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モリコロパーク第1期供用エリアオープン・モスバーガーはチャレンジャー?

記事公開日:2006年7月24日 更新日:

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 昨年9月25日に閉幕した愛・地球博。メイン会場だった長久手会場の跡地には、「愛・地球博記念公園(愛称:モリコロパーク)」の整備が進められています。その公園の第1期供用エリアがこの7月15日にオープンしましたので早速行ってきました。

 我が家から車で6分。もし、万博も会場に駐車場がもしあったならこのスピードで行けたのですが、あの頃はかなり苦労しました。そうなんです。愛・地球博記念公園(以下・モリコロパーク)には駐車場があるのです。

モリコロパークは駐車場しっかり

「パークアンドライドはどうなったんだ?万博の理念を継承するんじゃなかったの?」

 なんて言わないでください。この公園に、パークアンドライドは...。

 さて、公園のオープン前に、事情通の友人にこの公園について聞いてみたところ、まずこのような返事が返ってきました。

「万博の幻影を絶対に追い求めないように。むしろ、青少年公園が復活すると考えてね。予算全然無いから。」

幻影を追い求めてはいけない

 なるほど。公園はあくまでも公園であって、万博ではない、お金も無い、ということですね。というわけで相方と一緒にモリコロパークにやってきたのですが、相方は最初から「なんでこんなところに来なきゃ行けないの」と文句を連発です。相方は万博について全く心残りがありません。

 まずは自動車の入口ですが、万博開催当時は北ゲートがあった場所に作られたロータリーへ車で進入する格好になっています。そして企業パビリオンゾーンA全体が北駐車場となっていてそこに車を停めます。このあたりは青少年公園当時とほとんど変わりありません。料金は普通車が500円、二輪車(原付)が200円、大型車が1,600円です。4月から10月は朝8時から午後6時まで、それ以外は午後5時半まで利用可能です。

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<総合案内所>

 北ゲートだったところには総合案内所が設置されています。案内所といっても小さな小屋で、パンフレットが置かれている程度です。そしてその横には小さな屋台があり、モリゾー・キッコログッズを売っていました。しかし品数は少なく、誰も足を止める様子も無く、私たちも素通りしてしまいました...。

 さて、この総合案内所横からは公園内を走るバスが運行されています。行き先は「サツキとメイの家」。サツキとメイの家を見るにはあらかじめ予約が必要でして、当選者専用のバスと、外観だけを眺めることができる当日一般者用バスがあります。前者は30分ごとに1日14本で予約者は必ず乗れます。そして後者は、1時間ごとに1日7本となっていて、朝8時半にその日全てのバス乗車整理券が配布されてしまいます。

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<サツキとメイの家>

 私たちは万博会期中に見たので今回は行っていませんが、ここでサツキとメイの家の観覧方法をご紹介します。

 往復はがきで裏面に「1:観覧希望日」「2:午前か午後の希望」「3:観覧希望人数(4人まで)」「4:代表者氏名(フリガナ必須)」「5:代表者の郵便番号、住所、電話番号」「6:車椅子での観覧希望があるかないか」を書いて、「〒480-1191長久手郵便局私書箱1号 愛・地球博記念公園サツキとメイの家受付係」まで、希望日の2ヶ月前の月の消印でお送りください。

 なおこの募集要項は、意図的にやっているのかどうか知りませんが、モリコロパークのホームページではリンク切れになっていますのでご注意ください。

 観覧料金は大人500円、中学生以下250円です。遠目に眺めるだけの一般観覧はもちろん無料です。

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<愛知県児童総合センター>

 三菱未来館@earthがあったあたりまでずっと北駐車場です。その南側はすべてが工事中で、今のところ見られるエリアはその先のわんパク宝島から大観覧車にかけてのみとなっています。わんパク宝島となっていた建物はそのまま残されているといいますか、元々わんパク宝島は児童総合センターの建物を利用していただけなので、元に戻ったといった方が正確でしょう。

 入場料は300円、中学生以下無料で、中には子どもが楽しめる遊具がたくさんあります。どうやら青少年公園当時のままのようなので、今回はパスです。

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 さて、その総合センターの手前、ときめき愛ランドがあったあたりには芝生が敷きつめられていて、トイレが設置されています。トイレの横には派手な自販機があります。なんとチェリオの全品100円自販機です。ペットボトルまでもが100円です。会期中に置いてあれば相当売れたでしょうに。まあ利権の問題で無理だったのでしょうけど。

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まだまだ整備中のエリア

 そのトイレあたりからは、整備中のほかのエリアを見渡すことができます。IMTSが通っていたかつてのサイクリングロードは途中で寸断しており、グローバルコモン6は台湾料理レストランなどが入っていた建物を除いて更地に。奥には一部残されたグローバルループや万博記念館となる予定の迎賓館、昔はプールとスケート場だったグローバスハウスなども見ることができます。

 このあたりは2007(H19)年3月供用予定で、最も奥にあたる野球場などは平成19年度以降の供用予定となっています。

 あそこはグローバルコモン6だね、これはIMTSが通っていた道だね、と私は相方に話しかけるのですが興味なさ気。あっさり「もう終わったことでしょ」と一蹴。そうですね...。

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<大観覧車>

 児童総合センターの西側には、万博の面影が残るエリアがあります。かつてアジアンヌードル麺場が入っていたところにはモスバーガーがあり、その横の屋内休憩所は万博当時の看板のまま残されています。モスバーガーはチャレンジャーですね。

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 そこからファミリー愛ランドのエリアへは階段とエレベーターが残されていますが、モリコロメッセなどは全て無くなっており、大きなビジョンが取り外された観覧車の足元だけには、万博当時そのままの遊具が残されています。周囲が更地になっているので、ポツンとそこだけ取り残された感じがして異様です。大観覧車は1人600円です。

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 続いては、会期中は地球市民村となっていた建物で、現在は、万博を懐かしく思う人向けのイベントを唯一やっている愛知国際児童年記念館と、万博で作られた施設がそのまま残されているこどものひろばをご紹介します。こどものひろばではあいつらの姿も。モリコロパーク後編はこちら。

関連情報

愛・地球博記念公園

愛・地球博記念公園(愛知・長久手町)MAP

愛・地球博記念公園

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