21.はるかカナダ あまのじゃくツアースペシャル

トボトボ帰り道...-バンクーバー国際空港

記事公開日:2004年5月22日

イラストフォト

 なぜか日本にいる夢を見て、妙な錯覚を残したまま5月22日の朝を迎えました。いよいよ帰国です。早朝、ホテルにはスモークサーモンが届き、荷物を整理して空港へと出発です。空には雲が広がり小雨がパラパラしています。

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バンクーバー国際空港

 行きに乗ってきた98番のバス、B-LINEに乗り込みます。そして空港近くで424番のバスに乗り換え、見覚えのあるバンクーバー国際空港にバスは到着しました。エアカナダのカウンターで荷物を預け、残り数時間を待つことになりました。

 昼食を早めにとっておこうということで、空港内にあるフードコートにやってきました。「SHOGUN」というお店でうどんを買います。しかしこのうどんがどんな味だったか、今思い出そうとしても思い出せません。それくらいこの時の私は、残り少ない時間が少しずつ無くなっていくことが嫌で嫌でたまらなかったのです。

 覚えているのは、隣りに座っていた外国人家族にセリフをつけて遊んでいたことくらいです。大きなトランクを持っていて、目つきが鋭かったので、家族のフリをした運び屋という設定で勝手に想像して2人で言葉を当てて楽しんでいました。

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▲アメリカ行きはすごい行列。日本行きはそうでもありません。

 すると韓国人の人達に声をかけられました。相方は「あー。久しぶりー。」と言っているのですが私は誰なのかわかりません。相方に「ほら、ツアーで一緒だったじゃん」と言われ、はっと気付きました。ついこの間行ったロッキーツアーで一緒だった韓国人の人達でした。バンクーバーの名残惜しさに、私の思考回路はどうも止まっていたようです。

 そこにいたのは、ツアーで一緒だった3人組の男の子と、在日韓国人の女の子とその友達でした。どうも私たちと同じで、こちらに住んでいる人のところに訪ねてきた友達と一緒にあのツアーに参加したようで、友達が今日の便で韓国に帰るのだそうです。この人達は良い人でした。こうやって異国の地で異国の人と顔見知りになれるというのはいいですね。二度と会うことはないかもしれませんが...。

 相方はこの後も、ツアーで一緒だった他の韓国人と街でよくすれ違ったそうです。ただその韓国人男性は、ツアーに連れてきていた女の子では無い人と一緒にいたので、声は掛けなかったそうです...。

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▲大丈夫かなエアカナダ。東南アジアの電化製品じゃないんだから...。

 いよいよお別れです。空港利用税を支払う機械にクレジットカードを入れ手続きをします。そして出国手続きカウンターへと向かいます。7ヶ月前は相方を名古屋空港で見送りましたが、見送るよりも自分が見送られる方が辛いですね。自分の足でその別れの一歩を踏み出さなくてはいけないのですから。今度会えるのは8ヶ月後です。再び会う時には、相方はさらに成長していることでしょう。私も負けないように頑張ることを誓い、ゲートをくぐります。

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▲フードコートのうどんです。割り箸を久々に見たなぁ。

名古屋空港へ...

 カナダの出国はアメリカと同じで、パスポートを見せることはありません。手荷物チェックを終えて搭乗口へと向かいます。そのとき何を考えていたか、今はもう思い出せません。無心だったのかもしれません。帰りもエアカナダと全日空の共同運航便です。そして飛行機に乗り込みます。行きは英語の案内だけだったのですが、帰りは英語と日本語の両方の案内があり安心しました。

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▲バンクーバー国際空港は送迎デッキがありません。あったとしても...?

 帰りはどんな人が隣りに座るのかな...と期待していたのですが、帰りの便は結構ガラガラで、私の隣りの席は空席でした。ゆったりとすることはできましたが、話をして気をまぎらわすことができず、本を開いたり、映画を見ようとしますが何も集中することができません。しかも空調が効きすぎなのか効いていないのか、機内は寒く眠るに眠れません。

 行きは8時間でしたが、航路の関係で帰りは10時間です。しかも気流が悪いところが連続し、機内は大揺れに揺れ、寒いわ気持ち悪いわで、名古屋に到着したときにはヘロヘロになっていました。

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▲機内食のウナギ熱すぎ!火傷するかと思いました。味薄かったー。

 そして空港でバスを待つこと1時間弱、空港バスに乗って30分、路線バスで30分。ようやく名古屋のとなりの田舎街に帰ってきました。バンクーバー国際空港を離陸して、13時間半後の帰宅です。

 また明日から現実が始まる...。夢のような1週間は本当にあっという間でした。いつかそんな夢のようなところで暮らせたらいいな...。

 そのためには、夢に向かう現実という階段を一歩一歩登っていくしかありません。さて、さっそく英語版のドラゴンボールでも見て、英語を耳に入れるかな。

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▲名古屋空港でバスを待ちます。「メ~テレ」「ぱっぱ屋」...帰ってきたなぁ。

バンクーバー国際空港(ブリティッシュコロンビア州)MAP

バンクーバー国際空港

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