★でんきタイプのポケモンが20種類以上大集合
★今回は内装にもポケモンいっぱいで子ども大喜び
3年前の2014(H26)年3月31日から運行されていた、日本初の大型電気バス「三重交通ピカチュウ電気バス(仮)」が3年ぶりにデザインリニューアルされ、ピカチュウバスから「ポケモン電気バス」に。
2017(H29)年3月15日から三重県伊勢市で運行が開始となり、15日(木)から20日(月・祝)までは、新デザインのポケモン電気バス乗車記念ポストカードが配布されるということで、早速乗ってきました。
電気で走るからピカチュウバスって出来すぎだよね?
このバスは、低炭素なまちづくりを目指す伊勢市が、地元団体、業界団体、民間事業者、大学等とともに構成する「電気自動車等を活用した伊勢市低炭素社会創造協議会」の行動計画のひとつである「電気バスの導入」が形になったものです。
電気バスだからピカチュウを…と発想はわかりますが、よく実現したなあと思ったら、株式会社ポケモンの石原社長が伊勢高校の卒業生であるということが縁となり、伊勢市の行動計画に株式会社ポケモンが賛同するという形で導入されています。
3年前の出発式には株式会社ポケモンの石原社長も出席。そのもようは、このサイトでもレポートしました。
-
ポケモンの故郷?で電気で走る・日本初の三重交通ピカチュウ電気バス(仮)出発式!レポート
★でんきタイプのバスでピカチュウ ★産官学+ポケモンが連携して実現 ★株式会社ポケモン石原社長の故郷を走る 地球温暖化対策として、国や三重県、伊勢市が進める「低 ...
乗降口側の外装にはエモンガやロトムが
ポケモン電気バスは、宇治山田駅、伊勢市駅、伊勢神宮の外宮、内宮を1日6往復運行しています。宇治山田駅前から乗車です。
正面のピカチュウの表情や柄も変わっています。かつてはウィンクをしていましたが、片目を瞑っての運行は危ないですからね!今回はしっかり正面を見ています。
まず、乗降扉のある側のデザインですが…。
前から、エモンガ、マッギョ、エレブー、バチュル、ビリリダマ、そしてピカチュウ。マッギョのギリギリな存在加減が気になります。
中央扉には、まさに発電状態10まんボルトな感じのピカチュウと、コイル、トゲデマル、ロトムにそしてライチュウです。ロトムずかんに慣れすぎて、そういえばロトムの基本はこれだったね。
後部にはシビシラスにサンダース、そしてプラスルです。なんだかサンダースが大きめに描かれているのは気のせい?しかも、三重交通というロゴの上といういい場所にいますね。サンダース。
また、三重といえばこれはまあ、気持ち的にはオーサカでしょうが、やっぱり東海3県の名古屋です。ポケモンセンターナゴヤのロゴマークが入っています。
サンダースの正面の表情がなかなかイケてます。
反対側の外装にはデデンネにコリンク
乗降口の反対側は、別デザインとなっています。こちらも前から、コリンクにデデンネ、そしてレアコイル。
中央には、これはでんきタイプとしては外せませんね、サンダー。その横にはかわいいやつらがいっぱい。ピカチュウとピチューにエレキッド。デンリュウに、進化前のモココはちょっと上半身だけな感じで。そしてピカチュウに近づきすぎな感じのラクライ。
後ろのほうには、マルマインとマイナン。エリキテルをお見逃し無く。
そして最後部には、上下幅の狭いスペースにピカチュウが伏せてる感じになっています。
注目はかわいすぎる内装!
今回登場した「ポケモン電気バス」は、なんといっても内装の凝り方がすごい。思わず、わが娘も大喜び。むしろ外装よりも内装にメロメロ。
ほとんどの座席には、エレキッドとピカチュウか、パチリスとピカチュウが描かれています。青地に稲妻が走り、電気出てる感があり、座席がビリビリしちゃうんじゃないかと思ったりする子もいました。
最後部のシートに注目です。両端にはプラスルとマイナン。そして中央部にはピカチュウを中心に、デデンネ、エモンガ、トゲデマル、うとうとしてるピチューが、ちょこんと座っている感じで描かれています。
人が座っていない状態だと、まるでちっこいでんきタイプポケモンたちの遠足バスです。
天井や窓の上部も見逃せない
天井にも、電気出てる感満載のピカチュウにライチュウがいたり、窓の上にエレブーとピカチュウがいたり。
さすが新作、アローラライチュウもどこかにいます。パンケーキは運んでないですけれどもね。
バッテリー残量なども一目瞭然
バスの内部には「EV BUS MONITOR」として、バッテリー残量や電圧、電流などを表示。そうなんです。電気バスだから「EV BUS(イーブイバス)」なんですよ。
ですが、やっぱりイーブイはいない…が、ポケモンクラスタの間では、このバスでの鉄板ネタとなっていました。ところが、そうです。外装にサンダースはいますから。
そうか。だからサンダースは、三重交通のロゴの上で、他のポケモンよりも大きめな感じでいるのね。イーブイ電気バス、それはすなわち、進化したサンダースですよ。
伊勢市内を1日6往復
このポケモン電気バスは、三重交通外宮内宮線(51・55系統)として、宇治山田駅、伊勢市駅、外宮前、内宮前の区間を1日6往復しています。
この区間は頻繁にバスが運行されていますが、平日でも大変多くの人が乗ります。ところが、ポケモンバス狙いの人は、それ以外のバスをスルーして集中するので、かなりの混雑ぶりとなります。
内装写真を撮るポイントは、終点到着時の最後に降車する感じだとイケそうですが…、こればかりは状況によると思いますので、運行に支障の無いように。ですね。
イベントとしてポストカード配布
今回、バスのリニューアルには半月以上の時間がかかっており、前のデザインのラストラン時には、2日間にわたって旧デザインのポストカード配布がありました。
新デザインのバスのポストカードも配布されていまして、2017(H29)年3月15日(水)から20日(月・祝)までの期間、無くなり次第終了という形になっています。
「いろいろな『でんきタイプ』のポケモンをチェック!」とありますが、確かに、これはでんきタイプポケモン勢ぞろい感すごいですね。
2歳6ヶ月の娘も、バスに乗りながら、「トゲデマルー」「ライチュウ」「ピカチュウ」と指差し確認。「あれ?ピチューどこ?」と大きな声で言っても大丈夫。結構な感じでポケモンクラスタ乗車してました。