そりゃぁドラゴンズだがね

初回に4点!いよいよ王手-CSファイナル第4戦 11.11.05

記事公開日:2011年11月6日 更新日:

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★平田選手が初回に走者一掃大きな二塁打
★ブランコ選手の高ーい当たりがあれよあれよ
★いよいよ日本シリーズへ王手

 パ・リーグは、ソフトバンクホークスが3連勝で日本シリーズへの出場権を獲得したこの日、中日ドラゴンズはアドバンテージを含めて2勝2敗の五分、勝ったチームが日本シリーズへの王手となる大事な試合を迎えました。チケットは全て完売。そんな満員のナゴヤドームに行ってきました。

 パ・リーグが、リーグ優勝を果たしたソフトバンクが日本シリーズに進出となったので、ドラゴンズが進出となれば、完全なる頂上決戦となるわけです。そのためには、まずは今日の1勝です。

 この日の先発は、中日がポストシーズン初登板となる川井投手。一方、ヤクルトは赤川投手。赤川投手は、ドラゴンズがシーズン終盤の快進撃の最中に勝ちを挙げられなかった相手だけに不安がありましたが、初回いきなり払拭してくれました。

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1回裏[D]1-0[S] 先制はブランコ選手のタイムリー

 1回表、川井投手の立ち上がりは頼もしく、フライ、ゴロ、ゴロとあっという間に3アウト。そしてその裏、川井投手のピッチングに打線が応えてくれました。

 先頭の荒木選手が出塁すると、井端選手がきっちり送ります。しかし、続く森野選手がショートゴロかと思いきや、ルーキーの山田選手が悪送球。1アウト1・3塁となります。

 そこで、ブランコ選手がライト方向に先制打!初回に先制点という最高の形となります。

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1回裏[D]4-0[S] 平田選手の大きな3点

 さらに続きます。谷繁選手にフォアボール、2アウト満塁となったところで平田選手です。前日が12残塁という試合だっただけに、もう残塁は見たくない!と思った瞬間、あざやかに左中間へツーベースヒット!

 3人がホームに返る走者一掃の当たりで、4対0と、最近の中日ではあまり見かけない、大量得点ともいえる数字がスコアボードに輝きました。

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3回表[D]4-1[S] ルーキーの初ヒットで1点返されます

 川井投手は、2回表も全員ゴロで三者凡退に抑えるのですが、3回表でした。森岡選手のショートゴロを荒木選手がトンネル。そして2アウト2塁となったところで、打ったのはあのルーキー山田選手でした。

 この場面で、プロ初ヒット。ライト方向への当たりはツーベースヒットとなり、ヤクルトに1点を返されます。この場面でプロ初ヒットでこの当たり。敵ながらすごい。

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5回裏[D]5-1[S] 初球いきなり上がった...と思ったら

 なかなか追加点を取ることができない中日。それはいきなりでした。5回裏、先発の赤川投手に代わって、ヤクルトのマウンドには山本哲哉投手。この回先頭ブランコ選手への初球でした。

 フルスイングで放たれた球は、大きく上がり。これは...?と思っていたら、あれよあれよとスタンドへ吸い込まれるように入ってホームラン!待望の追加点が思わぬタイミングで決まったのです。

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ドアラは失敗で...大丈夫?

 このシリーズは、つば九郎がナゴヤドームにやってきているということもあり、7回表の前には東京音頭です。しかし、その東京音頭を、それ以外では歌わせませんでした。中日は6回を高橋投手が3人に、そしてその7回も鈴木投手が4人手抑え、ヤクルトの追い上げを許しませんでした。

 7回裏終了後のドアラのバック転タイム。王手への光が見えつつあるなかで、なんとドアラは失敗。代わりに、今年でチアドラ引退のちーちゃんが成功して大歓声。ドアラの失敗の仕方がちょっと激しく心配でしたが、前日と同じくつば九郎にスプレーをかけられながら退場。大丈夫かな...?

 成功でも失敗でも、つば九郎はドアラにスプレーするのね。

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8回はどちらも3塁まで進めるも

 8回表、中日は浅尾投手でビシッと...と思ったら、先頭の田中選手、つづく山田選手に連続ヒットを浴び、ノーアウト1・2塁でヒヤヒヤ。しかしその後は三振、ゴロ、三振と、3塁まで進まれるものの無得点で抑えます。

 その裏、先頭の平田選手がフォアボールを選びますが、代打の佐伯選手から快音は聞こえず、2アウト1塁に。そこから荒木選手がヒット、井端選手がフォアボールで、再び満塁のチャンスを迎えますが、森野選手は三振で三者残塁です。

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最後は岩瀬さん

 9回表、マウンドには守護神・岩瀬投手が登場。守護神らしく、バレンティン選手、宮本選手、そして苦手な相川選手と、3人で見事に抑えて試合終了!中日ドラゴンズはこれで、日本シリーズ進出へ王手となりました。

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 ヒーローインタビューは、5回を1失点で抑えた川井投手と、先制打そして追加点のホームランを見せてくれたブランコ選手、さらに、初回に見事なツーベースヒットを放って、試合を大きく決めてくれた平田選手の3人です。

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 平田選手は、それまでの打率について「0割0分0厘は無ではなく未知数!」と考えていたとのこと。この試合の勢いを、そのまま次の試合へとつなげて欲しいところです。あとは...森野選手ですかね...次こそ、お願いします!

 第5戦は、今年のセ・リーグクライマックスシリーズファイナルステージとしては、初となる地上波全国ネット中継となります。TBSテレビ系列にて、試合終了まで放送だそうで、そしてその余波で、BSでの放送は午後7時までのトップナイターのみとなります。

 試合終了まで放送ということは、試合が午後9時までに終わらないと、ドラマ・南極大陸はその後にズレこむことになります。このドラマ、第1話こそ高視聴率だったものの、その後は右肩下がりの視聴率で、テコ入れ追加シーン撮影なんて行われているそうですから、放送時間がズレることで、その数字に影響しなければいいのですけどね...。そこをまたほら、野球のせいにされたりしても...ねぇ。

 さあ、ドラゴンズはあと1つです。

11/5 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1
中日 4 0 0 0 1 0 0 0 x 5

協力

ももたろうさん

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