おでかけレポ~東海~ 三河(東愛知)

ショー・アトラクションも水着のままで!-さすが海のテーマパーク・ラグナシア

記事公開日:2010年9月23日 更新日:

写真写真

★テーマパーク全体が夏仕様
★波の出るプールは戦略必要
★まるまる一日...いや半日楽しめました

 トッピーネットではこれまで、地元のテーマパーク「ラグナシア」について、クリスマスハロウィーンのレポートをしたことはありましたが、メインの季節に訪れたことはありませんでした。

 ラグナシアにとってメインの季節。それは夏!プールシーズンです。

 しかし、かつてその収益状況が心配されていたラグナシアも、この夏は新聞報道で見る限りすごい人!プールはもはや芋洗い状態。これは...ということで、夏休みが終わり、9月に入った平日に行ってきました。これはまさに、テーマパーク全体がプールサイド!

マリンリゾートでプール

 テーマパーク「ラグナシア」のある「ラグーナ蒲郡」は、テーマパーク、ショッピングセンター、レストラン、マリーナなどからなる複合型マリンリゾートで、かつて(失礼)愛知県有数の観光地であった蒲郡を、現代的にも観光地として盛り上げる勢いで、2001(H13)年4月1日から順次オープンしたものです。

 海の近くにある複合型リゾートといいますと、この地方では真っ先に三重県桑名市のナガシマリゾートを思い浮かべると思いますが、まさにその亜流といった感じの施設で、よりテーマパーク性の強い演出となっています。

写真写真

 毎年7月上旬よりプールの営業が行われており、ナガシマのジャンボ海水プールに対して、こちらは海の近くでありながら「真水」。海水が苦手なお子さんや女の子などには嬉しいところです。

さて今回、相方とやってきたわけですが、旅先を除いて、相方と2人でわざわざ大きなプールに遊びに来るなんて、愛知青少年公園以来。モリコロパークではありません。青少年公園です。説得には相当な時間を要しました。

写真写真

今回はさすがにフリーパス

 これまで私たちは、ラグナシアに来る目的がキャラクターだったりショーだったりで、アトラクションにはあまり興味が無かったので、いつも入園券のみで入場していたのですが、さすがに今回はアトラクションフリーのパスポートで、さらにプール利用のついた「プール付パスポート」を購入です。

 こちらは大人5,000円なのですが、今回私たちは蒲郡のホテルで宿泊しており、ホテルのフロントで1割引で買うことができラッキーでした。

 さらに、プリペイドで金額を入れることができる「プリペイドバンド」を借りて、3,000円分を入金して、いざプールへ!です。

写真写真

まだまだ全然夏気分!

 今年の夏は暑かったですよね。残暑も厳しく、9月に入ったというのにまるで真夏。思ったよりも人出はあり、適度な賑わいでした。見た感じでは、9月に入っても夏休みが続いている大学生と思われる人たちの姿が多く、私たちも大学生気分で...いや、もう無理ですね。

 ラグナシアのプールは4つに別れています。波の出る「ジョイアマーレの浜辺」、静かな「ルナポルト」、子ども向けの「やどかりさんの海」、そして流れる「ウロボロスの河」です。

写真写真

浮き輪借り放題

 ここでチェックしたいのが「浮き輪フリーパス」1,000円。最初は、浮き輪なんていらないよな~と思っていたのですが、流れるプールや波の出るプールを楽しむとなると、やっぱり必要なんですよね。このフリーパスを利用すると、いろんなタイプのアイテムを交換しながら全て使うことができてしまうのです。

 私たちは最初、ダブルフロートでウロボロスの河を流れていたのですが、間もなくジョイアマーレの浜辺で波が出ると知り、ワニの形をした「クロっ子」にチェンジ!これが...。

写真写真

 ジョイアマーレの浜辺では、常に波が出ているのではなくて、この日は11・13・15時ちょうどから30分間のみ波が出ることになっていて、その時間が近づくと、自然に人が増えていきます。

 クロっ子に2人でつかまって、波とたわむれられたら最高じゃん?と思っていたのですが...。クロっ子を手渡してくれた係員さんに波で使えるかどうかを聞くと、ちょっと賛同しかねるという表情だったのが気になりつつも、波に挑戦です。

写真写真

 するとこのクロっ子。横長で、2人でつかまるには最適かと思いきや。お腹の部分が大きくなっていて、そこだけ空気がたくさん入る設計になっているため、ひっくり返るひっくり返る。とてもじゃないですけれども、波乗りとはいきませんでした。

 さらにこの波というのが、結構半端じゃない勢いで、何度か水を飲んでしまうほど。いや、それもきっとクロっ子だったからか。

 周囲を見渡しても、1人で乗りこなしていた女性を除いて、このクロっ子を使っていたどのカップルも全滅。子どもでさえ、何度かクロっ子で波にチャレンジしたものの断念。その少年は、すぐさま「マンタ」にチェンジしていました。

 交換していろんなアイテムが楽しめるシステムだからこそですね。しかしあの少年、見切りと乗換えが早かった。将来有望ですね。

写真写真

もちろんショーも見られます

 9月に入っていたので、夏休み期間中は開催されていたという「ラグナビクス」や、噴水を利用した「ファンタスティックコンサート」などは終了していたのですが、噴水ショーはあり、プール利用者の頭上に容赦なく噴水が降り注いでいました。

