株主総会のあとに…ワールドビジネスサテライト20周年トークショー開催

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ホテルオークラ東京別館地下2階アスコットホール

6月22日にホテルオークラ東京別館地下2階アスコットホールで開催されたテレビ東京の第39回定時株主総会。昨年から株主総会の後にはトークショーが開かれるようになり、今回は「ワールドビジネスサテライト20周年記念トークショー」が予定されていました。11時50分に総会が終わると続いて食事会。

昨年はまるで「TVチャンピオン食料争奪選手権」といった様相だったのですが、今回はスペースも広く、量もたくさん用意されていて、ゆっくりと味わうことができました。ラザニアを取り分けている人に、「これ何ですか?」とお年を召した株主の方が何人も質問していたのが印象的でした。その都度「ラザニアでございます」と何度も何度も答えていたラザニア担当の方お疲れ様です。

食事会が終わると2階のオーチャードルームに移動です。12時半過ぎだったでしょうか。まずはテレビ東京の大江アナウンサーが登場。続いてはそしてもちろんこの人、ワールドビジネスサテライトの小谷真生子キャスターが登場です。

(※会場内の撮影は禁止でしたので、総会およびトークショーの写真はありません)

WBSキャスター最長となった小谷さん登場

小谷さんはワールドビジネスサテライト10年目、番組20年のうち約半分近くを担当していることになり、歴代キャスターのなかで最長とのこと。いつまで続くんでしょうねという小谷さんに、大江さんは「番組の還暦まで」と回答。その答えに小谷さんは困惑顔。そしてこの10年の印象は?と聞かれた小谷さんは、担当する半年前に起きた山一證券の廃業から不良債権、9.11などを例に挙げるも最後は「一口では申し上げられません、あ、竹中さんも面白かった。」と相変わらずざっくばらんな様子で会場は和やかなムードとなりました。会場からは「おめでとうこざいまーす」と結婚に拍手。

そして、番組20年を振り返るダイジェスト映像が流されました。小谷さんは目の前にモニターが無いからと、株主席に座って画面を見ていました。

歴代キャスター振り返り

最初に映し出されたのは、1988(S63)年4月4日の第1回の放送。とても懐かしいあの三角形がぐるぐる回るオープニング映像と小池ユリ子(当時)キャスター。続いて歴代キャスターの初回映像がオープニング映像とともに流されました。1992(H4)年10月登場の野中ともよさん、1996(H8)年9月登場の田口恵美子さん、1998(H10)年1月登場の槇徳子さん、そして同年4月の小谷さんです。小谷さんの髪型は衝撃的で、会場からはどよめきが起こりました。

いやー、それぞれのキャスターの当時の姿を見られたのもすごかったですが、ニュースのオープニング好きとしては、懐かしいオープニングテーマを聞けたことが嬉しかったです。

映像が終わると、小谷さんは会場がどよめいたことに触れ、若いとかそういうことじゃなくてあの髪型ですよね?といい、当時は「ライオン丸」と呼ばれていたと笑い飛ばしていました。大江さんにWBSの最初のイメージを聞かれると、それまでNHK、テレビ朝日でキャスターをしていたのと比較して一言、「うーん地味、いい意味で地味」。映像には松下電器の中村社長や、小泉前首相のインタビュー映像もあり、それぞれの面白エピソードを紹介。小泉さんは退陣直前にはすごいオーラがあったそうです。ただ、就任直後のインタビュー時は、全くオーラが無かったとすっぱり。

大江アナも海外取材

続いての映像は、今年放送された20周年特番「見聞ニッポン力」のダイジェストVTR。各キャスターが海外へと取材に行ったものでした。大江さんは中国へ、そして小谷さんはニューヨークへと飛びました。ここでも面白エピソードがいっぱい。ニューヨークでは当初予定していたビッグインタビューがドタキャンとなり、小谷さん自身があちこちに電話をして、インタビューをとってきたことや、飛行機のチケットに「SSS」と書かれていて、それは何と要注意人物扱いで、ものすごい検査をされたことなど、笑いを交えてお話されました。

3つ目の映像は人気コーナー「トレンドたまご」の2000回を記念して行われた「ベスト・オブ・トレたま」のダイジェスト映像でした。金賞を受賞した「ウォーターフライヤー」はフライヤーの油の下に水があり、油の劣化を防ぎさらに、なんと油に水を注いでも大丈夫というもの。大浜キャスターが実演するのですが、フライヤーに水をどばっと注いだり、氷を入れたりするのは、見ているだけでも怖いですね。

映像が終わると小谷キャスターは大江さんに、あの時大浜さんには保険掛けてたの?と質問。大江さんの答えは「たぶん掛けてないでしょう」そのあたりがとってもテレ東らしくて素敵でした。トレンドたまごはベンチャー企業に元気をつけようという趣旨で始まったものですが、当時はタイトルに相当悩んだそうです。

視聴率のために内容は砕かない

そして最後は、今後のワールドビジネスサテライトについてのお話。やはり視聴率というプレッシャーは相当なものだそうですが、だからといって内容は砕きたくない、ハードな内容をやるとどうしても数字は下がるけれども、軟化はさせたくないとのこと。大衆迎合し、やわらかい内容にすると一時的にやはり数字は上がる、だけれどもそれによってコアなファンの方は離れてしまう。たとえば3ヶ月やわらかい内容にしてしまうと、それによって離れたコアなファンを戻すには1年かかってしまう。もちろん、どうしてもそれに流されてしまうような時もあるけれども、必ず絶対に自浄作用が働くので、見守ってくださいとのことでした。その、自浄作用が働くというところで「日経さんもいますから」という言葉が印象的でした。

そして株主へのメッセージ。最近はユーロ高で外国への投資がブームとなっていて、ここ最近の円安は実は個人投資家の資金流出が大きく影響しているとのこと。それがさらに円を弱くするので、外国への投資ではなく、日本の株への投資へ、そして投機ではなく長期でお願いしたい、ということでまた来年もこの場でお会いしましょう!と会場の笑いを誘ってトークショーはお開きとなりました。

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株主へのおみやげ

今年も株主へのおみやげは、昨年と同じくテレビ東京の「channel12」と書かれた袋に入っていたのですが、昨年のようにPR資料や広告チラシは入っておらず、また、昨年はテレビ東京グッズをやたらめったら入れただけという感じだったのですが、今回は1点でした。

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包装紙を開けるとそこには、江戸の粋として知られる「江戸千代紙のいせ辰」の柄を使ったランチョンマットとコースターが2セット入っていました。なんかとても東京らしい感じがして、私のように、東京への憧れがテレビ東京を好きになった一因でもある田舎ものにとっては、とても嬉しいおみやげとなりました。今はそうでもありませんけど、かつてはテレビ東京というと、名古屋で唯一リアルに東京を感じられるチャンネルでしたからね。それだけ、昔は東京ローカルのような番組が名古屋で垂れ流されていたということですけど。

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昨年もそう思いましたけど、小谷さんは本当に飾らない方で、お話のあちこちに笑いどころがあって、本当に面白いですね。今回、小谷さんは途中で鼻の調子が悪くなって、ティッシュを下さいという場面があったのですが、「皆様の前で鼻をかむわけにはいきませんね」といって、ひっこむかと思いきや、なんとステージ上の机の下にもぐって鼻をかんでいらっしゃいました。キー局の看板キャスターとは思えない親近感を感じてしまいます。

わかりました。来年もトークショー楽しみにしています。もうテレビ東京の株は売りません。だって、今売ると含み損がすごいんだもの…。

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