名古屋・栄に2002(H14)年にオープンした、ポケットモンスターグッズの専門店「ポケモンセンターナゴヤ」が、この7月19日に大規模拡張リニューアルオープンしたと聞き、さっそく行ってきました。
これまで、名古屋のポケモンセンターは他店に比べてかなり狭く、品揃えもよく無かったですからね。まだ名古屋がオープンしていなかった頃、私たちは大阪までグッズを買いにいったことがあり、ポケモンセンターというとそのオオサカのイメージを持っていたので、ナゴヤがオープンした時に拍子抜けしたことを覚えています。ところが、今回の拡張は想像以上でした。
また、29日から31日まで「ポケモンセンターぼんおどりin銀河の広場」が開催されていて、ポケモンセンターのあるオアシス21全体がポケモンイベント会場となっていました。さらにはオープンを記念して栄じゅうにポケモンが!?
想像以上の拡張リニューアル
ポケモンセンターナゴヤは、オアシス21内でおひっこしして7月19日にリニューアルオープンしました。グッズの販売スペースが広くなっただけではなく、お店の向かいにはイベントスペースも設けられ、その規模はかなり大きくなりました。
時間ごとにライトアップの色が変わり、緑色の壁に設けられたトンネルをくぐった先にも商品が陳列されていたり、さらには入口の上空にリザードン、奥にはジャンプしているピカチュウ、ギラティナの姿も。そして陳列棚にもピカチュウ、ポッチャマ、ヒコザル、チコリータが配置され、素っ気無かったこれまでの店内装飾に比べて、格段にパワーアップしただけでなく、店内全体が外から見えるようになり、開放的になりました。
移転記念グッズも販売中
品揃えが豊富になったことはなったのですが、私のお目当てだったブイゼルのグッズがほとんどない。店全体で2品しかないとは...。ひょっとしてブイゼル、人気無い?
それにしても、周囲のお子さんたちの様子を見ていますと、子どもというのは本当にしっかりとよく見ているものですね。ある母親が、この夏の映画に登場するシェイミの描かれたグッズを手に取ると、それを見たその人の息子さんは「それスカイフォルムじゃないよ」と言って、母親に品物を取り替えさせたり、その一方で、ギラティナのデフォルメされたぬいぐるみを見て「これなんか短いね」と言ってる子がいたり...。
さて、ポケモンセンターにはそれぞれ各店舗にロゴマークがあって、3つのポケモンがイメージキャラクターとなっています。これまでナゴヤはピカチュウ、チコリータ、ミズゴロウだったのですが、おひっこしと同時にピカチュウ、チコリータ、ヒコザルとなり、そのロゴマークが配された記念グッズが販売されています。
そのチョイスは名古屋のイメージ?
私たちもキューブ缶クッキーとクリアファイル、そしてシリアルナンバー入り2000個限定の「ポケモンセンターナゴヤロゴピンズ」をゲットしてみました。
それにしても、時代の流れでミズゴロウがヒコザルに変わったのはわかるのですが、同じく今のシリーズにはあまり登場しないチコリータが残されたのはなぜだろう。
一方のオーサカは、開店した10年前からずっとピカチュウとゼニガメとニャースなのですが、そのチョイスは大阪のイメージにピッタリすぎて笑えます。ということは、チコリータの名古屋は、いじっぱりな女の子なイメージってこと?
他局のテリトリーじゅうにポケモンが!?
