- 大河ドラマ50作をふりかえり
- フィギュアの歴史を体感して
- さあ姫に案内され長浜の街へ繰り出しサテスタ発見
今年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」を記念して、滋賀県湖北エリアで12月4日まで開催されています「江・浅井三姉妹博覧会」。トッピーネットではこれまで「小谷会場・江のふるさと館」と「浅井会場・江のドラマ館」をご紹介しました。
今回は、残るもうひとつの会場「長浜黒壁・歴史ドラマ50作館」をきっかけに、長浜散策&食べ歩き、そしておとなり米原市醒井峡谷にある、楽しくておいしいけど…なスポットをまわってきましたので、3回に渡ってレポートします。
まずは、長浜の中心部にGO!です。
外観は廃墟感すら漂うショッピングセンター
長浜の中心部といえば「黒壁スクエア」です。私たちが以前訪れたのは、10年以上前ということもあって、抱いていた記憶よりも垢抜け、さらなる観光地化がなされている印象を受けました。そんな黒壁スクエアの黒漆喰の建物を見ながら、「江・浅井三姉妹博覧会」の長浜黒壁会場に向かうと…。
入口こそ、それらしくハリボテが作ってあるものの、建物はどう見ても、一昔前のショッピングセンタービル。錆び錆びになっている部分もあり、廃墟感すら漂い、少し不安に。
でも、それは外観だけで、中は大丈夫でした。1階にはさまざまな長浜土産のショップが入っており、博覧会の展示は2階にありました。
「歴史ドラマ」って…これ公式じゃないの?
展示内容については撮影できないので、写真ではご紹介できませんが、簡単に言いますと、「歴史ドラマにも、歴史あり。」ということで、50年に渡るNHKの大河ドラマを振り返るというものです。
ただ、その扱いは平等ではなく、舞台に少しでも滋賀県・北近江が関連しているものだけが大きく取り上げられ、そのほかは年表でちょちょっとという感じでした。まあ、場所を考えれば当然なわけですけれども。
展示内容は順に「北近江作品展示」「衣装展示」「秀吉関連展示」「作品マップ展示」「北近江作品オリジナル映像シアター」「大河ドラマ50作年表」となっていました。
大河ドラマをよく見てきた相方は「ああこの作品!」と、紹介を見るたびにそれぞれの作品を見て思い出すようで、楽しめた感がありました。
あとは、余談になりますが、大河ドラマ50作年表には「その他放送界の出来事」という欄が興味深かったですね。NHK以外の民放についての記述で最初に出てきたのが「サンテレビが初のプロ野球完全中継」という偏り具合が…。
それにしても、なぜ「歴史ドラマ50作館」なのでしょうかね?「大河ドラマ50作館」には出来なかった何か理由でもあるのでしょうか。NHKの許諾…は、もちろんとってるでしょうしね。どーもくんや「大河ドラマ50」なんてロゴも使ってるわけで。ナゾでした。
江・浅井三姉妹博覧会は、12月4日までの開催です。
フィギュアミュージアムもあります
さて、このビルにはショップのほかにミュージアムがありまして、こちらは常設となっています。「海洋堂フィギュアミュージアム黒壁・龍遊館」です。
アーケード側の入口には、「北斗の拳」のケンシロウ等身大フィギュアがあり、通りがかる人が皆、記念写真を撮っていました。また、上部には迫力のレッドドラゴンも。
このミュージアムの入館料は大人800円・小人500円となっていまして、入館すると「入館プレゼントフィギュア」がもらえます。入口にはそのフィギュアがずらりと並べられていますが、どれがもらえるかは、ガチャガチャ次第です。
入館しなくてもショップには入れます
ミュージアム自体は2階にあるのですが、1階にはミュージアムショップとエントランスがあり、そこまでは、入館しなくても入ることができます。
その1階にも、フィギュアや食玩などが結構展示されており、これぞフィギュアというものから、「あー、そんな食玩あったよね」なんて懐かしめるものまで、海洋堂製品の幅広さを実感することができます。モリゾーとキッコロもいました。
お姫さま、どう呼んだらいいの?
