イベントレポート

名古屋港開港100年を記念して新キャラクター登場!ポータン

記事公開日:2007年2月14日

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 名古屋港の金城ふ頭で進められていたアウトレットモール計画が白紙撤回になったり、かつては金シャチの形をした船が運航していた、名鉄海上観光船による名古屋港内遊覧船事業が長年の営業を終了したりと、名古屋港に関する寂しいニュースが相次いでいます。このような話を聞きますと、名古屋港はどうしても東京や大阪、そして横浜のベイエリアに比べて地味な印象を拭えない面がありますが、実は名古屋港は日本一の港なのです。

名古屋港の輸出入総額は6年連続の1位。そして臨港地区の面積も日本一です。もちろん、輸出のほとんどは自動車や自動車部品が占めています。そんなレジャーや観光よりも実用重視の名古屋港は今年、メモリアルイヤーを迎えます。

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名古屋港のメモリアルイヤー

 名古屋港が開港したのは1907(M40)年。今からちょうど100年前のことです。地下鉄名港線の名古屋港駅を降り、水上警察署の前を歩くとそこに一人の銅像があります。奥田助七郎氏です。奥田氏は名古屋港の工事責任者で、反対運動と戦い40年の月日をこの名古屋港開港に注いだ人物です。名古屋港の父と呼ばれています。それから100年。今年は名古屋港開港100周年を記念して「これからも明るい名古屋は港から」というキャッチフレーズのもと、名古屋港ではさまざまなイベントが企画されています。

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ポータンのお披露目で記念事業スタート

 名古屋港開港100周年記念事業は、新たなキャラクター「ポータン」のお目見えで幕を開けました。最近はゆるキャラブームでもありますし、イベントにマスコットキャラクターを設定するのは戦略として間違っていないと思います。ポータンは船止めのボラードを擬人化したもので、名前は公募で決められました。ポーはもちろんポートのポー。そしてタンは親しみやすさを表現しているのだとか。確かに最近は何でもかわいいもの、特に女の子のキャラに「タン」をつける傾向がありますからね。とはいえポータンは萌え系キャラというわけではありません。性別は不詳ですが。

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 ポータンは昨年末に着ぐるみ...じゃなくて実物大の動くマスコットとしてデビューしているのですが、許可さえ得ればマスコットキャラクターを使用したり、着ぐるみ...って言っていいのかな、それを借りることができるのだそうです。そんなポータンにいつでも会える場所があります。それはガーデンふ頭にある伊勢湾海運のビルです。

 ビルの屋上にはプレゼントの箱を持った巨大なポータンが。そして壁面にはポータンの様々な表情を描いたイラスト、さらに会社の玄関にもポータンの姿があります。ビルの屋上のポータン。これ、かなりデカいです。

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ギンペイ、クーちゃん、そしてポータン

 名古屋港にはこれまでにも、水族館前のペンギンのポスト「ギンペイ」や、名古屋といえばやっぱりシャチということで、シャチの「よろしクーちゃん」というキャラクターがいますが、ポータンもその仲間入りということになります。

 キャラクターの話ばかりになってしまいましたが、観光やレジャーの面では地味な印象をもたれている名古屋港も、今年は頑張るという意気込みがこのキャラクター設定から伝わってきます。今後の主なイベントをご紹介しましょう。

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・3/21(水・祝) アスナル金山 「名古屋港へ行こう!!」
 ポータンや有名タレントがステージでクイズ大会。

・3/31(土)~4/8(日) ガーデンふ頭
 「みなとスプリングフェスティバル」

 つどいの広場に鮮やかな花壇が登場。ポータンの顔を模った花壇も。

・7月 ガーデンふ頭ほか 「海フェスタなごや~海の祭典2007~」

 全国の港湾都市で持ち回りで行われている海フェスタを今年は
 名古屋で開催。コンサートやシンポジウム、マリンスポーツ大会など。

・11/10(土) ガーデンふ頭 「開港祭」

 また、例年行われる7月中旬の名古屋みなと祭や、12月のスターライトレビュー、イルミネーションモニュメントもいつもよりもバージョンアップして開催されるとのことです。今年は名古屋港で結構楽しめそうです。

ポータンは名古屋生まれじゃじゃない?

 ちなみにポータンは名古屋生まれではなく、美しいサンゴ礁に囲まれた名も無い島生まれで、名古屋港の開港100周年のお祝いと、皆で海の環境を考え自然を守るため、「ぽーとおぶなごや2」に乗って名古屋港にやってきたのだそうです。

 ぽーとおぶなごや2とは、名古屋港管理組合が所有する船で、今年は2月から11月まで毎月2回見学会が行われ、実際に乗船して名古屋港を遊覧することができます。あらかじめ往復はがきでの応募が必要です。この船なんと約6億円もかけて作られ、なおかつ年間4400万円の経費がかかっているとのこと。特定の議員関係者ばかりが使っていると市民団体から批判の声が上がったいわく付きの豪華船。これは乗っておかないといけないでしょう。

 普段は一般の人は乗ることができない、ぽーとおぶなごや2に乗ってやってきたというポータン。一体何者?見た目がいかにも擬人化されたマスコットキャラクターという感じなのに、設定が現実的すぎてそのアンバランスさがたまりません。

関連情報

名古屋港開港100周年オフィシャルサイト

名古屋港ガーデン埠頭(名古屋・港区)MAP

ガーデンふ頭臨港緑園

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