そりゃぁドラゴンズだがね

プライム・ツインで中日-阪神戦見てきました! 12.05.02

記事公開日:2012年5月3日 更新日:

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★初めての4階プライム・ツインでの観戦です
★売店もトイレもプライム専用・お弁当+1ドリンク付
★専用なのはそれだけではなかった!

 今季初めて、ナゴヤドームに観戦に行ってきました。今年から新体制となったドラゴンズ、やはり、それにあわせてか、ナゴヤドームでの試合中の演出なども、総入れ替えと言っていいほどに変わっていました。

 そんな今季初観戦はなんと、普段、横目に見ながらも、なかなか入る機会の無かった「4階席」です。

 4階席のプライムシート「プライム・ツイン」で阪神戦を観戦してきました。これは...やっぱり、接待にピッタリな感じですね。

内野席はシーズンシートだけなんですね

 ナゴヤドームには、「アリーナビュー・レストラン」「プライム・ツイン」「プライム・ボックス」というプライムシートがあるのですが、そのなかで、今回見させていただいたのは、ペア用の観戦シートとなっている「プライム・ツイン」です。

 プライム・ツインのうち外野席は一般販売があるのですが、内野席はシーズンシートと団体観戦用になっています。エスカレーターを4階で降りると、そこでは厳重なチケットチェック。まさにその先は、特別な空間です。

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 4階席プライム・ツインのエリアは、チケットを持っている人しか入れないスペースでして、そのなかに、トイレも食べ物の売店も、そして喫煙所までもが整備されています。それらは全てプライム・ツインのお客さん専用。しかも、通路もゆったり。

 つまり、プライム・ツインで観戦する場合、グッズを買う場合を除いて、観戦中はこの空間から出ることなく、全てのサービスを受けることができるわけです。もちろん、トイレも売店も喫煙所も座席のすぐ背後。これはちょっと、いつもとは違う、特別な感じがありますね。

 さらに、グランドと同じ人工芝が貼られている、人工芝体験コーナーなんてのもありますし、座席のあちこちに専用モニターが設置されているほか、スタッフの方が時折、飲み物のメニュー表を持って、座席まで注文を聞きに来てくれます。

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お弁当とドリンク付きです

 プライム・ツインの座席には、最初からお弁当と1ドリンクが付いていまして、ドリンクは売店で好きなものを自分で受け取る形になるのですが、一方のお弁当は、座席につくとすぐ、係員の方がやってきて、お弁当を食べるタイミングについて聞かれます。

 試合前にいただこう...ということで「あ、今、お願いします。」と言いますと、運ばれてきました。横長の2段のお重に入ったお弁当です。いつも売店で買う紙箱に入ったものとは違います。これもまた、特別な感じがしていいですね。

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今年からいろいろ新しくなっています

 今年から「Join us ファンと共に」という新しいキャッチフレーズの下、新体制となった中日ドラゴンズにあわせてか、試合中の演出も全て新しくなっていました。特に、攻守交替の合間などに流れる、ドアラとシャオロン、パオロンがメガホンを叩くCGや、ドラゴンズの攻撃に入るタイミングで登場するイラスト、「LUCKY7」、ファールボールへの注意喚起など、全てが変わっていました。

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試合に関しては簡単に...

 さて、試合の方ですが、簡単に。この日の先発は、中日は中田投手、阪神はスタンリッジ投手。冒頭から投手戦の様相で、どちらもあまり点が入らなさそうだな...という展開でした...が。

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2回裏[D]0-0[T] 先にチャンスが来たのはドラゴンズでしたが...

 先にチャンスがやってきたのはドラゴンズでした。2回裏、ブランコ選手がセンターヒットを放ち、和田選手の三振の間になんと盗塁。井端選手がフォアボールを選び1アウト1・2塁とします。しかし、続く谷繁選手も堂上直倫選手も内野ゴロでこの回は無得点です。

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5回表[D]0-1[T] 先制されてしまいます

 4回まで全て三者凡退ノーヒットと、中田投手に抑えられていた阪神は5回表、金本選手、マートン選手、ブラゼル選手の連続ヒットで1点先制。しかしそこまで。中田投手はなんとか1点で切り抜けます。

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8回裏[D]1-1[T] 追いつきます!

 8回に榎田投手を投入してきた阪神に対し、この回先頭、代打のディアス選手がレフトヒットで出塁。大島選手が送り、そこで荒木選手がデッドボール。足を引きずりながら1塁へ。

 続く平田選手のライト方向へのヒットで、代走の英智選手が2塁から素早くホームへ。中日追いつきます。

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10回表[D]1-2[T] まさかの10回

 試合は延長戦に。9回表を4人で抑えた田島投手に続いて、この回マウンドに立ったのは浅尾投手。先頭の関本選手にヒットを許し、鳥谷選手にはフォアボール。1・3塁とされたところで、4番の新井貴選手にタイムリーを浴びてしまい、勝ち越されてしまいます。

 ところがその裏です。阪神・藤川投手に対して、先頭の堂上剛裕選手がセンターヒット。大島選手が送ったところで、荒木選手がタイムリー、なんと、追いつきます。

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 しかしそこまで。平田選手はピッチャーゴロ、なんとかダブルプレーはまぬがれますが、続く高橋周平選手はレフトフライでゲームセット。

 まあ、10回表で「やられたー」と思って、そこで藤川球児投手が登場しただけに、ドローに持込んでくれただけでも...と言うべきでしょうか。でも、ちょっと、ミスも多かった試合なだけに「あれさえなければ...」がいくつも思い浮かびましたけどね。

 試合終了時、ライブビジョンに、中日堂上兄弟、阪神新井兄弟、両方全員の名前があったことが印象的でした。兄弟対決は引き分けでした。

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そこも別、なのね

 試合時間は3時間56分。試合開始から3時間半経過後は新しいイニングに入らないという、昨年同様今年も採用となった、節電規定の割には、長い試合となりました。しかし、ゴールデンウィークの谷間、翌日はお休みということもあり、試合中のお客さんの引きはあまり感じませんでした。

 となると、込むのが帰りのトイレとエスカレーター、ですよね。でも、プライム・ツインはトイレも専用ですから、混雑することなくスイスイ。とは言えさすがにエスカレーターは...と思ったら、なんと、帰りのエスカレーターもプライム・ツインは専用なんですね。

 出口のゲート直結の下りエスカレーターが、プライム・ツイン専用となっていまして、待つことなく、こちらもスイスイと出口まで移動することができました。

 確かにこのプライム・ツインは、まさにプライム。全てが「特別」という感じですね。これなら、特別な試合に、特別な人との観戦となりますね。

 このプライム・ツイン、内野席はシーズンシートになっていまして、弁当・1ドリンク付きで、2名1セット97万円という価格になっていますが、外野席は一般発売されていますので、弁当の内容が違うなどの違いはありますが、ほぼ同じ条件で、1試合8,700円にてこの特別な観戦をすることができます。

 会社の接待、福利厚生用に内野のシーズンシート、また、たまにはちょっと特別な観戦を...と外野席なんて使い方、いいかもしれませんね。

5/2 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
阪神 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 2
中日 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 2

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