23.トルコ あまのじゃくツアースペシャル

高級感がひらがなで台無し…エーゲ海のホテルでタダだと思うなよ!という主張-アイワルク

記事公開日:2008年5月29日

イラストフォト

AIKATA
エーゲ海の貝殻くらいは、持って帰っても...。
TOPPY
さすがにそれは、いいんじゃないかな...遺跡じゃないし。でも、ジュースはダメみたい。

アイワルク | Ayvalik | 2007.10.04取材

チャナッカレ県
トロイ遺跡 Truva 16:00発
休憩 PO 17:55着 18:10発
バルケスィル県
アイワルク グランドテミゼルホテル Grand Temizel Hotel 18:50着

おばちゃんパワーは海外でも通用するのか?

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E87号線(D550号線共用)(バルケスィル県)

 トロイ遺跡の見学を終え、周辺にあるおみやげ売場でいろいろと物色していると...。同行していたご婦人が、何やらお店の人とやりあっています。どうやら、ご婦人は絵ハガキのセットが気になったようです。そこでとんでもないやりとりがあり、思わず相方と噴き出してしまいました。

「これいくら?」と日本語で聞くご婦人もご婦人ですが、それに対して「5リラ」と日本語で答えるトルコ人の店員さんも店員さん。しかもそのご婦人は「5リラ」という答えに対し、「はぁ?ゴリラ?」という返し。思わず大爆笑してしまいました。なぜなら、そのご婦人が...(以下自粛)。

 おみやげ売場のなかには簡易郵便局がありました。日本の観光地でもよく見る風景ですね。さらにはそのご婦人、そこでもひと悶着。どうやら日本に絵ハガキを送りたい様子。すると切手売場の担当者は、当たり前ながら日本語が話せないようで、なんとか片言の英語で「日本に送るにはこの金額の切手を貼ってください」と言っています。

 するとそのご婦人は、「その切手の絵は嫌だから、あっちの絵の切手がいい」と日本語で主張。担当者は何を言われているのかわからない様子で困惑気味。するとご婦人は逆ギレして「もういいわ!」と立ち去ります。いやいや...。切手は絵の良し悪し以前に、料金で決まるものですからね...。この時から、私たちはこのご婦人に注目を開始します。

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オリーブオイルの高級感が台無し

 トロイ遺跡からバスで走ること2時間弱、それだけ走ったにもかかわらず、トロイの木馬をイメージしたオブジェの置かれた「Petrol Ofisi」のガソリンスタンドで休憩です。それだけトロイ遺跡の存在が大きいということか、このあたりには他に名物が無いということか...。

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 いえいえ、名物ならあります。このあたりはオリーブの産地でして、このガソリンスタンドのショップではオリーブオイル製品がたくさん販売されていました。オリーブオイルの生産量はスペイン、イタリア、ギリシャについでトルコは世界第4位です。このお店では食用だけでなく、化粧品も売られていたのですが、そこにオリーブオイル化粧品の高級感を台無しにするような張り紙が。

「はださいぼうをかっぱつにするとくちょうのpureオリーブ油」

 頑張って日本語で書いたの努力はわかりますけど、全部ひらがななのはどうかな...。

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日本人は何でもタダだと思ってる?

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グランドテミゼルホテル(バルケスィル県アイワルク)

 夕暮れに包まれたエーゲ海の海岸道路を、アイワルクの街へとバスはさらに走っていきます。ちょうどそのとき、海岸線から外れてしまい、残念ながらエーゲ海に沈む夕陽を見ることはできませんでした。そして午後7時前、アイワルクの「グランドテミゼルホテル」に到着です。遠くから見たときには、田舎にポツンとあるホテルという印象だったのですが、敷地内にプールもある5つ星のリゾートホテルでした。目の前にはエーゲ海の海岸が広がっている...のですが、もうすっかり夜で全くわからない状態でした。

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 夕食はバイキングです。すると思わず笑ってしまった張り紙が。バイキングのなかにドリンクコーナーがあって、そこにフルーツジュースのサーバーが置いてあったのですが、B4の紙に大きく「有料です」と日本語で書いてあるではありませんか。バイキングなだけに、フリードリンクバーと思ってしまう日本人が多いということなのでしょう。

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 当然、このホテルには日本人以外も宿泊しているわけで、この日もたくさんの外国人がいたのですが、なぜ日本語でだけ...と思った私たちのカバンには、昨日宿泊したホテルから、無料だと思って持ってきたお菓子が入っているのでした。

エーゲ海で夜明けを見よう

 このホテルにはネットコーナーがあり、相方が家にメールを打ちたいということで借りることに。トルコ語表記になっているので、微妙に間違っている英語のような、ローマ字に近い単語が並んでいます。我が家と同じwindows XPだったので、表示されている単語の意味がわかるだけに、トルコ語ではこう書くのかぁといちいち納得。

 ダウンロードにはプロテクトが掛かっていて、日本語の入力をすることはできず、相方は一生懸命ローマ字でメールを打っていました。

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 変わって夜明けです。季節外れとはいえ、せっかくエーゲ海の海岸沿いにあるリゾートホテルに泊まっているのですから、少し早起きして朝7時の夜明けを見ることにしました。海岸にはゴムボートを貸してくれるお店や、ビーチバレーのコートなどがあり、夏場は多くの人で賑わうのだろうということが容易に想像できます。

