IGAストアから、走ってきた道路を少し戻り、ゴールデン村ゴールデンホテル(Golden Village Golden Hotel)に到着です。名前からもわかります通り、村を代表するホテルだそうです。
ゴールデンホテル
見ると「中華・金馬酒家」の文字が。どうやら中国系の人が経営しているようです。ということは今夜は中華料理かと、期待が高まります。中華料理であればさすがに唐辛子満載ということは無いでしょう。ホテルは初日に泊まったようなところで、2階建てのアパートのようです。もちろん氷のサービスがあるようなところでは無かったのですが、相方の足の痛みは少しずつ治まっている様子。何とかなりそうです。
▲今回もアパートの様なホテル。
午後6時半。金馬酒家と書かれたレストランに向かいます。見ると巨大なパラボラアンテナが設置してあります。それはどう見ても一般家庭用ではなく、テレビ局の屋上にある様な代物です。レストランの店内に入ると中国のテレビ番組が流れていました。これはひょっとして中国の衛星電波を拾っているのでしょうか。頑張ればこちらでも日本のBSは見られるのかな…。
▲こちらが中華料理店「金馬酒家」。ゴールデンだから金?
いや、たぶんそれは無理でしょうね。万が一日本のBSデジタル放送が見られるのであれば、私は迷うことなく今すぐにでも英語を猛勉強して移住希望を出しますよ。
▲巨大パラボラで遠くの衛星電波をキャッチ?
金馬酒家
やはり今回は中華料理らしく、大きな丸いテーブルです。と言っても回転台はありませんでしたけどね。韓国人の少年3人組と、日本人母娘、女の子二人組、そしてガイドさんと一緒に座りました。運ばれてきたのは麻婆豆腐やおかゆです。久々にキムチの無い夕食です。
酢豚も鶏の唐揚げも美味しかったのですが、口が唐辛子に慣れてしまったのか、なぜか何か物足りないような、とてもサッパリ薄味に感じました。決して味自体が薄かったとは思えないのですが。慣れとは恐ろしいものです。
ガイドさんが説明していることを、日本人母娘の娘さんは全て母親に日本語訳しています。相方は相変わらず訳してくれないので、それを盗み聞きしてしまいました。この時だけは、私のすぐ横に座ったガイドさんと私は意志の疎通を計ることができました。ただし、その子が訳すまで多少の時差が必要だったので、横に座りながらも衛星回線で話をしているような感じでしたが。
▲麻婆豆腐おいしそう!テーブル回って欲しいな。
見ていると、韓国人の少年達はどこか不満気です。料理を口にしては変な顔をしたりします。やっぱり口に合わないようです。本当に韓国の人は、韓国料理以外はあまり好きになれないんですね。あれだけ強烈な唐辛子の味を毎日食べていれば、確かに中華料理のサッパリさはイマイチかも知れませんが。
今回はさすがにどうしようも無かったのか、昼にキムチチャーハンを作っていた女の子も大人しく隣りのテーブルで中華料理を食べています。
食事を終えてレストランを出ると、夜の7時ですが当然まだ、お日様は高く夕方という雰囲気にもなっていません。ロッキーの山並みを遠くまで眺めることができました。山の上半分は氷河、下半分は針葉樹林という景色は相変わらずなのですが、その森は延々と続いていて迷い込んだら絶対に出てこられないと思います。
富士の樹海も見たことがありますが比べ物になりません。富士の樹海は磁場の関係で方向感覚を失って迷い込みますが、カナダの場合は、その広大さから体力が尽きるまで歩いても出てこられないことで、迷い込んでしまうことでしょう。
▲それでもやっぱりご飯はカルフォルニア米だね。
部屋に戻ります。相方の足の包帯をほどくと、腫れは少し治まっている様子で一安心。でも、杖が無ければ歩くことはできなかっただろう、と言います。本当にガイドさんに感謝です。ケーブルテレビはチャンネルが少ないものの、バンクーバーと同じ物が放送されておりドラゴンボールを見ていたのですが、やはり疲れが溜まってきているのか、いつの間にか二人とも眠ってしまいました。
いよいよ明日はツアー最終日です。カナディアンロッキーともこれでお別れです。明日はどんな韓国バラエティー番組を見ることができるかな。
▲ロッキーの山並み。こんな森迷い込んだら…大変。
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