ポケモンセンターナゴヤの移転にあわせて、7月19日から31日まで栄一帯で「ポケモンお題deラリー」というイベントも開催されました。これは、セントラルパークやアネックスビル各所に配されたタッチポイントに「ポケモンだいすきクラブカード」をかざすと、ポケモンに関する問題が出題され、その答えとなっているポケモンを探して回るというもの。
1問クリアするごとにステッカー、全3問をクリアするとサンバイザーがプレゼントされました。
私と相方は2人ともポケモンだいすきクラブの会員なのに、この日はカードを持参忘れ。カードのレンタルもあったのですが、さすがに大人ふたりでカードレンタルを申し込むほどの気合は出ず、泣く泣くあきらめました。
ちなみに、この会場となっているセントラルパークの筆頭株主は名古屋テレビ(メ~テレ)、主要株主は東海テレビ。ところが、ポケモンを放送しているのはテレビ愛知。おもいっきり他局のテリトリーでのイベントになってますね。まあ実際のところは、テレビ愛知自体がこのイベントに絡んでるわけではないのでしょうが。
ポケモンビンゴ~
また、29日から31日の3日間は毎年恒例の「ポケモンセンターぼんおどりin銀河の広場」がオアシス21の銀河の広場で開催されていて、一日中ポケモンイベント満載でした。
第1部の午前10時から午後3時までは「ポケモンビンゴ大会」。ビンゴカードは1枚500円でした。会場に入るのに荷物チェックがあったあたりが世相を反映していますね。何かあってからでは遅いですものね。
イベントスペースにはNTT西日本のブースがあって、全員にグッズが当たるポケモングッズ抽選会のフリをして個人情報を収集していました。もちろん私も、グッズ欲しさに個人情報を差し上げてしまいました。
また、縁日コーナーも設けられていて、スマートボールならぬモンスターボールや、ヨーヨー釣りならぬコイキング釣りなんかがありました。たったそれだけの演出ですけど、すっかりポケモン遊びになってしまうのですからね。うまいものです。
そして1回300円の巨大なピカチュウふわふわ。イベント会場なんかではよく見ますけど、栄の街中にこんなデカいピカチュウが登場するとは。吹き抜けだからいいですけど、どう見ても頭は上のフロアに届いていますねこれ。
ヒコザルの理由
続いて午後4時から8時半までの第2部は「ポケモンぼんおどり」。浴衣を着てお子さんが参加すると、グッズがもらえるということもあって、浴衣姿の子どもたちがいっぱい。
するとステージにはピカチュウだけでなく、アニメではPTSDでおなじみのヒコザルが。最初は、「ああ、ナゴヤのロゴにヒコザルが加わったからかな」と思っていたのですが、盆踊りが始まるとその理由はすぐにわかりました。
「ポケモンかぞえうた」をみんなで踊るのですが、当然振り付けを全て暗記している子たちばかりではないので、教えながらの踊りとなります。もちろん、ピカチュウも頑張って振り付けをやっているのですが、手足の短いピカチュウは全く見本になりません...。
そこで、手足が長く自由に動いてはっきりと振り付けを教えられるヒコザルの登場となったのでしょう。ビンゴのときはステージ中央にいたピカチュウですが、一生懸命踊っているのはわかるのですが、やっぱり動きが地味で見本にならないためか、盆踊りのときはステージの端に追いやられていました。端も端、特別参加のNTTのキャンペーンガールたちよりも端でした...。
すっかりお祭り気分
この日は、早い時間ですとピカチュウの形をしたうちわが配られていて、さらにはポケモンセンターオリジナルのジュース販売があったり、物販コーナーもあったりと、すっかりポケモンお祭り気分となりました。
このオリジナルのジュースというのがすごい。ポケモンのかわいらしさが前面に現れているデザインなだけでなく、販売者も「株式会社ポケモン」なら、商品についてのお問合せ先もポケモンカスタマーセンター。そして価格は150円。著作権料が30円という計算になりますね。
これらオープン記念イベントや、ぼんおどり大会は31日までだったのでもう終了してしまいましたが、リニューアルオープンを記念して、この栄に唯一接続している名鉄路線の瀬戸線ではラッピング車両「ランニングピカチュウ号」が来年1月まで運行されていますし、スタンプラリーも8月末まで開催されています。そして新店舗には常時イベントスペースもあります。
このサイトを見ているキミたちも、お父さんやお母さんにポケモンセンターに連れて行ってもらおう!って...、お子さんは見ないよねたぶん、このブログは...。
もし、私たちの間に子どもが生まれたら、当の子どもよりも、自分たちが楽しむために子どもを出しにして、ポケモンイベントに参加することになりそうだなぁ。
「何?ドラえもんの映画が見たいだと!?ポケモンにしなさい、ポケモンに。」とか言ってしまいそう。