★中日は関係ないとか言わないの
★ちょっとハイテクすぎて...
★サヨナラ勝利で連敗ストップ
ヤクルトに連敗し、ナゴヤドームの客入りも悪いという状態の15日、さすがにここは勝って欲しい横浜戦を見に行ってきました。実は、この日は試合そのものはもちろんのこと、それ以外にも見どころが2つありまして、それも満喫してきました。
ひとつは「え?ドラゴンズにそれって関係あるの?」というものと、もうひとつは、あまりにハイテクすぎて...絶句です。
確かに入ってないね...
平日とはいえ金曜日。しかし、ナゴヤドームに到着してちょっとビックリ。5階のパノラマ席、3塁側は人影もまばら...。いくら横浜戦とはいえ、これは...と思ったら、今年はあの阪神戦でさえチケットが余ることがあるそうです。
阪神ファンと違って、中日ファンは「弱い中日」を見て見ぬフリする傾向がありますからね。本当は、そういう時こそ応援すべきだと思うのですけどね。かつて、日本一に一度もなれずに消滅したチームのファンだった私としては。
先発は吉見投手VS三浦投手
この日の中日先発は吉見投手、序盤こそちょっと安定しない感じがあったものの、途中からは好投。結果13奪三振で完封という見事な結果に。
対する三浦投手もさすがエース。これまた好投で、4回裏だけ5人に打席が回ったものの、それ以外は全て4人以内で攻撃が終了し、試合展開の速いこと速いこと。
え、まだそんな時間?
この日のテレビ中継はCBCテレビでしたので、中継開始は「総力報道!THE NEWS」を飛び降りた19時25分ころ。その時にはもう6回という超展開。中継時間が1時間半しかないのに、これでは試合が途中で終わってしまいそう...かと思いきや。
その後、両チームとも3塁を踏むこともなく、試合は淡々と進み、20時20分頃に延長戦に突入。
井端選手「中継時間中でしたので」!?
そして10回裏、藤井選手が二塁打を打つも、牽制でアウト。準備していた立浪選手もフェードアウト。その後、谷繁選手がフォアボールで出塁。ここで代走かと思いきやそのまま。監督は11回のことを考えていたのでしょうね。
立浪選手の代わりに代打で起用されたのは、昨年11月に、退団を申し入れたという記事をとあるスポーツ紙に書かれた中村公治選手。申し入れた割には、いますね。あれ?
中村選手が送り、2アウト2塁。ここでやってくれました。井端選手のサヨナラヒット。これも、ほっと青汁のおかげですね!
もちろん、ヒーローインタビューは井端選手と吉見投手。結局吉見投手は、横浜に一度も2塁すら踏ませること無く、延長戦を完封で13奪三振という、見事な結果に。
しかも試合終了が20時47分と、無事、CBCテレビの中継時間内に収まり、井端選手がヒーローインタビューで「中継終了後でしたけど、大きな見せ場が回ってきたので」と言わずに済みました(笑)。
試合以外のみどころ
実はこの日は、試合以外に2つのみどころがありました。まず試合前に訪れたのが、ドラゴンズミュージアムです。ここに訪れるのは3年ぶり。目的はそう、その3年前と同じく、WBCの優勝トロフィーです。
トロフィーはティファニー社製の純銀製で、選手たちの指紋がしっかりとついています。そしてトロフィーの横には、今回WBCに参加したメンバーの一覧も。
何?ドラゴンズは関係ないだろって?
山田久志さんも、与田剛さんも、高代延博さんもいたじゃないですか...ってね。それを言うならあの人もいるだろって?ああ、そういえばいたね。
立浪選手がしゃべります動きます
そして試合後に見に行ったのが、イオンナゴヤドーム前ショッピングセンターに常駐していらっしゃる、立浪選手。
もちろんそれは本人ではなく、今季限りで現役を引退する立浪選手が、22年間の声援への感謝をこめたメッセージを語りかける「バーチャルマネキン」。
今月5日からイオンに設置されているもので、今後は試合開催時にはナゴヤドームに置かれるとのこと。
まあ、ハイテクな技術を使っているのはわかるのですけど、薄っぺらいアクリル板なのに、妙にリアルで、通りすがりの人は注目するものの、なかなか近寄りません。
人で溢れ返っていて写真も撮りづらいかな?なんて思っていたのですが、ドラゴンズファンでさえ、いぶかしげな目で見ながら通り過ぎる人も多く、意外にも皆さん遠目に見ているだけで、ツーショット写真を撮る人などは、あまり見かけませんでした。
これは確かに...ナゴヤドームに置いたほうがいいかもね。イオンの店内にあることで、妙に違和感を感じてしまいました...。時にリアルすぎるハイテクは、逆効果なのかもしれませんね。
でも、ナゴヤドームに置いたりすると、妄信的な某チームのファンに壊されたりしそうだよね。