そりゃぁドラゴンズだがね

最後まで見てて良かった...ドラ今季初のサヨナラ勝ち 07.04.24

記事公開日:2007年4月25日 更新日:

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 先週の火曜日に、私は今シーズン初めて野球観戦をしまして、今季ドラゴンズ初の完封勝利を見ることができ、今年も幸先の良いドラゴンズ戦観戦となったわけですが、今週も24日の火曜日にナゴヤドームへと行ってきました。今回は珍しく相方と一緒に行ってきました。

 相方はナゴヤドームでのドラゴンズ戦観戦は初めて、と言いますか日本でのプロ野球観戦は初めてとのこと。「日本での」野球は、です。「日本では見たこと無いけど、シアトルで見たマリナーズとヤンキースの試合で、イチロー選手と松井選手は見たよ」などと言うので私は思わず「俺だってナゴヤ球場でオリックス時代のイチロー選手は見たことあるぞ」などと張り合ってしまいました。でも当時私はイチロー選手目当てではなく、当時ファンだった近鉄バファローズの試合を見に行ってたまたま対戦相手がオリックスだったというだけなのですが...。

 というわけで、少し早めに午後4時頃ナゴヤドームに到着しました。

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 相方は特に熱狂的なドラゴンズファンというわけではないのですが、応援するならやっぱり中日ドラゴンズということで、グッズショップへ。シャオロンの携帯電話用ストラップや、応援用カンフーバットを購入してさっそくナゴヤドームへ入場です。私も普段はこんなに早い時間にドームに入ることは無く、初めてドアラやシャオロン、パオロンに遭遇しました。ドアラは何か用事があるらしく、見かけてすぐに走って行ってしまいましたが、シャオロンとパオロンとは触れ合うことができました。シャオロンって意外と首の辺りは細いのね。パオロンの動きは近くで見ると本当にカワイイ。でも同時に、すごく動きにくそうなこともよくわかりましたが。

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 試合開始に近づき、スピードボールコンテスト、チアドラのダンスと試合前のイベントが続いていきます。スピードボールコンテストの司会は東海ラジオの大沢広樹アナウンサー。私は大沢アナと同い年。しかも私は東海ラジオの入社試験を受けているのです。記念受験でしたけど。「ああ、あの時俺は大沢アナと一緒のスタジオで受験したわけだ...」なんて話を私がしていると相方が、「そういえば私の友達、以前チアドラやってたんだよね」と結構衝撃的な発言。相方は高校時代にバトントワリングをずっとやっていて、その部活で一緒だった同級生がかつてチアドラをやっていたとのこと。結構チアドラって狭き門ですよね。ということは、その友達というのはかなりカワイイんだよね?って...相方には聞けませんでした。

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 ドアラたちはファンサービスに忙しそうにしています。するとパオロンがステンと転んでしまいました。どうやら一人では立ち上がれないらしく、じたばたしています。近づいたシャオロンは助けるかと思いきや、攻撃をしかけています。じゃれているんでしょうけど、結構「それってどうなんだろう?」という攻撃でした。このふたりって友達なんでしたっけ?兄妹?それとも...。確か設定は今は明らかにされていないんですよね。そもそもドアラとこのふたりってどんな関係なんだろう。

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 さてさて、試合が始まりました。意外だったのは森野選手が1番に入っていたこと。代わりに井端選手が7番に入り、李炳圭選手が5番に戻りました。先発はドラゴンズが山本昌投手、カープが黒田投手。試合は序盤結構淡々と進んでいきました。両チーム無得点で迎えた3回裏、荒木選手が先制のタイムリーツーベースヒットで1点。福留選手、ウッズ選手が連続フォアボールとなり満塁、李炳圭選手がセカンドゴロでアウトになる間に2点目が入ります。しかし広島はすぐに4回表に2点を入れ同点に。

 そして迎えた7回裏に李炳圭選手がレフト線にツーベースヒットを放ち3点目。しかし中村紀選手はショートゴロに終わってしまいこの回は1点どまり。続いて8回裏には2塁でのプレーを巡って広島のブラウン監督が抗議に登場。今日はベースをひっこぬいて投げたりはしませんでした。

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 しかしこのブラウン監督の抗議で何か空気が変わったのか、9回表は守護神岩瀬投手が登場し、これで抑えて今日は勝ちかなと思った瞬間、この回先頭の栗原選手がライトにホームラン。同点となり試合は振り出しに戻ってしまいました。岩瀬投手は4番に入っていましたので、まさか9回の裏がやってくることになるとは、落合監督も思っていなかったのでしょうね。

 その後石井投手、岡本投手がそれぞれ抑えますがドラゴンズの追加点も無く迎えた12回表。21日の土曜日にヤクルト戦で投げたルーキーの浅尾投手が登場。その試合では投げたイニングが少し足りず、惜しくもプロ初の勝利投手を逃してしまっていました。

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 その浅尾投手はなんと3者連続三振と見事抑え、ドラゴンズは負けが無くなった12回裏に英智選手がライトへと打ったフライを天谷が取り損ねてドラゴンズは今季初のサヨナラ勝ちとなりました。これにより浅尾投手は今度こそプロ初勝利投手となりました。

 ヒーローインタビューは打った英智選手と浅尾投手。英智選手は受け答えが面白いですね。狙っているというよりは天然な感じでした。そしてプロ初勝利となった浅尾投手は初勝利の実感は湧かないと謙虚な言葉。今後が楽しみです。

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 ふと時計を見ると時刻は午後10時40分。長い長い試合でしたけれども、最後の最後でサヨナラ勝ち。今季ドラゴンズにとって初めてのサヨナラ勝ちです。しかもこれでドラゴンズは首位に返り咲きとなりました。

 広島は3試合連続のサヨナラ負けだそうで、セ・リーグタイ記録とのこと。ちなみにそのタイ記録を持っているもうひとつのチームはドラゴンズなのだそうです。

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 4時間半という長時間の試合。見ていて結構疲れましたけど、最後に全部ふっとびました。12回裏の盛り上がりはすごかったです。

 相方にとっては初めてのドラゴンズ戦観戦、やっぱり初めて球場で生で見る試合の内容は大切ですね。今日の劇的な試合を見て、これまであまりドラゴンズに興味の無かった相方が「また来たい」と言うようになりましたから。

 思えば私が少年時代に初めて見た試合は、大量得点で圧勝というもので、それで一気に引き込まれましたからね。ナゴヤ球場のバファローズ戦。あれで当時は一気に近鉄ファンになっちゃったもんなぁ。一種の刷り込みみたいなものですよね。私はかつて中日も好きな近鉄ファンだったのですが、中日オンリーのファンに鞍替えして数年。中村紀選手の活躍をもっと見たいものです。

 とにかく、かなりドキドキしましたけど、振り返れば今日はいい試合でした。

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