2007年5月28日 日本ハム×中日
月曜日に野球観戦…ってとても不思議な感じがしますが、今年からセ・パ交流戦は2連戦となったため変則的な日程となり、ナゴヤドームでの今年初めての交流戦は北海道日本ハムファイターズを迎えて、27日日曜、28日月曜の2連戦となりました。昨年の日本シリーズを思い起こさせるようなこのカード、今期のドラゴンズ日本一を占う上でも連勝して欲しいなと思っていたところ、日曜は負け。2連戦は初戦を落とした時点で勝ち越しが無くなってしまうので、絶対勝って欲しい28日月曜日の試合を観戦してきました。
月曜日(マンデー)とひっかけてこの日は「サラリーマンデー」。当初はスーツ姿の人に先着プレゼントという話だったのが、スーツの人があまり来ないことを危惧してか、プレゼント対象が中学生以上に変更され、さらにドアラがスーツ姿で登場するという話があったのに、いざ蓋を開けてみるとドアラはいつもどおり。あれれれ。
すると昨年の日本シリーズでもナゴヤドームで見かけたアイツが。そう、北海道日本ハムファイターズのマスコットキャラクター、ブリスキー・ザ・ベアー通称「B.B(ビービー)」。以前もお話しましたが、彼はドアラとは対照的にマスコットの存在意義を語るアツい王道を行く奴です。
でもマスコット魂のアツさでは意気投合してるのか、結構ふたりで面白いパフォーマンスをやってました。ドアラは相変わらずずっこけてばかりですが。
ドラゴンズの先発はルーキーの浅尾投手。日本ハムは交流戦ここまで無敗の強さ。動きがあったのは4回表。坪井選手の三塁打、高橋選手の二塁打で先取点を許すと、普段は打席に入らない日ハムのグリン投手にきっちりと送りバントを決められ、森本選手のタイムリーヒットであっという間に0対3。そして5回表には地元出身の稲葉選手がセンター方向へソローホームラン。あれよあれよと言う間に0対4に…。その裏、李選手が二塁打を打ち、ワイルドピッチで3塁まで進むも、代打の井上選手会長はライトフライに終わります。
その後、事件は起きました。いつも5回終了後にはチアドラによるダンスパフォーマンスがあり、ドアラは1塁側で、そしてパオロンも今日はB.Bと一緒に3塁側でダンスを披露。その間、シャオロンはバイクに乗ってフィールドを走り回るのが恒例となっているのですが、なんとシャオロンが踊っているチアドラをはねてしまったのです。チアドラの一人がおもいっきりバイクの下敷きに。ひかれたチアドラはなんとか脱出し、そのまま途中で手を振りながらバックヤードへと下がっていきましたが、大丈夫だったのでしょうか。シャオロンはその後も平然とした顔でバイクを乗り回していましたけど、内心はドキドキだったでしょうね…。
6回表は鈴木投手が3人で抑えますが、その裏はウッズ選手が見逃しの三振でやはり無得点。日ハムのグリン投手の前にドラゴンズはなかなか得点することができません。試合は0対4のまま7回を迎えます。
交流戦では7回表の前に相手チームの応援歌が流されます。しかし、やはり日本ハムファンの人数は少なく、寂しい感じがするのは仕方ないですね。歓声も小さく感じました。たぶん、甲子園球場とかではドラゴンズファンもこんな感じになってしまうのかもしれませんね。7回表は森本選手にヒットを打たれますが、その後交代した小林投手が抑えます。
7回裏、ようやくドラゴンズにも動きが。森野選手がヒットで出塁すると、向こうの得点には繋がらなかったものの、今日もエラーをした中村紀選手。ナゴヤドームはもう割れんばかりの大歓声。私たちのいた内野側には外野のラッパが聞こえないほどでした。すると中村紀選手はエラーを帳消しにするレフトへのホームラン。ようやく反撃開始!かと思いきや。李選手、谷繁選手、そして代打の新井選手がバタバタとあっという間にスリーアウトです。日ハムはこの回グリン投手から武田久投手に交代です。
8回表はグラセスキ投手が3人をきっちりと打ち取り、その裏は井端選手がライトフライの後、藤井選手が出塁し、福留選手は空振り三振、ウッズ選手がフォアボールで1、2塁のチャンスに森野選手がショート方向に転がします。悪送球となりますが判定はアウト。森野選手自身セーフと思ったのか、ヘルメットを地面に叩きつけて抗議するも判定は覆らず。
