名物エビフリャ~をあのお店の本館のほうで食べてきたんだがや-まるは本館

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まるは本館(愛知・南知多町)

「エビフライは名古屋名物ではない。」

堅物の名古屋っ子がそんな主張をしたところで、今やその主張は、全くと言っていいほどに通用しないくらいに、名古屋ではエビフライをモチーフにしたおみやげ品が溢れています。お土産店を覗けば、エビフライのぬいぐるみに、海老フライスナック、そしてエビフライのように揚げられたキティちゃんの根付けと、ありとあらゆるエビフライグッズがずらりと揃っています。

もちろん、かつてエビフライは名古屋名物ではなかったのですが、今や観光客にとっては、名古屋グルメのひとつとして当たり前のように、エビフライは認識されています。

ここで名古屋っ子が困ってしまうのは、「どこに行けばエビフライが食べられますか?」という、観光客からの質問です。普段、名古屋っ子はエビフライを主目的とした外食はあまりしませんからね…。

そこで今回は、名古屋でエビフライと言えばこのお店!と言われる「まるは食堂」へと行ってきました。

秘密の本館?

まるは食堂のサイトにアクセスしてみますと、南知多町の豊浜に本店として「まるは食堂旅館」が存在しているほかに、中部国際空港店、栄・ラシックの三越店が掲載されています。もちろん、メインはまるは食堂旅館で、光の降り注ぐ明るい店内の写真が目に留まります。テレビなどでもよく紹介されています。

しかし!そのサイトで一切紹介されていない、「まるは食堂本館」に行ってみることにしました。

本館は、国道247号線の豊浜交差点のすぐ東にあります。

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海の香りと昭和の香り

本館は海岸からすぐのところにありますから、駐車場に車を停めて降りると、海の香りが漂ってきます。そして、入口のドアを開けると、今度は昭和の香りが漂ってきます。この本館も本店と同様、上の階は旅館になっていますが、立ち寄りで食事をすることも可能です。訪れたこの日は平日だったのですが満員で、数十分待つことになりました。

待っている間にメニューをチェック、やっぱり、ここへ来たらエビフライが食べたいですから、エビフライのあるメニューを注文することを心に決めますす。ふと周囲を見回すと、いけすがあります。水の中にいる魚の姿を見ただけで「おいしそう」と思える自分はやっぱり日本人。生きている牛を見ても、そうは思えないのに不思議。

まるは食堂のほかのお店はとっても近代的で、もはや食堂ではなく「レストラン」という印象です。一方でこのまるは食堂本館は、印象も全然違い、前述の通りサイトでも一切紹介が無いのですが、それもそのはず。会社としては別会社で、あちらのまるは食堂の社長のいとこが経営されているのだそうです。なるほど。

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海の幸満載でお値打ち~平日限定だけど

この日は珍しく、お酒飲みが一緒に同行したので、まずは「さばふぐの唐揚げ」をいただきました。骨がすっと取れるほどですが、食感は鳥の唐揚げとは違って独特。豊富なゼラチン質を口の中で感じるような、お肌に良さそうな一品でした。

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そして相方が注文したのは、海鮮丼。お刺身が満載で、赤だしがついていて892円ととってもおトク。

「でも、海鮮丼の割には玉子なんか乗ってんじゃん。」

という方のためには、海の幸が10種類以上盛られているという、1,575円のスペシャル海鮮丼もありますので、大丈夫です。

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こちらは日替わりコースの1600円コースです。季節の料理5品とご飯と赤だしのセットになっています。まずはお刺身盛りとサラダ。

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そして焼物と煮付け。

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待ってましたのえびふりゃぁ

最後に、お待ちかね~のえびふりゃ~です。1680円ですが、これだけ食べれば大満足~といった感じです。エビフライの海老はプリプリでした。

他にも、お刺身とエビフライとご飯と赤だしのシンプルコース(1,000円)や、季節の料理3品とエビフライと海鮮丼、赤だしがセットになった2900円コース(3,045円)、フライ丼、鉄火丼といったメニューもありますが、ここで紹介したものは、全て「平日限定コース」ですので、ご注意ください。

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本店をとるか本館をとるか

今回は、まるは食堂の本館「まるは本館」をご紹介しましたが、あの、テレビなどでおなじみの名物女将がいるのは、まるは食堂本店の方です。でもやっぱり、「食堂」を感じるのはこっちの本館。

デートの本店、昭和の本館かな?

