おいでよ!名古屋みゃーみゃー通信 の反響編その2です
引き続きお便りをご紹介します。
今回も前回に引き続き、いただいたお便りをご紹介していきます。本当にたくさんのお便りありがとうございます。名古屋の企業編、文化・風習編にいただいたものをご紹介していきます。
-第3章 名古屋の企業編にいただいたお便り-
<愛知県 ちちうえさん>
UFJ銀行の話がありましたが、私はメインではありませんが、UFJは一応利用しています。関西生まれで、学生の頃メインが「三和銀行」だったからそのまま引き続き使ってます。ですから残金は財布より少ないです。こういう時代なので分散させていてどこがメインかはよく分かりません。
銀行の再編成で、利用銀行同士が合併した事が何度があります。そこで通帳を1冊にするわけですが、困った事にそれぞれでカードの暗証番号が違う場合、どっちがどっちだったか、分からなくなるのでつらいです。
また以前のカードは「キャラクター」ものが多く銀行色が出ていましたが、経費節減なのかシンプルなものになってしまい、何銀行だったのかすぐ分からずに・・・。(手数料取られるぞ~~!)
そうですねー。関西は銀行の再編が都市銀行、地方銀行問わず複数ありましたから、利用している銀行の合併を何度も経験するということがあるんですよね。本編でも触れましたとおり、名古屋では旧東海銀行以外の都市銀行を利用している人は少なく、また地銀についてはまだこの地方では合併がありませんので、利用銀行同士の合併というのは私も経験がありません。そういえば昔はキャッシュカードのキャラクターで銀行を選ぶという感覚もありましたね。今もそうですが、私はムーミンが好きなので、近くに店舗が無いにもかかわらず岐阜信金も利用しています。。
<埼玉県 M.Nさん>
名古屋では、(私の実家でもそうなのですが)中日新聞と中日スポーツを両方とっている、という家がけっこうあるのではないでしょうか。東京(関東を総称して)では、家庭でスポーツ紙をとっているようなところは滅多にないと思います。
また、中日スポーツは、他のスポーツ紙と一味違いますね。字も細かいし、駅売りのものにも風俗ページがないというのは、一般のスポーツ紙だけでなく、東京中日スポーツ(いわゆるトーチュウ)とも一線を画した、真面目なスポーツ紙という感じです。何よりも、「中日が優勝した翌朝の中日新聞は、元日の新聞のように分厚くなる。」というのは、東京の人には、7、80へぇくらいあるのではないでしょうか。読売新聞は、巨人が優勝しても何も起きませんから。。
新聞屋さんが手拭いや、最近では下敷きを配るのも、中日新聞ならではですね。中日新聞を読んでいる名古屋人は、みなさん、半ばドラゴンズのオーナー的な気分もあったりするのではないでしょうか。
最近ではさすがにあまりそういうこともないとは思いますが、関東では、日常会話を始めるときに、お互いに巨人ファンであることを前提にしているような面もあったりして、(阪神ファンのように厚かましくなれない)中日ファンは、肩身の狭い思いをしています。ドラゴンズは、横浜が先年日本一になって以来、(いままで一度も日本一になっていない近鉄を除けば)いちばん日本一から遠ざかっていることになります。(なにせ前回は、「フォークの神様」杉下が活躍した昭和29年です。。)
ぜひ、名古屋人の悲願、もう一度日本一に。。! とはいいながら、個人的には、日本一になるよりもセリーグ連覇の方が望ましいと思ってます。(某在阪球団みたいなハレー彗星のような日本一よりも、常勝チームになることが重要!)
名古屋を出てみないとわからないことってありますね。我が家ではとっていませんが、ドラゴンズが大好きな家庭では中日スポーツをとっているというのが、私の周囲でも当たり前なので、てっきり東京でも熱心な巨人ファンは報知などをとっているのかと思ったのですが、違うのですね…。あと、手拭いや下敷きが中日新聞だけのサービスだというのも知りませんでした。どこの新聞にもあるものだとばっかり思ってました。熱いご意見ありがとうございます。そうですよね、来年はセリーグ連覇してほしいですね。でも、今年日本シリーズを3試合見に行って、現場で悔しい思いをした私としては、やっぱり来年は日本一が見たいですねー。
<愛知県 あつぽんさん>
井村屋の件を読んで、おやつカンパニーを思い出しました。かの有名なベビースターラーメンは、三重県発ですが、全国区なのでしょうか?名古屋っ子の私には、当たり前のように身近に存在しているので、わかりません。
あと、記憶にあまりないのですが、オリエンタルカレーもですよね?横浜のカレーミュージアムでオリエンタルカレーが売られているのを見たときは、うれしかったです。ポッカのお話は、知らなかったことがたくさんで、とっても驚きました。
あと茶っきり娘の件を読んで、思い出しました。以前、栄にお店がありましたよね?プリンセス大通り沿いだった気がするんですけど…。そして、元気な店長さん?社長さん?も記憶があります。暫くしてから、お店があったはずの場所を通ると、違うお店に変わっていて、なくなってしまったのかな?と思って、気がかりでした。当時は、抹茶ソフトが中心でしたが、色々な味のものがあるということと、場所がわかったので、近いうちに行ってみようと思います。
