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9「荒子川公園」
公園に無人島
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 ベイシティからあおなみ線荒子川公園駅に戻り、駅の名前になっている荒子川公園を歩きます。荒子川公園は善進橋から南へ1キロに渡って、荒子川沿いに1979(S54)年から整備されている公園です。北門から公園に入り最初に登場するのが荒子川公園ガーデンプラザです。
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 ガーデンプラザは公園の核となる施設として1993(H5)年にオープンしたものです。この公園の見どころは株数5,000株、敷地面積3,300平方メートルを誇るラベンダー園です。毎年4月から6月に見頃を迎えます。中央に小川の流れるラベンダー園では、せせらぎ聞きながらラベンダーの甘い香りを楽しめます。また、ガーデンプラザ内にあるティールーム「紫音」では、ラベンダーを使ったハーブティを飲むことができるほか、ラベンダーグッズを買い求めることができます。ガーデンプラザ近くには庭園樹の見本や水生植物見本の展示、斜面に花壇を配したサンクガーデンがあります。荒子川パークブリッジを渡って荒子川の西岸に行くと、さらに大きなラベンダー園があります。気分はもう富良野…といいたいところですが、富良野のような頬を撫でる乾いたさわやかな空気はここ名古屋にはありません。あるのは湿気です。
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▲小川がラベンダー園の真ん中を流れます。画像 ▲せせらぎの音が耳に心地よい。画像 ▲大きなラベンダー園へはこの荒子川パークブリッジを渡って。

 東岸に戻り南へと進み、あおなみ線の斜張橋をくぐると左手にわんぱく冒険広場とレクリエーション広場があります。わんぱく冒険広場にある遊具は本格的で、子どもはおおはしゃぎすることでしょう。ダイナミックなのでお子さんがすべってころんでケガをしてしまうかもしれません。目を離さないようにしましょう。小さな擦り傷程度でガタガタ言うような親は、この公園で子どもを遊ばせないほうがいいでしょう。また、レクリエーション広場ではディキャンプが楽しめます。これだけ大きな広場でバーベキューをすれば、すっかりどこかの高原に来たような錯覚に陥るかと思いきや…それは無理です。広場の横にある巨大なミドリ電器が目に入り、さらに国道23号を走るトラックや自動車の喧騒が耳に入ります。
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▲あおなみ線の斜張橋。う〜ん、立派です。画像 ▲公園内をこんな小川も流れています。画像 ▲わんぱく冒険広場と巨大なミドリ電器。

 その国道23号荒子東部高架橋をくぐると、ボートベイがあります。ボートベイは川の脇に作られた小さな入り江で、そこでボートを借りて荒子川へと繰り出すことができます。しかしどこを探してもボートベイが見つかりません。すると「貸しボートの営業は休止しております」という看板があります。その先を見ると、川の水面が見えないほど水草に覆われた入り江があるではありませんか。水面が見えないどころか、見ただけでちょっと引いてしまうほどに草に入り江が覆われています。よく見ると進行方向を示す標識などが残っており、ここがボートベイであったことを証明しています。休止とのことですが、現状ではここにボートを浮かべること自体が不可能です。
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▲国道23号荒子東部高架橋です。車がビュンビュン行き交います。画像 ▲ここにボートを浮かべるのですか?画像 ▲荒子川にもボートベイから水草が。

 いよいよ荒子川公園の南端です。ボートベイの先にかかる橋は「フェニックスブリッジ」。そしてその橋の中央には、南北に長さ150メートル、東西に幅40メートルの島、「フェニックスアイランド」があります。フェニックスアイランドは人工島で、1987(S62)年3月に完成しました。フェニックスの木が南国ムードを漂わせ、パラソルでトロピカルジュースを飲めばすっかり気分はハワイです。島には他に芝生広場や噴水、砂場なども整備されています。
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▲フェニックスブリッジを通ると南国気分。画像 ▲フェニックスアイランド、おお、本当に島です。画像 ▲ヤシの木が覆い繁ります。

 フェニックスアイランドではたくさんの水鳥が飛び交い、見ているだけで心が和みます。しかしです。このフェニックスアイランドは島という隔離された空間であり、なおかつ屋根のあるベンチがあるほか、フェニックスブリッジの高架下にも空間があります。この島に住んでいるのは水鳥だけではありません。そう、このフェニックスアイランドは無人島ではないということです…。
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▲フェニックスアイランドが完成したのは1987(S62)年。画像 ▲島からは荒子川の河口施設が見えます。その先は海。画像 ▲1975(S50)年に名古屋の姉妹都市ロスから種が送られてきたのがきっかけ。

 フェニックスアイランドの先には荒子川の河口施設があり、その先を金城ふ頭線、一州大橋が川を横切り、荒子川は海へと注がれます。金城ふ頭線を右へ歩くと金城ふ頭へと行くことができますが一旦荒子川公園駅へと戻ります。
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