昭和大好きノスタルジー大好きな私には、本館が合ってる気がします。でも今度は、本店に行ってみようかな…。

ある芸人がネタにしたことで、名古屋といえばエビフライというイメージが生まれ、それを名物として確固たる地位に押し上げたまるは食堂。名古屋へやってきた観光客に「名古屋へ来たぎゃー。えびふりゃ~を食べたいぎゃー。どこへ行けばいいのだぎゃー?」と言われても、もう大丈夫。

でも実際に、こんな言葉遣いをする観光客には接したくない…。

続いては、このまるは本館のすぐ近くにある、特別なおみやげ用の商品があるという豊浜魚ひろばへ。

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コメント

  1. 浅野優三 より:

    お休みの日に昼食を頂に良くいきます。
    明日の昼行きますよろしく
    (2008/05/04 7:42 PM)

  2. にゃんこ より:

    はじめまして。とっても面白いHPですね。
    名古屋の情報がこんなにのっているなんて、と思い楽しく読ませてもらっています。
    それに海老フライは名古屋名物じゃないと初めて知りました。
    ところで明後日から南知多の内海の内海川の近くの(247沿いの)一色壮様、大新様近くの旅館に泊まります。
    チェックアウトの後このまるは食堂旅館と豊浜魚ひろばへ行きたいのですが、足がありません。その場合はどうやって行けばいいでしょうか?
    行きは内海から宿が送迎を出してくれるのですが、帰りは駅以外だとタクシーになると思うですが、、、。
    タクシーで両方を繋いだ場合、豊浜魚ひろばからは最終的に名古屋から新幹線で関東に帰るのですが、どの駅に行けばよいのでしょうか?
    質問ばかりですみません。
    初めての名古屋・知多半島なので、ぜんぜん分からなくって頼りにさせてもらいました。
    よろしければ教えてください。
    (2008/05/04 10:49 PM)

  3. トッピー@管理人 より:

    >浅野優三さま こんばんは
    よく行かれるのですね~。よろしくと言われても私は何もよろしくできませんが…(笑)。
    >にゃんこさま はじめまして こんばんは
    ありがとうございます!
    まず、このページで紹介している「まるは本館」と「まるは食堂旅館」は、全く別の場所にあります。「まるは本館」であれば、豊浜魚ひろばと500メートルほどしか離れていないので、徒歩で移動することが可能です。しかし、「まるは食堂旅館」へはタクシーかバスでの移動となります。
    タクシーでの移動も可能ですが、知多バスも運行されています。一色から豊浜・まるは食堂旅館方面へは「西海岸線」。豊浜魚ひろばバス停からは名鉄・河和(こうわ)駅へ「豊浜線」が運行されています。本数が少ないのでうまく合わないかもしれませんが、最終目的地を豊浜さかな広場にされれば、豊浜魚ひろば前から河和駅へはバスで23分、そこから名古屋まで特急で43分となります。
    知多バスの時刻表はこちらからどうぞ。
    http://www.chitabus.co.jp/htm-files/rz_utumi.htm
    ちなみに
    一色の最寄バス停が「東浜」
    まるは本館へは「豊浜」
    まるは食堂旅館へは「荒磯」が最寄バス停となります。
    全てタクシーでつなぐのであれば、魚ひろばからは河和駅か内海駅かということになりますが、ほぼ同距離にもかかわらず、別路線なので、特急の時刻とタクシーの所要時間によって、都合の良いほうへ行かれることをオススメします。
    参考になりましたでしょうか。名古屋・知多をぜひ満喫してください♪
    (2008/05/04 11:35 PM)

  4. にゃんこ より:

    こんにちは、にゃんこです。
    丁寧で親切なお返事ありがとうございます。
    名古屋の人、soshiteTOPPYさんはは優しいですね。
    私の友人も名古屋出身なのですがすごく優しいです。
    >しかし!そのサイトで一切紹介されていない、「まるは食堂本館」に行ってみる>ことにしました。
    との文がガキになり本館に行ってきたいと思います。
    お土産も買える市場が近くにあり海ビューなのも嬉しい限りです。
    私たちが泊まるのは
    https://www.ikyu.com/datas/00001356y.htm
    (南知多インターより10分ほど)
    知多半島道路の南知多インターを下り、
    市内に向かい、旅館「大新」様「一色荘」様の前から
    山道を上り約800メートル先だそうです。
    知多バスの時刻表とTOPPYさんのコメントと本文全部コピーしました。
    ばっちりです、ありがとうございます。
    一色の最寄バス停が「東浜」
    まるは本館へは「豊浜」
    ここ大事とマーカー引きました。
    「名古屋へ来たにゃ~。えびふりゃ~を食べたいにゃ~。どこへ行けばいいのだにゃ~?」全部にゃ~にしたら何て可愛らしい響きなんでしょう。
    私はねこが大好きなので、にゃ~にゃ~だと可愛く感じます。
    でも実際にこんな言葉遣いをした観光客な私には一切教えてもらえないでしょうからやめておきますが。。。でも可愛い。
    ありがとうございます。
    にゃんこ
    (2008/05/05 10:28 PM)

  5. トッピー@管理人 より:

    >にゃんこさま こんにちは
    宿泊されるところは、結構国道から離れていて、山の上とのことですから、いい眺めが見られそうですね!
    まるは本館の場所はちょっとわかりにくいかもしれません。所在地は「愛知県知多郡南知多町大字豊浜字中村80」です。
    私もネコ好きなので、にゃ~という響きはカワイイとは思うのですけど…。
    「みゃーみゃー」言う名古屋っ子ですが、さすがに「にゃー」とは言いませんので、よろしくお願いします(笑)。
    それでは、よい旅を…。
    (2008/05/06 5:38 AM)

  6. にゃんこ より:

    ありがとうございます。
    昨日のコメント誤字ばかりですみません。
    カギがガキになってたり、「そして」とうちたかったのが
    アルファベットつづり・・・ごめんなさい。
    名古屋は「にゃー」でなく「みゃー」ですね。
    それも可愛く気に入りました。
    ありがとうございます。
    (2008/05/06 10:05 PM)

  7. にゃんこ より:

    行ってきました。行けましたー。
    宿からつぶて?というバス停に送ってもらい5分くらいでバスに乗れました。
    まるは本館へは「豊浜」へ行き、帰りの方面のバス時間も見ておいて、まるはさんで食事をし、市場でお土産買ってちょうどいいぐらいにバスに乗れたので、よかったです。
    今回トッピーさんに親切にしてもらったので、宿の人にも的確にどこのどこに行きたいので、どの線のどのバス停の時刻表ください。言えて、スムーズでした。
    でもそうじゃなかったら行けなかったと思います。
    名古屋からうつみまでの電車の乗り換えでさえ戸惑ってましたから。
    でもトッピーさんのおかげで楽しかったです。
    名古屋は美味しく楽しかったです。
    是非また行きたいです。
    ありがとうございました。
    (2008/05/11 12:11 PM)

  8. トッピー@管理人 より:

    >にゃんこさま こんにちは
    無事、知多半島を満喫していただけたようで何よりです。
    名鉄名古屋駅をスムーズに乗り換えるのは、かなりのエキスパートじゃないと難しいですね。2本の線路に全ての方面の列車が分単位でやってくる名鉄名古屋駅、私もあの駅は苦手です…。
    バスは順調に乗り継ぎできたようでよかったです。名古屋は自動車王国なので、路線バスは使い勝手が良くないのですが、タイミングも良かったみたいですね。
    名古屋近郊の観光情報サイトでも作ってみようかな…と考えるいいきっかけになりました。こちらこそありがとうございます。
    ぜひともまた、名古屋へおでかけください~。
    (2008/05/11 4:02 PM)

  9. ちたっこ より:

    まるは食堂とまるは本館は、梅さんの旦那の親族{相川家}か、梅さんの内縁との血族{坂野家}かで、もとは同じ会社だったのがのれん分けしたそうです。老舗によくある話ですね。

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