岐阜 東海あまのじゃくツアー

東濃で厄除け!静寂と賑わいの日本三大...飯高観音

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★平安時代からの厄除けの観音さま
★美しくそして静寂...心から落ち着きます
★ここも日本三大観音のひとつ

 前回は、国道363号線で瑞浪市に入ったところにある「世界一の美濃焼こま犬」をご紹介しましたが、さらに363を走りますと、恵那市と言われてもまだちょっとピンとこない、旧明智町地内に入ります。すると明知鉄道と並行するようになり、旧山岡町地内に入ると登場するのが「飯高観音」という看板のある分岐です。

 このあたりは片側1車線にはなっているものの、沿道は山間に民家がチラホラと見られるという風景のなかで、信号機も無い交差点の分岐。その割には立派な道路です。そしてしばらくして飯高観音が見えてくると、山間に似つかわない突然の大きな駐車場。実はこの飯高観音、一説には「日本三大観音」のひとつだと言うのです。

 あれ?日本三大観音は既に制覇したはずなんだけどな...と思いつつ一歩足を踏み入れたら、そこには静寂と美しい空間が。

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お城かと思ってしまいます

 やってきましたのは、飯高観音こと飯高山萬勝寺。臨済宗のお寺で、創建時期は不明ですが、平安時代から災難除け・厄除けの観音さまとして信仰を集めているそうです。駐車場から進んでいきますと、木々が生い茂り、池がいくつもあり、さらにお寺は石積みの上に。お城かと思ってしまう風景です。そして池の手前には鉄棒が。童心に返ることもできてしまいます。

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 山門には石彫りの不動明王像。燃え盛る火の描写も、そして表情にも強い迫力を感じます。気を引き締めて山門をくぐると、まっすぐストレートに続く石畳が。その両側はまるで日本庭園のように砂利が敷かれ、砂紋が描かれ、その風景に目を奪われます。

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ぼけ封じの観音さまも

 歩くとすぐに、右手に観音像が2体見えてきます。手前は、小さな赤ちゃんを抱いている「慈母観世音」。たくさんの駄菓子が奉納されており、水子供養への思いが伝わってきます。

 そしてそのとなり、花を持った老夫婦が座っている観音像が「白寿観音」です。白寿といえば99歳。その時を迎えるまでボケないように、ボケ封じにご利益があるといわれています。

 ボケない幸せな老後、豊かな老後を過ごすために写経が勧められていまして、3,000円にて写経一巻を買うことができ、この白寿観音の台座に奉納することでさらにボケ封じへのパワーをいただけるとのことです。

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作法どおりに清めて観音堂・大師堂へ

 龍の口から水が注がれる手水舎では、かわいらしいお坊さんのイラストが「手水の作法」を教えてくれます。知っているつもりでいつも洗っていますが、改めて確認できます。

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 そして観音堂へ。目を引くのが龍の彫刻です。舌を出したその表情。今にも本当に動き出しそうな、声が聞こえてきそうな、そんな躍動感です。さらにその両側には獅子の形をした木鼻が。こちらも思わず見入ってしまいます。龍と同じような迫力がありつつも、口元から穏やかな表情にも見えるのが魅力的です。

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 一方、大師堂には仏像が祀られていて、思いの込められた千羽鶴がいくつも奉納されていました。それぞれどんな思いが込められているのでしょうか。

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本堂と一文字写経

 最後に本堂へ。本堂の前には庭園があり、水車が穏やかにまわり、刈り込んで作られた鶴と、石の亀が縁起の良く配置されています。お参りを済ませたところでちょっと休憩です。

 すると「飯高観音御開帳撮影会及びフォトコンテスト入賞作品」が壁にずらりと掲示されています。飯高観音の本尊は慈覚大師の作といわれる千手観音菩薩で、17年に一度御開帳があるとのことです。前回が2010(H22)年だったそうですから、次回は...まだまだ先ですね。

 そしてここでできるのが「一文字写経」です。参拝に訪れた人々が、一文字ずつ書写してそれが写経となるというもので、一切の魔障を消除し、一切の福徳を招来するものだということであれば、これはやらないわけにはいきません。

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静寂と賑わい

 この日は平日ということもあって、本当に静かで、心がやすらく参拝となりました。一方、東濃では有数の初詣スポットとして知られており、年始には信じられないくらいたくさんの初詣客が訪れるということです。だから、あんなにたくさんの駐車場が整備されているというわけですね。

 さらに、2月3日の「節分会」には、厄除等特別祈祷や豆まき、餅投げ、甘酒、おしるこも振舞われ、多くの人でにぎわうそうです。

 何か最近調子悪いな...と思ったら、厄除け、災難除けの飯高観音ですね。あの静寂は本当に落ち着きますので、にぎわっている時もいいですが、普段の平日もオススメです。

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 最後に...日本三大観音についてですが、通説では「浅草観音」「大須観音」「津観音」となっていますが、この飯高観音も日本三大観音のひとつといわれているそうですので、これからは「大須」「津」「飯高」で日本三大観音ということでいいんじゃないですかね。そうですね、当サイトではそうしましょうか。でもそうなると、日本三大という割には、愛知、三重、岐阜の東海3県で小ぢんまりまとまっちゃった感はありますけど...東海3県をホームとする当サイト的にはむしろそれでいきましょう。

 では続いては、同じ恵那市内の岩村地区へと移動しまして、「岩村で戦国料理と衝撃のおいしさ&大浴場でリフレッシュ」です。

飯高観音 飯高山萬勝寺(岐阜・恵那市)


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