 もちろん、テーマパーク全体がプールサイドですから、ショーも水着のままで見ることができます。「ビバ・ピアッツァステージ」の「ガトーズ パラレル ジムナスティック」も、水着のままで。

写真写真

 さらに、宮殿ステージでの「アルディラ」も水着のままで見ることができます。この、宮殿ステージの合間を、さきほどの流れるプール「ウロボロスの河」が流れているため、ショーの間は、その区間に係員が常駐して、水しぶきをたてたり、大声を出したりしないようにと指示があります。もちろん、そのプールから見ることもできます。

写真写真

 ステージの合間を流れるプールから、両側のショーを見るだなんて、なんだか不思議ですね。

 相方はここのショーの演出や振り付けのセンスが好きなようで、ラグナシアに来るたびに必ず見るのですが、やはり夏のショーが一番ラグナシアらしい作りになってるんだなぁ~と、つぶやいていました。

写真写真

アトラクションももちろんです

 さて、アトラクションももちろん水着で利用できるのですが、そのなかで、「ゼウスの稲妻」という滑り台は意表をつかれました。地上約15メートルから、回転したり、スラロームしたりの滑り台で、滑ってる間は「あーこんなものかー」と楽しんでいたのですが、着地した瞬間「ゴボゴボゴボ」。最後の落ちる瞬間の勢いはすごいのね。コンタクトが外れるかと思いました。

写真写真

 そのほか、いわゆるジェットコースター系のアトラクションも、素足での利用は禁止されていますが、ビーチサンダルを履けば大丈夫です。これまで、ラグナシアのアトラクションには全く乗ったことはなく、特に絶叫マシンが苦手な私はそれでよかったのですが、今回はフリーパスなので乗らないともったいないのでいけません。

 でも、どうせ大したこと...と思ったらそうでもなく、「アクアウインド」では結構振られ思わず大声を、洞穴をトロッコで劇走する「パイレーツブラスト」でも面食らい、丸太のボートでズブ濡れになる「レジェンドオブラビリンス」も、水着だから全然平気~とか言ってたら、予想外の動きでビックリ。なかなか楽しめました。

写真写真

スケジュールがハード

 プールも利用してのパスポートなので、全てを満喫しないといけないのですが、なんと、9月に入ってからの平日は、営業終了が午後5時ということで、それまでにプール、アトラクション、ショー、さらにおみやげのお買物と、全てをこなさないといけないので、これが超ハード。

 食事は先ほどの「プリペイドバンド」を使って、ラーメンやアメリカンドックを急いでいただきます。他にも、飲食物を売っていたと思われるブースはいくつも見かけたのですが、どれも夏休みだけの短期バイトさんが配置されていたのか、9月ということで、営業していないのばかりでした。

写真写真

観覧車も忘れずにね

 楽しい時間はあっという間。時刻は午後5時。なんとかそれまでに全てを楽しみ、着替えを済ませ、おみやげも買い込んで、プリペイドバンドを返却して退場、となりました。でもこれだけで帰ってはいけません。

 ラグナシアのフリーパスには、ラグナシア場外「フェスティバルマーケット」にある観覧車の利用も含まれていますので、忘れずに乗っておきましょう。こちらは、ラグナシア閉園後でも乗れますので大丈夫です。

写真写真

統一感が欲しい...

 かなり駆け足なところはありましたが、しっかりと遅い夏を満喫することができました。私はかなりのネコキャラ好きなので、このラグナシアはメインキャラがネコのガトーという時点で、かなりのアドバンテージとなっています。

 なので、訪れるといつも、カドーのグッズとかお菓子とかをよく買うのですが、どうも...違うんですよね。

写真写真

 何が違うのかと言いますと、ぞれぞれのグッズやお菓子が企画された時期に左右されるのでしょうけど、それぞれの商品の絵のタッチが全然違うんです。特に最近新しく登場したものは、絵がポップな感じになっているのですが、ポップになっている...ではとどまらず、もはや別のキャラでは?と思えるような表情だったりして...。

 そこまで厳密な細かい設定が無いということなのか、それとも、自分が思っているガトーはガトーの全てではないということか。

 しかし相方曰く、ガトーの着ぐるみの出来はホントよく出来てるよね、というところを見ても、やっぱりあの生ガトーこそがガトーなんだろうなぁと。

写真写真

 以上、夏のラグナシアレポートでした。これでラグナシアは、メインの夏、ハロウィンの秋、クリスマスの冬と...あとは、春?

 さて今回は、せっかくラグナシアをフルで満喫するのなら...ということで、蒲郡市内の西浦温泉に宿泊して、じっくりと観光地・蒲郡を楽しんできましたので、引き続き、レポートをしていきます。お楽しみに。

 今年は残暑が長く続いているため、本来は9月13日で終わるはずだったプールの営業が延長され、なおかつプール利用料金は無料で26日まで開放されています。

関連情報

ラグナシア(愛知・蒲郡市)MAP

ラグナシア

スポンサーリンク


-おでかけレポ~東海~, 三河(東愛知)
-

Copyright© TOPPY.NET トッピーネット , 2024 AllRights Reserved.