東山動物園に新フードコートZOOASISと新カフェZOOBO GATEがオープン&すごいねシャバーニグッズ

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★長期計画で進化中
★シャバーニ人気すごい・お土産もシャバーニ推し
★この春フードコートとカフェが新たにオープン

 開園当初は「東洋一の動物園」といわれた名古屋市の東山動物園。一時、別の動物園の行動展示が話題になった際には入場者数について議題にあがることもありましたが、「東山動植物園再生プラン」により、2013(H25)年から始まった「東山動植物園ブランド戦略事業」や、スター動物の登場により風向きは大きく変わりました。

 この春、東山動物園に新たにフードコードとカフェが誕生したということで、久しぶりに行ってみました。1歳7ヶ月の娘にとっては初めての東山。どのように映るでしょうか。そして、あのスター動物のグッズ展開すごいですね、確かにカッコイイ。

東山の妖精ズーボとシャバーニがお出迎え

 東山動物園の入口には、かつてはコアラのイラストが配されていましたが、2013(H25)年からは初の公式マスコットキャラクター「ズーボ」の姿が。デザイナーはTBSの「BooBo」や伊勢・安土桃山文化村などの「ニャンまげ」をデザインしたことでも知られる佐野研二郎さん。

 わが娘はニャンまげが好きなので、ズーボもどうかな?と思ったら、やっぱりお気に入りな様子。しかし、それよりも釘付けになっていたのは、そうシャバーニの写真パネルです。

 このときは、3月19日から5月8日まで「東山公園春まつり」が行われていまして、主催の実行委員会には「中日新聞社」「CBCテレビ」「CBCラジオ」「東海テレビ」「東海ラジオ」と地元メディアの名が連なり、社旗が翻っていました。東海は昔からラジオとテレビが別ですが、持株会社化によってCBCも同じ形になりましたね。CBCラジオの社旗には、ワイドFMの周波数が入っていたのが印象的でした。

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久々なので変わってるポイントいっぱい

 かつてはよく来ていたのですが、子どもが生まれる前後はちょっと足が遠のいていまして、東山動物園に来るのは数年ぶり。報道などで知ってはいましたが、随分と変わりましたね。

 自動販売機もズーボの世界観で統一されていますし、新アジアゾウ舎「ゾージアム」が完成したんですよね。これは広い!移動は本当に大変だったようですが、とても快適そうですね。

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 このゾージアムの前にもあるのですが、「東山動植物園ARアプリ(無料)」を使うと、その動物の前で画面上にアジアゾウが登場するんですね。どう見ても近すぎる写真が撮れちゃいます。

 また、それぞれの動物には「動物スポンサー」がいまして、その動物のエサ代などを参考に設定したスポンサー料を支払っている企業の名が掲げられています。トラをイメージキャクターに採用している「三井住友トラスト不動産」がスマトラトラのスポンサーだったり、ペンギンをイメージキャラクターに採用している「コパン」がフンボルトペンギンとイワトビペンギンのスポンサーだったりと、企業イメージと合致しているのも面白いですね。

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都市伝説を払拭せよ

 東山動物園のボートといえば、「一緒に乗ったカップルは別れる」という都市伝説が知られています。しかし、それで乗船を避けられてしまっては商売になりません。そこでその都市伝説を逆手にとって、2009(H21)年に導入されたのが「噂のボート?」です。

 「噂のボート?」には、「僕たちは別れません!」の文字と無数のハート。ボート自体はまっピンクと派手派手。

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 まあ、これに2人で乗れるような仲のカップルであれば、別れることはないでしょう。

 そういえば、東山には何度も来ているのですが、中学生の頃に友達と乗って以来ボートには乗っていなかったので、家族3人で乗ってみることにしました。カップルじゃないので大丈夫でしょう。

 てんとう虫タイプの足こぎボートを選んだのですが、これが快適快適。東山のボート、いいじゃないですか。娘も「バシャバシャー」と大喜び。

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 ところが…。ふと見るとカップルらしき2人。漕いでいるのは女の人、一緒にいる男の人はずっとスマホを見てるだけ…。ああこれは…。

 つまりあれですね。東山にデートにやってきた、間の持たない関係のカップルが、それを埋めるためにとボートに乗ったりして別れちゃうから、そういう都市伝説が生まれてしまったと。

 東山スカイタワーと新緑とモノレール、そして池。開放感抜群です。

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やっぱりシャバーニ

 この日は平日だったのですが、人だかりができているところがありました。そう、ニシローランドゴリラのシャバーニです。

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 ちょうど1年前頃でしたか、ネット上で「くっそイケメンのゴリラがいる」と話題になり、たちまち人気者となったシャバーニ。

 これまで、ニシローランドゴリラといえば、モンキセンターのタロウだろう…と思っていたので、そんなイケメンって言ったって、写真映りがイケメン程度なんじゃないの?と思っていったら…。

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 これはイケメンだわ。何をしていてもイケメン。やばい、マジカッコイイ。あまりのカッコよさに、娘は「シャバーニ!」という言葉を習得。しかも、ゴリラ全てを「シャバーニ!」と呼んでしまうほどで、衝撃のカッコよさだったようです。