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 海岸では何匹もネコを見かけました。ネコも夜明けの空気を感じたいのか、海岸に向かい歩く人々と同じように、海岸へと歩いていきます。

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 エーゲ海の海岸は水も綺麗で、夜明けの清々しさも最高なのですが、何より最高なのが「エーゲ海」という名前ですね。もうそれだけでクラクラしそうです。相方は海岸で貝殻拾い。「エーゲ海の貝殻」というだけで何かロマンを感じてします...もう、いかにもミーハーな日本人ですみません。

 もちろん、この貝殻を持って帰るのは、無料です。(コラムを挟んで#06へつづく)

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コラム・トルコの放送と笑いのツボ

トルコのラジオ

 トルコの笑いの話をする前に、まずはトルコの放送事情を見てみることにしましょう。

 トルコにはトルコ国営テレビ(TRT)と民間放送のが2種類あり、ラジオ・テレビともに全国ネットワークとローカル局がそれぞれあります。私はこの旅にラジオを持っていき、夜はホテルで聞いてみたのですが、都市部ではAMもFMも数え切れないくらいの放送局があり、それぞれ洋楽ばかりの局や、トルコの演歌ばかりの局など、ジャンルが結構はっきりしているチャンネルばかりでした。

 残念ながら、いわゆるステーションジングルと呼ばれる、放送局名を歌に乗せたものを聞くことはできませんでした。トルコにはジングルというものを作る習慣が無いのかもしれません。

 演歌って?と思われたかもしれませんが、実はトルコには日本によく似た、演歌というジャンルがあるのです。さすが義理人情の国。

外国人旅行者向け放送...といっても

 トルコでは、外国人旅行者向けの放送がありますので、ここで簡単に紹介しておきましょう。

<AM>
・TRTラジオ3 9:00 12:00 14:00 17:00 19:00 22:00「ニュース」

<FM>
7:30~12:45 18:30~20:00
「ニュースと音楽と観光、経済、歴史、地理などの情報番組」
イズミール 101.6MHz  アンタルヤ 100.6MHz  ネヴシェヒール 103.0MHz
クシャダス 101.9MHz  デニズリ 101.0MHz  ボドルム 97.4MHz
イスタンブル 101.6MHz  マルマリス 101.0MHz  カルカン 105.9MHz
 日本とは周波数帯が違いますので、ラジオを日本から持っていく場合は、テレビの1から3chが聞けるものでないと、聞くことができません。

<テレビ>
・TRTテレビ2 22:00過ぎ「英語ニュース」 月曜19:40「CNNニュース」
・テレビINT 23:00過ぎ「英語ニュース」
 また、テレビは毎日8:30~10:30 12:30~18:30 21:30にも外国語でニュースを放送しています。

 と書きましたけど、日本語での放送はありません。英語、フランス語、ドイツ語での案内となりますので、あまり日本人は利用しないかもしれませんね。

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トルコのテレビ

 トルコにはかつて、日本とは比べ物にならないほどのチャンネルができた時代がありました。最盛期には、民放テレビの全国ネットワークが50にまで膨れ上がったとのこと。日本には現在まで、5つのネットワークしかありませんから、すごいことです。

 しかし、当然トルコの経済情勢で、50のネットーワークが生き残ることなどできるはずもなく、数年前に次々と潰れ。現在ではかなり落ち着いたとのこと。トルコのテレビ局の特徴としては、全国ネットは全て衛星による放送で、ローカル局のみが地上波による放送となっていて、ローカル局は全国に100以上あり、衛星と地上波でちゃんと棲み分けができています。

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トルコ人の笑いのツボ

 いよいよトルコ人の笑いお話。トルコ人にとっての笑いのツボは「黒海人」だそうです。黒海とは、トルコの北側に広がる海で、このエーゲ海や地中海とは正反対になります。そこに住んでいるのが黒海人です。

 黒海人は、そう言われるだけあって、やはりやることも一風変わっているようで、次のような話がネタとして有名だそうです。

・黒海人が暮らす地域に行くと「ここから2km後ろにあります」というレストランの案内看板がある。
・家の中に緑が欲しかった黒海人は、家を建てるときに、家のなかに木を植えてしまい、木が成長して枝が窓や天井をぶち破ってしまった。
・黒海人は頭がかゆいとき、手を頭に当てると、手を動かさずに頭を動かす。
・電球を交換するとき、黒海人は電球を手で回すのではなく、電球を持って自分が回る。

 トルコにおける黒海人を日本に例えると、最初は関西人かと思ったのですが、よく考えると、黒海人そのものが面白いわけではなく、黒海人は変わり者で、はっきり言って馬鹿にされているようなのですよね。

 まあ、自分で言うのも嫌ですけど、これって、日本に例えると名古屋っ子ですよね。
 ちなみに、日本で最もトルコ人が多く暮らしている街が名古屋で、名古屋で暮らしているトルコ人は、ほとんどが黒海人だそうです...。

 これってひょっとして「るいとも」って奴?

グランドテミゼルホテル(バルケスィル県アイワルク)MAP

Grand Temizel Hotel

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