- ネルソン投手体調不良で登録抹消
- チャンスは…あったのに..
- これでヤクルトに並ばれてしまいました
セ・リーグのクライマックスシリーズ「ファイナルステージ」。順当に巨人を破って勝ち進んできたヤクルトと、中日の闘い。初戦は中日、第2戦はヤクルトがそれぞれ勝利し、リーグ1位には1勝のアドバンテージが与えられるため、中日2勝、ヤクルト1勝で迎えた第3戦を見に行ってきました。
結論から書きますと、つらく長い試合でした。
この日の先発は、山井投手。ネルソン投手の登板が予想されていましたが、体調不良とみられ選手登録が抹消されてしまいました。
2回表[D]0-1[S] 森岡選手に先制されてしまいます
その山井投手は、2回表につかまってしまいます。先頭の畠山選手、つづくバレンティン選手に連続ヒットを打たれ1・2塁、2アウトまでもっていくものの、ファーストステージでのヒーローインタビューが印象的だった森岡選手にタイムリーヒットを浴び、ヤクルトに先制の1点を許してしまいます。
このクライマックスシリーズファイナルステージ、地上波テレビの放送については、第5戦(TBS)と第6戦(フジ)が全国ネットの予定となっていますので、この試合に中日が負けると、第5戦が行われることになるため、全国ネットの中継が実現することになります。
ちなみにその際は、6日(日)にTBS系列で試合終了まで全国ネット放送されるとのことですから、「あの番組」が後ろにズレることとなります。あの番組とは、TBSが社運を賭けて制作しているドラマ「南極大陸」。ナゴヤドームのCBCの広告も、その南極大陸の特設看板に架け替えられていました。ここに番組の広告が掲げられるのは、とても珍しいことです。自分の記憶ではこれまでなかった気がします。
先制されたことで、そんな「第5戦」が頭をよぎってしまいました。
4回裏[D]1-1[S] 4回だけだった…
一方、ヤクルトの先発は村中投手。1回こそ3人で抑えられたものの、2回裏には和田選手に、3回裏には井端選手がそれぞれフォアボールとなり出塁するも、得点に繋がりません。繋がったのは結果唯一となった4回裏でした。
4回裏、先頭のブランコ選手がレフトにヒットを放つと、谷繁選手が送り1アウト2塁。そこから、和田選手、平田選手と連続フォアボールで満塁に。ここで、ヤクルトの村中投手はマウンドを去ります。
代わったバーネット投手から大島選手がライトにタイムリーヒットで同点!
ナゴヤドームは歓喜の渦となりましたが、思えば、この回だけでした。
5回表[D]1-2[S] 束の間の同点
同点に追いついたすぐ後の5回表、山井投手は先頭のルーキー山田選手にフォアボールを与えると、上田選手が送って、青木選手がタイムリーを放ち、ヤクルトは再び勝ち越し。山井投手はここで降板。鈴木投手に交代です。
チャンスは作るのですが…
その後のドラゴンズ、チャンスは作るのです。
6回裏、この回はなんとバーネット投手、渡辺投手、押本投手と、全てのピッチャーがフォアボールを出し、2アウト満塁というところまで行くのですが、その場面で荒木選手がセカンドゴロで三者残塁。
7回裏、井端選手とブランコ選手のヒットで1アウト1・3塁とこれまたチャンスを迎えるのですが、谷繁選手は空振りの三振。和田選手はショートゴロと今度は二者残塁。
総力戦となりました
ヤクルトも中日もピッチャーの継投はまさに総力戦。中日は7回表を平井投手が、8回表を浅尾投手がそれぞれ3人で抑えます。そしてその裏、ヤクルト松岡投手を前に、中日も3人で終わってしまいます。
そして9回裏。ヤクルトは林昌勇投手。井端選手がフォアボールで出塁するも、森野選手はファーストゴロ、ブランコ選手はセンターフライでゲームセット。
これで中日はヤクルトに追いつかれ、ファイナルステージを2対2とされてしまいました。
試合時間3時間50分、中日は8つのフォアボールを与えられながら、得点は1点。残塁は12と、見ていて本当につらい試合展開でした。
さあ、あと2つです。今日の流れも良くなかったですし、先発ピッチャーも体調不良やケガでやりくりが大変ですけれども、落合監督とまだまだ試合をするためには、勝つしかないのですから、がんばれ、ドラゴンズの選手たち。とにかく、打ってください!次こそ!
11/4 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
中日 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
協力
ももたろうさん
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