 でもシャバーニって、お父さんになるまではそんなにイケメンじゃなかった…って、過去の写真をテレビで紹介されていましたけど、本当にそうなんですよね。

 環境は人を変えるように、環境はゴリラも変えるのでしょうね。

 当然、おみやげ売場はシャバーニグッズだらけ!飲めもしないのに、娘は「シャバーニコーヒー」のパッケージにメロメロ。おかげでコーヒーが飲めません。

 さらに、シャバーニだけじゃない!東山動物園のイケメン動物たちのカードが封入された、「アニマル!イケメンチップス!」。「動物なのにイケメン!?」って。全20種のカードは何が出るかお楽しみ。

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さらなる娘のお楽しみはコアラ

 娘は、とにかくコアラも大好きでして、写真でも映像でもキャラクターでも、テレビにコアラが出てくると大騒ぎです。

 このとき開催されていた「春まつり」のパンフレットは、表示にかわいらしいコアラの姿が印刷されており、娘はベビーカーでずっと釘付けでした。

 もちろん、コアラ舎ではガン見。ただこのときは、歓声はあげることなく「実在するんだ~」と言わんばかりに真剣に見入っていて、コアラ舎を出ると「コアラいたねー」「コアラいたねー」と改めて興奮していました。

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3月5日オープンのフードコートZOOASIS East

 「東山動植物園再生プラン」では、飲食店の形態も随分と改革が行われていまして、3月5日に「ZOOBO GATE(ズーボゲート)」と「ZOOASIS East(ゾアシスイースト)」がオープン。昨年9月に先行オープンしていた「ZOOASIS West(ゾアシスウェスト)」と合わせて、民設民営の飲食施設が市営の動物園のなかにある格好になりました。

 日本でここだけのラーテルがいる食肉小獣舎とクマ舎の間にオープンしたのが、フードコート「ZOASIS East」です。

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 まさにショッピングセンターにあるようなフードコートのイメージで、「フレッシュネスバーガー」にトルコ料理の「TAXiM(タクシム)」、ラーメン「梦麺88(ムーメンパパ)」にいわゆる名古屋めしの「かま濃」、そして沖縄ドーナツの「BALL DONUT PARK(ボールドーナツパーク)です。

  まずは「かま濃」の「元祖・牛すじ味噌焼きそば」をいただきます。確かに、元祖でしょうね。他で聞いたことはありません。さすが、ガッツリ味噌な焼きそばですね。いかにも名古屋テイストでこれはビールなんか進んじゃいそうですね。下戸な私たちはコーラが進みました。すっかり名古屋舌の娘もお気に入り。

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 もう一品、「TAXiM」で「ケバブ」いただいてみました。こちらのお店、スタッフもトルコの方で本格派。実は名古屋ってトルコの方が多い街でもあるんですよね。

 スパイシーでドレッシングの味といい、これは日本で食べられるケバブよりも、トルコでケバブを食べたときの味に近いといいますか、本場物ですね。

 ベビーカーの子連れとしては、ショッピングセンターのフードコートほどの快適性は正直、感じられない部分もありましたけれども、動物園の飲食施設と考えれば随分と進化したものだと思います。

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同じく3月5日オープンのZOOBO GATE

 食後、再び動物を見た後は、正門近くにある「ZOOBO GATE」のカフェへ。席数はそれほど多くありませんが、ちょっと小腹が空いたときにいい感じです。

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 「絶品名古屋コーチン殿様コロッケ」と「どうぶつパン」を購入。このどうぶつパンは店内で焼き上げているんですって。カフェコーナーの席は少なめですけど、お天気のいい日には外で食べるってのもありですね。

 そしてコーヒーとアイスティーも、それぞれ独特なデザインのカップに入っています。「HIGASHIYAMA」だったり「HZB」だったりという文字が入っていますので、これもオリジナルですね。面白い。

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おみやげもユーモア満載

 ZOOBO GATEにはカフェに併設されたお土産売場がありまして、先述の「イケメンチップス」のほかにも気になるオリジナル商品がいっぱい。

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 こちらも、企業とライセンス契約を交わすことで東山の収益にもなるコラボ商品となっている「ズーボ・親子用ラーメン」。華麗な復活を遂げたキリンラーメンの東山版ですね。「化学調味料・着色料・保存料不使用」の「やさいカレー味」となっています。

 もうひとつ気になったのが「ズーボのおやつきしめん」。おやつ?きしめん?パッケージには調理例が印刷してあるものの、「きなこ・黒みつ付き」の文字がさらにナゾを深めます。

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 さらに現在、「アフリカの森・新ゴリラ・チンパンジー舎整備中」とのことで、長いスパンで進化し続けている東山動植物園。遊園地では残念な事故がありましたが、むしろ、それをキッカケに遊園地もレベルアップするのではないかと思います。

 最近行ってないな…という方、フードコートにカフェと過ごしやすくなった東山動植物園、癒しとのんびりふらっとのおでかけにオススメです。自信のあるカップルのみにはボートもオススメします。

関連情報

東山動植物園(名古屋・千種区)MAP

東山動物園
この記事を書いた人
TOPPY/川合登志和

記事や脚本を書いたり、名古屋のラジオやテレビの構成作家をしたり出演したり、地域のFMラジオで喋ったりディレクターしたりミキサーしたり、講師したり、サイト作ったりしてます。

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