それは和洋折衷コラボ?ハロウィンにあの妖怪たちがラグナシアに

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ハロウィーンなラグナシア(2007)

愛知県蒲郡市のテーマパーク、ラグナシアのハロウィーンレポート。前回はハロウィーンな雰囲気満載のショーなどをご紹介しました。今回は引き続き、いかにもアメリカチックなハロウィーンを日本に持ち込んだらこうなりましたといった飲食とイベントを見ていきましょう。

期間中はモンスターズカフェ

ラグナシアはハロウィーンイベントに力を入れているということだけあって、普段は「ジェラテリアカリーノ」としてイタリアンを提供しているレストランが期間中は「モンスターズカフェ」となっています。外観や店内の装飾がモンスター仕様になっているだけではなく、雰囲気はもちろん、食べて衝撃なメニューも用意されています。

基本はイタリアンなのですが、「ゼフィロス広場の悪夢」「魔女のほうき」といったパスタや、目玉がまるでこっちを睨んでいるような「ミイラ男ドリア」、ポテトが握りつぶされた「ピザスプラッター」、モンスターの手を模ったプリン「モンスターの忘れ物」など、全てのメニューがモンスターにまつわるものとなっています。

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私たちは、1切れだけ味が違うという「ロシアンルーレットピザ」と、まるで墓石のような色のプリンに十字架が乗っかっている「墓石プリン」を注文しました。

ロシアンルーレットピザは、見た目にあきらかに1切れだけ存在が浮いていたので、当たりがどれかは見てわかったのですが、色や具の見た目としては他と同じです。一口食べるとそれは衝撃の甘さ。これほどまでに甘いとは思いませんでした。見た目は普通のピザなのに…。

お昼のグリーティングの時間にはガトーたちが店内にやってきたりもしますので、その時間を狙っていくのも良いと思います。ドリンクバー(350円)があるのも嬉しい。

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ガトーの人形焼もハロウィーン仕様でパンプキン

夏場はプールとなっているルナポルトを横目にビバ・ピアッツアの方へと歩いていきます。するとガトーズ・ショップではいつもと同じように、かわいらしくて食べるのをちょっとためらってしまうガトーの人形焼が販売されているのですが、これもハロウィーン仕様となっていました。

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定番のこしあんとカスタードクリームのほか、この時期はパンプキン味がラインナップ。いかにも和な人形焼に、いかにも洋なイベントであるハロウィーンの融合、和洋折衷です。昼前に行ったらちょうど焼きたてでとてもおいしかったです。パンプキンはもちろん、定番のこしあんもいただきました。

このガトーズ・ショップは、お手拭用のペーパーもガトー仕様になっていることに注目です。

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さらに奥へと歩いていきます。道の両サイドにはアトラクションがあって、遠足でやってきていると思われる高校生たちが楽しそうに乗っています。特に、今年登場したばかりのパイレーツブラストは人気です。

せロシアホールでは…あの妖怪たちが

その一番奥にあるのが、六角形の陶器の外観に見覚えのあるセロシアホールです。ここは催事場となっていまして、時期によっていろんなキャラクターのイベントが行われています。見覚えのある外観とはそう、2005(H17)年の愛・地球博スペインパビリオンのものです。今となっては万博廃人以外は気付く人も少ないかもしれませんが。

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ラグナシアはかつてテレビ愛知で毎週PR番組を放送していたからか、それともただ単にアニメといえばやはりテレビ愛知での放送本数が多いせいか、これまでは「NARUTO」や「ケロロ軍曹」といったテレビ愛知のアニメ作品のイベントが多かったのですが、最近は「名探偵コナン」など他の局のイベントも行われるようになりました。

そして今開催されているのが、東海テレビ主催の「ゲゲゲの鬼太郎inラグナシア」です。

もちろん、今放送されているというのもあるのでしょうけど、この時期の開催というのは、やはりハロウィーンつながりなのでしょうか?

などと言うと、妖怪大好きな人から「モンスターやお化けと妖怪は違う!妖怪というのは地域の伝承と…」と2時間以上説教されてしまいそうですが。

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セロシアホールは入場無料で、これまでのゲゲゲの鬼太郎の歴代アニメ作品の原画や設定資料などを見ることができる他、それぞれ有料ですがアトラクションもあります。もちろん、鬼太郎に関するグッズ販売も行われています。

おみやげ用にと妖怪にまつわる缶ジュースが販売されていたのですが、「おみやげ用なので園内で飲まないでください」という表示が。帰ってから開けると何か驚くことでもあるのかと思ったのですがたぶんそうではなく…大人の事情というやつでしょうね。

ネコ娘ってそんなにかわいくなってるの

現在放送されている鬼太郎の新作は見たことがなかったのですが、このイベントでその絵柄を見てビックリしました。かなり現代的な絵になってるんですね。鬼太郎もなんかカッコいいし、何よりネコ娘の変貌ぶりには度肝を抜かれました。そんなにカワイイ女の子のイメージだったっけ?まあ、妖怪だからどれだけ変貌したっていいわけですが。

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さて、再びエントランスの宮殿へと戻ってきました。この2階では、そんな鬼太郎にまつわるきしめんが販売されています。その名も「かき揚げきしめんいったんも麺」です。きしめんに一反木綿が入っているということよりも、800円という値段にひいてしまいましたが、やはり食べておかなきゃ…と購入。

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一反木綿を…食らう!?

見ると、一反木綿の姿をしたかまぼこが乗せられており、おかげでかきあげの姿も見えません。これで800円か…と思いつつ一反木綿を箸で持ち上げると…デカイ!かなりデカイ!しかもその下にはしっかりと大きなかき揚げが。

実際に食べてみると、これなら800円でも納得という感じなのですが、見た目にはこんなにしっかりとしたかき揚げきしめんには見えなかったので、ちょっとビックリ。見た目ショボイきしめんに見せているのは、敵を欺くためでしょうか…。

敵って誰よ。

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こうやって、ショーを見たりいろんなものを食べたりしているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまい、午前中に来たにもかかわらず、今回も結局アトラクションにはひとつも乗らずに閉園時間を迎えてしまいました。

ハロウィーンイベントに鬼太郎イベント、どちらも驚かすことが主題になっているようですが、最も驚いたのは午後5時という閉園時間の早さでしょうか。まあ、仕方が無いとは思いますけどね…。まさに狐につままれたような感じでした。

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ゲゲゲの鬼太郎イベントは、ハロウィーン期間中だけではなく、来年の1月6日まで開催されています。ただ、11月10日からのクリスマス期間中は「妖怪横丁の冬祭り」として若干内容が変更されるとのことです。

ハロウィーンと鬼太郎はなんか和洋折衷なモンスターのコラボという感じで、なんとなく繋がりが見出せましたけど、クリスマスに鬼太郎というのも何かすごいですね。鬼太郎や目玉のおやじがサンタクロースの格好をしたり…はしないでしょうね。いや、でもあのカワイイネコ娘ならそういう格好をしていても許せるかも。

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