最近では、ご当地ベビースターもたくさん発売されているとおり、ベビースターは全国区になりましたね。確かに、名古屋にいるとどれがエリア限定で、どれが全国区なのかわからないものって結構ありますよね。逆にオリエンタルカレーは、かつて全国区だったのが今はローカルになっているので、東京の人にとっては「懐かしの味」になっているようで、昭和を象徴するカレーということで再び東京で脚光を浴びているようです。茶っきり娘のご主人はとても気さくで元気な方ですね。ドラゴンズリーグ優勝記念の「ドラ吉愛す」「しぐれごはんアイス」など、新製品が続々登場していてアイデアが尽きませんね。
<愛知県 M.K.さん>
さて、おやつカンパニーですが、おそらく全国区になっていると思います。昔まだ松田食品と名乗ってたころから、私は小学校の帰りに近所の駄菓子屋さんでベビースターラーメンを食べてました。ちょっと贅沢してカップラーメンを食べたこともありました。ちなみに小学校時代は埼玉県でした。また、なぜかそのときに近所のスーパーに「すがきや」もあり、ラーメンを食べたこともありました。意外と名古屋の味に昔から親しんでいたことを改めて気がつかされました。
赤だしのみそ汁は東京では飲んだ習慣なかったので、あれだけは毎日というわけにはいきませんが、名古屋名物は基本的に何でも好きですね。
おやつカンパニーが松田食品だった頃、関東で既に駄菓子屋さんにベビースターラーメンがあったのですね。となると、ベビースターは結構昔から全国区だったのかもしれませんね。なるほど。埼玉でベビースターとすがきやですか。将来名古屋にいらっしゃる暗示だったのかもしれませんね。すがきやは全国進出方針を取りやめ、名古屋に戻ってしまいましたので、オリエンタルカレー同様関東の人にとっては懐かしの味となっているようですね。
-第4章 名古屋の文化・風習編にいただいたお便り-
<兵庫県 H.S.さん>
5350円という金額に対して、名古屋っ子は細かい現金が無いと言って5000円に負けさせるという話がありましたね。私は元々大阪人ですが、大阪人ならこう言いますね。まず、値切ってから、カードで払えるかどうか聞いて、OKなら「カードで5350円なんでしょう。カード会社の手数料分をまけてくれたら現金で買うよ。カードの5350円と現金の5000円のどっちがいい?」普通は、5%ぐらいなので、この値段設定ならカードの5350円かもしれませんが...
関西と名古屋どっちがケチか。これは難しい比較です。イメージとしては、関西の人は値切るためにあれやこれやと頭脳を使って作戦を練るのに対し、名古屋は一発現金勝負をするだけで、あまり細かいことは言わないというか、考えないという感じでしょうか。あと、関西は仲のいい人に対しては人情で手加減する所がありますが、名古屋は仲が良かろうとお金の話は別、という感じではないでしょうか。私の少ないサラリーマン経験からの意見でした。
<埼玉県 Irabuさん>
ワタシは5年ほど前、豊橋を地盤とする書店がFC運営する某大手レンタルビデオショップでアルバイトをしておりました。埼玉県内(と言うより天竜川より東)でこの会社が運営するお店は存在しないため、「埼玉支社」のようなモノはなく、社員の方は豊橋から単身赴任、数ヶ月単位で豊橋から重役さん方が視察に来るという状況でした。
ある日、そのバイト先が増築を行い、グランドオープンを迎えることとなり、本店から数名の重役と社員の方がいらっしゃいました。その時、各方面からお祝いの花を頂き、その花を置いていたのですが、午後になると重役の一人がそわそわし始めました。その後ワタシは休憩に入り、戻ってくると店長とその重役の方が花をいくつかに分け、帰り際のお客へ手渡しするという不思議な光景が展開されていました。
それに疑問を持ったワタシは別のアルバイトの人に聞いてみたところ、あの後、店長が呼び出され「なんで花が減ってないんだ、お客が少ないのではないか」と言われたそうで、一人一人に渡すという事になったそうです。アルバイトは全員埼玉の人間ですし、お客さんもそーいう事情が飲み込めてないため、その時はまさしくお店の中で数名を除いた全員が「頭に「?」をいくつも並べたような顔」をしていました。
今回のメルマガを見て、そーいう風習があると言うことがわかり、5年ぶりにこのエピソードを思い出しました。やっぱり日本って広いのですねぇ・・・(遠い目
こういう実体験を伴ったお話はとても参考になります。名古屋っ子が、名古屋のしきたりが全国のしきたりだと思っている典型的な例ですね。日本が広いというよりも、名古屋の特殊性、そして名古屋っ子の心のなかにある「名古屋の常識は日本の常識」という感覚がこういった事態を引き起こしてしまったと言えるのではないでしょうか。最近は名古屋の企業が全国進出することが増えてきましたが、名古屋は一地方に過ぎないということを認識し、ギャップを理解することも全国で成功するためには必要なことではないでしょうか。
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