オイシイもの食べたよ! オイシイレポート

台湾式ティータイムで癒される花果(ホアクア)

記事公開日:2007年1月22日 更新日:

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※現在は昭和区台町にて「東南アジアカフェ・花果」として営業しています。

 本格的な台湾茶と、台湾とベトナムのデザートを出すお店が瑞穂区にあります。その名は「花果(ホアクア)」。花が咲いて実がなるという中国語の「開花結果」と、ベトナム語でくだものという意味のホアクアをかけています。オーナーさんは実際に台湾に在住経験があり、その間に現地で料理を勉強されたとのこと。

特に台湾茶は充実していて、体調や気分に合わせて選べるようになっています。私は最近、ちょっと身体的にも精神的にも疲労がたまっているかも...ということで、台湾茶と台湾デザートに癒されに行ってきました。

台湾で料理修行

 お店は瑞穂区の環状線沿い。地下鉄桜通線の瑞穂区役所駅南にあります。店内に入るとアジアな感じの雑貨がずらりと並べられていて雰囲気があります。私はシンガポールやマレーシア、タイには行ったことがあるのですが、残念ながら台湾とベトナムは未体験です。

台湾には旅行に行こうと思ってはいるのですが、実行に踏み切れていません。でもこのお店なら、本格的な台湾の味を名古屋にいながらにして味わうことができます。

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 私が最初に注文したのは、「川貝陳皮茶(チュワンペイツェンピーチャ)」。どうもこの日は喉の調子が良くなかったので、メニューにあった「のどに効く」という文字に思わず惹かれました。効果はそれだけではなく、胃の働きを活発にして、風邪や食欲不振の際にも良いとのことです。ポットのなかにはレモンとみかんの皮が入っています。おかわりは何度でもできますが、全部飲んでしまうと味が出ないので、半分飲んだ時点でおかわりをするかどうか判断してくださいとのことでした。

 小さなお猪口に注いで口に運びます。口に含むと「おおー」という感じ。中の果実はあらかじめ漢方の砂糖漬けになっていて、砂糖の甘さとはまた違った甘さが口いっぱいに広がります。そして飲み込む際には、じわーっと喉に広がる感じがして、確かに喉によさそうです。

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疲労感の強い時のデザートも

 そしてデザートもいただくことにしました。疲れたときに効くオススメのデザートはありますか?と伺うと、「桂圓蓮子(グェイユェンリェンズ)」を薦めてくださいました。これは紅なつめ、黒なつめ、蓮の実、クコの実、白きくらげ、龍眼を煮たもので、補血、疲労回復に効果があるとのこと。ホットかアイスか選べるのですが、疲労を回復するとともにやっぱり体を暖めたいということでホットをお願いしました。

「なつめの味がくせがあるかも」と仰るとおり、一口目はその独特な香りと風味に驚きましたが、食べているうちに慣れ、さらに先ほどの川貝陳皮茶との相性がとてもよく、実を口に含んでお茶を飲むと、じわーっと口のなかが甘さで溢れました。また食感が面白かったです。ちなみにこちらのお店で出されるデザートは全て手作りの本格派です。その日の自分の状態と、お店の方のアドバイスでチョイスしてみるといいかも。

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 友人と一緒に行ったのですが、友人は普通にレモンスカッシュを注文。でもあなどることなかれ、それも本格派。自分で味を調節することができるのです。

ランチタイムから一杯まで

 このような喫茶としての営業だけではなく、ランチメニューやビール、カクテルメニューも充実しています。営業時間は午前11時から深夜0時まで、火曜日はお休み、月曜は午後3時までの営業となっています。ランチタイムには台湾風の麺やベトナムのフォー、台湾風の丼やベトナムカレー、ベトナム風サンドイッチも楽しめます。

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 今回はちょっと疲れ気味だったので、癒される台湾メニューをいただきましたが、コーヒー好きとしてはベトナムコーヒーも飲んでみたいですね。また、最近流行しているタピオカミルクティもありますが、タピオカにこだわっているとのことです。

 台湾好きな人が作る、本格台湾メニュー、そしてベトナムメニューを気軽な値段で味わうことができる花果(ホアクア)。オススメです。お茶とデザートをいただいて、実際に疲労が回復した感じがしたのですが、この後すぐ徹夜をしてしまったのでまたまた疲労してしまいました。また回復しにお店に行かないといけませんね...。

追記

現在は昭和区台町にて「東南アジアカフェ・花果」として営業しています。


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