
- 地域に密着した歴史を感じる百貨店「津・松菱」
- みえ応援ポケモンのミジュマルコラボ商品がいっぱい
- 店内には海が似合う!?ポケモンのイラスト看板がずらり
2025夏・期間限定でポケセンの出張所がオープン
三重県津市にある松菱百貨店で、2025年夏に期間限定でオープンしている「ポケモンセンター出張所in松菱」に行ってきました。
「ポケモンセンターならナゴヤにあるよね?」と思われるかもしれませんが、三重県には「みえ応援ポケモン」のミジュマルがいますし、岐阜・愛知では次々と百貨店が消えゆくなかで孤軍奮闘している松菱百貨店自体にも興味があり、電車とバスを乗り継いで出かけました。

松菱って浜松にあったよね?
松菱百貨店は「津・松菱」と呼ばれています。もとは戦前、大門百貨店として開業したのですが、戦後になって静岡県浜松市にあった「松菱」の創業者が大門百貨店を引き継いだことで「津・松菱」となりました。
時は流れ2001年(平成13年)に浜松の松菱本体が破産してしまうのですが、地元の支えもあり津・松菱は耐え抜き、現在は日本一店休日が多い百貨店として独自の手法で地元に根付いた百貨店として親しまれ続けています。

松尾芭蕉像とミジュマルとピカチュウ
松菱百貨店の前には松尾芭蕉の像があり、そのすぐ正面の壁には大きくミジュマルとピカチュウの姿が。7月18日から8月25日まで展開されている「ポケモンセンター出張所」の案内看板です。ピカチュウよりもミジュマルのほうが大きくて手前なのは当然のこと。「みえ応援ポケモン」だからです。

巨大ミジュマルオブジェとパネル
6階の催事場へと上がると目に飛び込んでくるのが巨大なミジュマル上半身オブジェです。実際のミジュマルよりも相当大きいですね。ひょっとすると着ぐるみよりも大きいかもしれません。

その横には「ポケふた」ことポケモンマンホールの案内コーナーも。三重県のポケふたはすべてミジュマルと他のポケモンがセットになっていますね。

海が似合うポケモンのパネルがたくさん
松菱百貨店は海のすぐ近くにありますしミジュマルがメインですから、店内はまるで海のなかにいるかのように、海が似合うポケモン姿がたくさんあります。私の推しポケモンのブイゼルの姿もありました。最高ですね。

そしてミジュマルの進化形であるフタチマルとダイケンキの姿も。フタチマルも最高にかわいいですね。

さらにゲッコウガもいます。忍者といえばゲッコウガですものね!と言いたいところなのですが、ゲッコウガは「コウガ」なだけあって、三重の伊賀じゃなくて滋賀の甲賀側の印象が強い気がしたりして。

ミジュマルコラボコーナーがあります
三重県ではミジュマルと県の特産品がコラボ商品がたくさんありまして、ずらりと販売されています。そのなかで注目は新商品「なが餅~ミジュマルのほっとひといき伊勢茶味~」です。
四日市では古くから愛されている二大餅のひとつ、笹井屋の「なが餅」がミジュマルバージョンになっています。甘さひかえめでしっかりとお茶の香りがする味わいに仕上がっていて最高でした。

デパ地下もありますね
松菱百貨店は地上7階、地下1階というフロア構成になっていまして、地下には食品売場、いわゆる「デパ地下」があるのですが、津には地下街がありませんので特に地下からどこかに移動できるわけではありません。

よく考えれば当然のことなのですけれども、名古屋の場合はデパ地下にも出入口があるのが当たり前なので、地下である必然性とはなんだろう…?ちょっと不思議な感覚になりました。

ビルの歴史は安永の時代から?
この松菱百貨店が入っている建物には「ミフジビル」という看板が掲げられていて、その歴史についてなんと「安永2年」、1773年から書かれています。現在は紙と文具の専門店であるミフジがここにあって、そのビルがこの松菱の入っている建物ということなのですね。ミフジは近くの別の場所に移転しています。

懐かしい雰囲気が漂いつつも、地元で愛され活気のある百貨店・松菱で、期間限定でポケモングッズのお買物を楽しめるポケモンセンター出張所。2025年(令和7年)8月25日までの開催ですよ。





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