球場は騒然となります。一緒に観戦していた株の師匠ももたろう先生のワンセグでスローVTRを見ても…よく見えない。
この判定で一気にドームの雰囲気は冷め、どっと帰り始めるお客さんたち…。
グラセスキ投手も緊張の糸が切れてしまったのか、9回の表の長いこと。なんと3点も許してしまい、2対7に。最後は代打立浪選手が登場するも、9回の裏は3人ともセンターフライでゲームセット。これで日本ハムは8連勝、交流戦負け無しをドラゴンズが打ち破ることはできませんでした。
ドラゴンズは、昨年私も見に行った、日本シリーズ初戦で勝って以来、日本ハムには負け続けており、オープン戦を含めるとなんと7連敗。日本ハムとは相性が良くないですね。新庄選手も小笠原選手もいなくなったにもかかわらず、強い。一方、この日巨人はパリーグ最下位のオリックス相手に快勝し、ドラゴンズは首位から落っこちてしまいました。
昨年の9月以来、ずっと私の観戦試合は勝ちゲームばかりだったのですが、とうとう負けてしまいました。観戦後はいつもイオンナゴヤドーム前ショッピングセンターで食事をするのですが、広島戦の時には広島焼き、阪神戦の時にはお好み焼きと、なんか相手チームを思い起こさせるようなメニューを食べるのが恒例となってしまったので、今回は北海丼をいただきました。
でもやっぱり、負け試合のあとはあまりおいしく感じられませんでした。試合のテンポも良くなかったので、どっと疲れが出てしまいました。スーツ姿のドアラも見られず、不完全燃焼な一日でした。
それにしても、あのシャオロンにバイクでひかれたチアドラは大丈夫だったのだろうか。そしてシャオロンにお咎めはあったのだろうか…。それが一番気になった試合でした。
コメント
お疲れ様でした。
シャオロンの話は、mixiにも書いてあったので知りました。
その後、どうだったのでしょうか?
ナゴヤドームの日ハムファンよりは関西のドラゴンズファンのほうが多いと思うのですが、
甲子園のビジター指定はエリアが狭く、チケットを買えないために球場へ行けないという方もいるかと思われます。
ただし、関西地区のドラゴンズの応援は少数精鋭でかなり熱いと思いますよ。
セ同士の試合の場合、ビジターチームの応援歌は流れませんから(夏休みの横浜スタジアムなどに例外はありますが)
応援団の演奏するトランペットに合わせて「燃えよドラゴンズ」を歌うことになります。
パ・リーグは規定で、相手球団の応援歌も流すことになっているそうです。
交流戦はそのきまりを準用した形ですね。
もっとも、どっちがいいのかはわかりません。
ナゴヤドームで、読売の「闘魂こめて」が球場のスピーカーで流されれば、それはそれで複雑ですから。
ちなみに、横浜と神宮では、ビジターチームが勝った場合のヒーローインタビューも流れます。先日のグッドウィルドームもそうでした。
Toppyさまも是非一度、遠征にいらしてください。
そして、ビジター球場のドラゴンズファンの熱さ、人数の多さ(特に関東地区)に驚いてください!
(2007/05/31 2:42 AM)
>背番号22ばんさま こんばんは
そうですか、甲子園はビジターエリア自体が狭いわけですね。当然そこには集音マイクも無いでしょうから、テレビ中継などでは応援の音が入らないわけですね…。
なるほど、交流戦で相手チームの応援歌が流れるのにはそんな理由があったのですか。NHKの中継ですと、相手球場で流れる燃えよドラゴンズを聞くことができて、とても新鮮に感じますね。
遠征ですか、そうですね。何とか機会を作っていつかは行ってみたいと思います。懐かしさを求めて屋外球場にも行ってみたいですし、京セラドーム大阪にも行ってみたいとは思うのですが、なかなか…ですね。もう少し生活に余裕ができたら行きたいと思います。
(2007/06/06 2:00 AM)
関東では阪神戦のほうがすごい!神宮、横浜はここ何年かは巨人戦よりすごい!
(2007/07/01 2:21 PM)