大河ドラマの歴史と、海洋堂のフィギュアの歴史。その接点を何とか見つけようかと思ったのですが、どうにも結びつかないので、長浜の黒壁スクエア・アーケードに繰り出したいと思います。
案内してくれるのは、「長浜の観光をおしえまぁ~ス。」のあんない姫ッス。何が気になったって、この「あんない姫ッス」をどう読んだらいいのかということです。「あんないひめっす?」「あんないきっす?」それとも「PRINCESS!」なんてアルファベットが入ってるってことはまさかの「あんないプリンセッス?」
近江発京滋エリア
オチも見当たらないままぶらぶらしていると、「土田金物店」という歴史がありそうな店構えのお店が。そこにはいくつもの看板が掲げられていて「KBS京都Radioサテライトスタジオ」「BBC長浜プラザ」の文字も。もちろん、BBCといってもイギリスではありません。ここは滋賀県。びわ湖放送(Biwako Broadcasting Co., Ltd.)です。
KBS京都ラジオで毎週日曜午前11時から放送されている「鋭ちゃん順子のさざなBeゲーション」はここから放送されているんですね。「KBS京都1143KHz」「KBS滋賀1215KHz」と、京都と滋賀の両方の周波数が看板に記載されています。
KBS滋賀…。そういえば、昔はKBS京都のラジオって、京都と滋賀で全然違う番組を放送していたんですよね。それも2009(H21)年3月まで。今は、滋賀発の番組は残っているものの、滋賀単独のラジオ番組というのは、特別番組しかないみたいですね。
なんだか、本当にとりとめのない記事になってしまいました。困ったなぁ。そうだ、困った時はグルメです。というわけで、次回は長浜グルメ満喫。あれこれ食べ歩きをしてみたいと思います。
「何だこの赤いこんにゃくは」
「見た目こってりなそうめんの味は」
「芋きんも三姉妹」
以上の3本です。お楽しみに。
関連情報
取材協力
・樋口正孝さん
コメント
こんにちはTOPPYさん。江・浅井三姉妹シリーズもあと1回でいよいよ終了ですか?鯖そうめんとか召し上がられたみたいですね。
>建物はどう見ても、一昔前のショッピングセンタービル
正解です。あの建物は昔は西友でした。
長浜は黒壁ができて以来観光客も増えましたが、このご時世か、歩く人は多いものの落ちる金は減ってきているのが現実らしいです。
ところで、今回三姉妹博覧会に来られて、ゆるキャラには1度も会われなかったのかな?以前茶々姫はレポートしていただいていますが、三姉妹というからには当然あと2人いますが、この地元のキャラに対して“後から”滋賀県が作った三姉妹キャラがいまして、ちょっと揉めたことがありました(地元ですでに三姉妹キャラを売り出しているのになぜ県がわざわざ邪魔をするようなことをするのか?しかもソックリじゃないか?)。その辺なんかもシビアな目でレポートしていただいたりすると面白いかなと思っていたのですが…。
地元の三姉妹キャラ
http://chachahime.net/sisters.html
滋賀県の三姉妹キャラ
http://www.pref.shiga.jp/f/kanko/kanko/2011taigadorama/gouhime-top.html
では失礼いたします。次のレポートも楽しみにしています。
追伸
ドラゴンズ優勝しましたね、ナゴヤドームの最終戦見に行きまして、ペナントを持ってのドーム一周や落合監督の挨拶に感動しました。
>樋口正孝さま こんにちは
今回は本当にいろいろとありがとうございました。
ゆるキャラについては、道中会うことはなかったのですが、
やはり滋賀県、キャラの乱立…いえ、
豊富さには驚かされる部分がたくさんありまして、
後出しになってしまいますが、
それについては別立てで記事を書こうと思っておりました。
それも含めて、記事はあと3本アップしようと思っております。
ドラゴンズの最終戦、行かれたのですね。
落合監督がこれで退任というのが、
まだ信じられない部分があります…。