ご注意:このお店はすでに閉店しています
愛・地球博では、外国パビリオン内に設置されていたレストランで、世界各国の料理を味わうことができました。皆さんはどこの料理が印象に残っていますか?私は最終日に入ったスイス館のレストランをとてもよく覚えています。最終日だけに印象が強かったのでしょうね。チーズが美味しかった...。
そんな外国パビリオンのレストランのひとつが、名古屋市内に再オープンしたという話を耳にしまして、私の株のお師匠さんであるももたろうさんと二人で行ってきました。
ポーランド館のレストランが白川公園北に
場所は白川公園のすぐ北側。住所は「栄」であるものの、休日の人通りはほとんどなく、閑散とした通り沿いのビルにそのお店はありました。ポーランド館の「POLONEZ(ポロネーズ)」です。入口にはポーランド館に掲げてあった看板が同じように掲げてありました。懐かしい...。しかし運搬を雑にしてしまったのか、その看板はひん曲がっていました...。
リーズナブルすぎない…?
店内はそれ程広くはありません。外の人通りはありませんでしたが、店内にはお客さんが結構いて、ちょっとホッとしました。メニューを見てビックリ。ランチタイムはものすごくリーズナブル。あの万博会場での価格とは大違いです。いくら人通りが少ないとはいえ、ここは名古屋の都心。しかもビルの1階です。それほど家賃が安いわけではないはず。
こんな値段設定で大丈夫なのかと余計な心配をしてしまいます。それとも、万博はここの家賃以上に...(モゴモゴ)。
ランチにはサラダ、スープ、パンがつくとのこと。私は「ポーランド風ロールキャベツ」のCセットを、そしてももたろうさんはポーランド風ぎょうざの「ピエロギ」のBセットを注文しました。他にも「チキンサラダ」のAセット、「ポテトパンケーキ・マッシュルムソースがけ」のDセット、「本日のお肉料理」のEセットがあります。価格はDセットが1,100円、Eセットが1,500円、その他は900円となっています。
衝撃の濃厚な塩辛さ
料理は結構早く運ばれてきました。スタッフはもちろんポーランドの方。片言の日本語が万博を思い起こさせます。まずはスープ。口にして思わずびっくり。衝撃の塩辛さです。しかも味は濃厚で深いです。その塩辛さで思い出しました。何を思い出したかというと、ポーランド館の展示です。ポーランド館では、世界遺産の岩塩坑が再現されていました。このスープにはあの岩塩がふんだんに入っているのでしょう。
実は、会期中私はポーランド館のレストランに訪れることができなかったので、今回初めて味わったのですが、まさに異文化の味といいますか、見た目からは想像できない味でした。ロールキャベツの中身は挽肉ではなく、さっぱりとしたもち米のような食感で、トマトソースとよく合いました。それにしてもスープの味はすごかった。深い、深いです。
でもこれで900円は本当にお値打ちだと思います。しかし、やっぱり心配です。この場所でこの価格設定で...。
万博オフ会に
万博で知り合った人との再会や、万博を懐かしむ会などにぜひご利用下さい。スタッフがポーランド人というところがやっぱりいいですね。会期中を思い出します。このお店、決して期間限定ではありませんが、結果として期間限定になってしまった...とならないことを祈るばかりです。ランチ、オススメです。
追記
ご注意:このお店はすでに閉店しています