- 郡上で人気の恐竜体験施設が名古屋にも進出
- 歩いて森のなかを探検しながら動く恐竜に遭遇する
- まだこれでプレオープンだったらしい
恐竜の模型が映っているテレビを見た、2歳になったばかりの娘が「恐竜見に行きたーい」と言うので、「そういえば大高緑地に、恐竜広場があったよな…」と調べてみると、大高緑地に動く恐竜のテーマエリアがプレオープンしているではありませんか。
2016(H28)年7月1日にプレオープンした、その名も「ディノアドベンチャー名古屋」。さっそく行ってみました。緑地公園のなかにできたテーマエリアで、しかもまだプレオープンでしょ?と思ったら…。
郡上にあったライドアクション恐竜体験が名古屋に
「岐阜県郡上市では恐竜の目撃情報が後を絶たない…」という触れこみで人気の、N.A.O.明野高原キャンプ場にある「ディノアドベンチャーライド」。森林のなかでライドに乗って恐竜に遭遇するスタイルで、その恐竜のリアリティがすごいと話題に。多くのテレビ番組でも取り上げられてきました。
そのディノアドベンチャーランドが名古屋に進出。民間事業者を活用しての大高緑地の新たな公園設備として、樹林を活かした遊戯施設「ディノアドベンチャー名古屋」が登場したのです。
入口からあふれる「探検」感に…
とはいえまだこのときはプレオープンしたばかり。どんなものかと行ってみると、まず入口からして雰囲気が違います。公園のひとつのコーナーという感じではなく、恐竜が見えるわけではないのですが、明らかにこの先の森に「何かいる」という空気がよく出ています。
そのせいか、それまでは「恐竜さん、恐竜さん」と言っていた娘の顔色が変わり、「すべり台する」とその場を離れようとします。なので、まずは芝生広場で大高緑地に慣れさせてからにしました。
しばらく遊ぶと娘も落ちついて、「恐竜さん見に行く」と言うのでようやく探検です。
プレオープンなので12体の恐竜に歩いて遭遇
では入場料を払って恐竜探検に出発です。恐竜の棲む森への探検という形ですが、歩く場所は舗装もしてあり幅も広く取られているので歩きやすさは大丈夫です。ただしやはり森ですので、高低差は結構あります。ベビーカーでも大丈夫そうですが、坂道に気をつける必要があります。
まずはトカゲのような「アロサウルス」が登場!確かにこの造形はすごい。本当に生きている恐竜かのような質感です。
さらに、それぞれの恐竜の足元などにはセンサーが配されていて、それぞれの恐竜は近づくとアクションが起きるようになっています。ここでもやはり最初は「ビクッ」となっていた娘も、次第に慣れていき、恐竜と一緒に「ガオーガオー」と大興奮です。
歩いていくからマイペースで遭遇できる探検感
ライド型で恐竜を見るのもアトラクションっぽくて楽しいのですが、コースを自分たちのペースで歩くことで、次から次へと恐竜に遭遇する形だと、より探検感が強いですね。
娘も、恐竜を1体ずつそれぞれじっくりと観察して、「お口が大きいねえ」「尻尾があるねえ」「恐竜さん何か食べてるねえ」といろんな発見ができました。
なかには子育て中の恐竜もいたりと、物語性も感じられます。ただ、夏場は虫除けや熱中症対策はしっかりと。コース内にはトイレはありません。飲食も水分補給以外はNGですので、あらかじめ覚悟を決めて探検に出ましょう。
ただし、写真はどれだけでも撮ってOKです。娘も最後には恐竜たちと仲良く…と言いたいところなのですが、打ち解けはしたものの、最後まで「抱っこ」から降りることはできませんでした。やっぱり、本物感すごいからね。
恐竜グッズもたくさんあるのでおみやげも
コース外には恐竜の関連グッズを売っているショップもあります。娘は、お風呂に入れると中からかわいい恐竜が出てくる、入浴剤の「お風呂恐竜たまご」をチョイス。やっぱり、かわいい恐竜のキャラクターに惹かれるのね。
家族で行きましたが、想像していたよりも本格的で驚きました。テレビで見ても恐竜のリアルさは感じましたけど、実物はそれ以上ですね。それにやはり、自分たちが近づくことで動く、吠えるという「探検」はいくつになっても楽しいものです。
ここはセンサーがきっかけで恐竜が「ガオー」となりますが、わが家でも何かをきっかけに「ガオー」となることがあります。そちらのセンサーは触れないように気をつけたいものです。
追記:11月3日にパワーアップオープン
2016(H28)年7月1日にプレオープンした「ディノアドベンチャー名古屋」ですが、11月3日にパワーアップオープンするそうです。これまで12体だった恐竜は18体に。1.5倍です。それに合わせて入場料金は大人800円、中学生以下600円となります。
そして、郡上市の「ディノアドベンチャーライド」は10月末をもって営業終了だそうで、つまり、目撃情報が後を絶たなかった郡上の恐竜たちも、名古屋にズンズンとやってくると、そういうことですね。
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