木選手がサードへヒットを放つと、井端選手がデッドボール。森野選手が送って2・3塁とすると、ウッズ選手のサードゴロがエラーとなり中日が1点を先取し今日も先制。李選手のファーストゴロで2対0とします。

写真

3回表、稲葉選手がセンターオーバーの2塁打を放つと、続くセギノール選手にフォアボールを与え1・2塁とされ、そこで小谷野選手がライト方向に長打コースとなりそうな球を放つのですが、シーズン中は守備が良くないと言われた李炳圭選手が全速でフェンスにぶつかりながらもキャッチ。ファンから大声援。見せてくれました。

写真

それにしても、主砲ウッズ選手は今年も日本シリーズになると静かになってしまいました。今日も初回のエラーを誘ったサードゴロのみで、その後は三振、セカンドゴロ、三振。眠れる獅子じゃない眠れる竜は眠ったままなのでしょうか。

セギノール選手が出塁すると、ウッズ選手と何やら話している様子が見られるのですが、一緒にいるとウッズ選手は小柄に見えて、なんだかかわいい感じさえしてしまいます。いやいや、かわいいだなんてとんでもない明日は期待してます!

写真

5回表に小笠原投手が2アウト満塁のピンチを迎えると、監督は2番手の鈴木投手にスイッチ。しかし出てきていきなりフォアボールで押し出し。2対2の同点となってしまいます。鈴木投手はその後立ち直り、無安打で何とか切り抜けます。

その裏、ドラゴンズはワイルドピッチで1点をもぎとり3対2とします。

外野では日本ハムおなじみの3人が集まって膝を着き何やら話しています。新庄選手を思い出しますね。今日はグラブを頭に乗せてはいませんでした。

写真

試合は7回裏に動きました。井端選手がフォアボールで出塁すると、森野選手がライト方向に2塁打を放ち2・3塁。続くウッズ選手は三振してしまうのですが、中村紀選手がセンター方向にヒットを放ち、中日に貴重な追加点が入り4対2となります。中日ファンの応援は最高潮。

写真

中日はその後、平井投手、岡本投手と打たれながらも無失点で切り抜け、9回表には守護神岩瀬投手が登場。佐々木主審のストライクのアクションはとても見ていて気持ちがいいもので、岩瀬投手がピシっと1球ストライクを決め、佐々木主審がアクションをする度にドームは沸き立ちます。

写真

岩瀬投手は見事3人で抑えてゲームセット。中日は日本シリーズ3勝1敗とし、53年ぶりの日本一に王手をかけました。

写真

監督インタビューです。落合監督は、王手は掛かったけれども、明日の試合に全力を傾けるだけと言い、前のように優勝したわけでも無いのに感極まる様子を見せるようなこともなく、終始冷静でした。

写真

ヒーローインタビューは中村紀選手と岩瀬投手。中村紀選手はパリーグ時代から、武田久投手には抑えられていたので何とか打ちたいと思っていたとコメントし、岩瀬投手は今シーズン一番良かったと力強い言葉。

写真

ドーム内は勝利の瞬間「あと1勝」コール。でもそれ、私は3年前にもナゴヤドームで聞いているのです。まだまだ3勝です。あと1つ勝つまでは、喜んだり浮かれたりすることは無いよう自制しています。ドラゴンズの選手の皆さん、明日も頑張ってください。

さて、明日の日本シリーズ第5戦はNHKBS第1と、テレビ東京系列での放送となっています。テレビ東京系列の場合、系列6局と東海・関西エリアの独立UHF局7局での放送となります。

ということは、このナゴヤドームでの試合が岐阜放送(ぎふチャン)でも流れるということです。

かつて一時期ナゴヤ球場時代にはあったのですが。普段、ナゴヤドームのゲームは岐阜放送では一切放送がありません。

今シーズン、テレビ東京がナゴヤドームから中日対巨人を放送した際にも、岐阜放送のテレビは普段その時間、テレビ東京の番組を放送しているにもかかわらず、岐阜放送にはネットされませんでしたし、クライマックスシリーズもナゴヤドーム分は岐阜放送のテレビでのネットは予定されていませんでした。

また、岐阜放送のラジオは普段、アール・エフ・ラジオ日本のジャイアンツナイターをネットしているのですが、こちらもナゴヤドームの中日対巨人戦は、ラジオ日本では放送されるものの、岐阜放送のラジオではネットされず、音楽番組に差し替えとなります。

しかし今回、岐阜放送のラジオでは日本シリーズ全試合が中継されており、また、明日の第5戦は、ナゴヤドームから岐阜放送のテレビでも放送されます、これは史上初のこととなります。

さすがに日本シリーズは、中日ドラゴンズも岐阜放送に配慮したのか…と思ったら大間違い。

日本シリーズは試合の主催が中日ドラゴンズではなく日本野球機構なので、中日ドラゴンズがいつもやっている、岐阜放送の排除がなされなかっただけのことです。

なぜ中日は岐阜放送を排除するのかって?岐阜放送は純粋な岐阜新聞系の会社です。つまり、中日新聞とは敵対関係にある会社だからです。ただそれだけのこと。

とにかく、明日だけは円満にこの地方が一丸となってドラゴンズを応援しようではありませんか。ね。

関連情報

コメントはこちらから

Loading Facebook Comments ...

コメント

  1. yohei より:

    いつも楽しく読んでおります。yoheiと言います。
    コメントさせていただくのは初めてになります。
    日本一ですね。たいへん嬉しく思います。
     一番彦野が塁に出て
     二番立浪ヒットエンドラン
     三番ゲーリータイムリー
     四番落合ホームラン
    という時代からずーっとドラゴンズでやってきた立浪選手にしてみれば感無量だと思います。落合監督がインタビューでも言っておられましたが、来年はリーグ優勝した上で、中日にとって初の日本一連覇を達成して欲しいです。来年も応援するぞー!
    (2007/11/01 10:15 PM)

  2. トッピー@管理人 より:

    >yoheiさま はじめまして こんにちは
    とうとう、日本一ですね。私はいつも立浪選手のシャツを着て応援しています。代打で立浪選手が告げられた時のナゴヤドームの雰囲気はたまりませんね。
    リーグ優勝しての日本一、来年こそは完全制覇を目指して欲しいですね。来年もナゴヤドームに行って応援したいと思います。有言実行って本当にカッコいい、落合監督ありがとう!って感じです。
    (2007/11/04 2:09 AM)

タイトルとURLをコピーしました