イベントレポート

迷子はベンチ入り-次世代ワールドホビーフェア2011名古屋レポート

記事公開日:2011年2月3日 更新日:

写真

★まず目指すはポケモンブース!
★ニンテンドー3DSを体験!&アイルー...
★迷子になるとベンチ入り&ライブビジョン登場...

 ナゴヤドーム矢田駅を降りた瞬間、そこにはいつもと違う風景が。子どもたちがわんさか。今回は野球観戦ではなく、1月30日(日)に開催されました「次世代ワールドホビーフェア'11winter・名古屋大会」を見に、ナゴヤドームへと行ってきました。

 次世代のおもちゃを体感して、今後の業界を展望...なんて目的は当然無く、そうです、あのポケモンがもらえるから!ということで行ってきました。ところが実際には、ポケモンを満喫しただけでなく、あの次世代のゲーム機を体感して思わずのけぞり、さらには、画期的過ぎる迷子システムに驚愕した、濃い一日となりました。

まず目指すはポケモンブース!

 今回の次世代ワールドホビーフェアには、メインとなる「ゲーム&ホビー会場」と「スペシャルグッズ販売会場」が設けられていまして、入口がそれぞれ別になっていました。販売会場は、先取りアイテムそしてレアアイテムが販売されているということで、多くの子どもたちが行列を作っており、入場待ち時間は45分となっていました。さすがです。ただ...今回、ポケモングッズに限っては特に目新しいものも無かったので、そんな行列を横目に、ゲーム&ホビー入場口へと向かいます。

 会場に入ってまず向かったのはやはり「ポケットモンスターベストウイッシュ」ブース。ここでは、テレビ東京系列で日曜朝に放送されているポケモン情報バラエティ番組「ポケモンスマッシュ!」をベースとしたステージイベントが開催されており、そこでなんと、ニンテンドーDS用ゲームソフト「ポケットモンスターブラック・ホワイト」プレーヤー向けに、「ポケスマ!のゾロアーク」というポケモンがワイヤレス配信されていまして、さっそくゲットです。

 まだ自分はゲームを全然進められていないので、ここでレベル50のゾロアークがゲットできるのは衝撃でした。ただ...まだジムバッジも少ないので、言うことを聞いてくれなさそうです...。

写真

すれ違い...過ぎだよ

 ポケモンブースは大きく取ってありまして、ステージの反対側には「ポケモンすれ違い調査隊」のコーナーがありました。

 今回のゲームソフト「ポケットモンスターブラック・ホワイト」には、近くのプレーヤーとコミュニケーションができる「すれ違い」という機能が搭載されていまして、近くでプレイしているプレーヤーと通信でやりとりができるのです。

 そこでこの「ポケモンすれ違い調査隊」ブースでは、そのすれ違い機能を使って、今日の調査人数が「100人」になるまで頑張ったらプレゼント、という企画が開催されていたのです。「100人すれ違うなんて...」と一瞬思ったのですが、実際には調査開始であっという間に100人に。

 そうですよね...。ここにいる人たちはみんなポケモン好き。しかも、ゾロアークの配信を受けにきてるわけですから、みんなDS持参ですものね。あっという間に達成し、シールやミジュマルカードをゲットです!

写真

お!ゼクロムとレシラムだ!

 続いて、ポケモンカードゲームBW対戦コーナーには、大きな「ゼクロム」と「レシラム」の姿が。これは大迫力ですねぇ。そして、行き交う人たち全員に配布されていたのが、この夏のポケモン映画「ビクティニと黒き英雄ゼクロム」のクリアファイル。

 こんなのが無料でもらえてしまうなんて!私は特にクリアファイル好きなので、これはたまりません。

写真

バンダイナムコゲームス&バンプレストブースも!

 ポケモンブースを満喫したところで、その奥にあった「バンダイナムコゲームス&バンプレストブース」へ。そこもポケモン一色!

 すると行列ができているではありませんか。何かと思ったら、クレーンゲームの行列でして、なんと45分待ち。1回200円で1人3回までという制限つきです。それはなかなか取れないのでは...?と思ったら、そのクレーンゲームの奥側のガラスは開けられており、そこには係員が常駐。チャレンジャーが取るのを失敗すると、毎回取れやすいように置き直してくれるという大サービスモード。

 腕に覚えのある人は、どんどん取っていきます。みんなが取っている...そんなプレッシャーに押しつぶされそうになりましたが、なんとか、1つだけですがゲットすることができました。

「ポケットモンスター・ベストウイッシュ アタッシュケース型缶バッグ~次世代ワールドホビーフェアver.~」ということで、このイベント限定品です。これはカワイイ!思わず、取引先との打ち合わせに持って行きたくなりますね!なんて...持っていきませんけど。

 あ、恥ずかしいからじゃないですよ、傷がつくのがイヤだからです。

写真

 そしてバンプレストと言えばやっぱりコレ。「♪一番くじ~見つけた~」という、白井ヴィンセント氏の「一番くじのうた」でおなじみの「一番くじ」です。

 一番くじは、1回500円で「はずれなし!必ず当たる!」がウリのくじでして、注目なのは、そのキャラクターグッズが市販品ではなく、この一番くじでしか手に入らないというもの。見ると、ミジュマルやブタはまだあるのに、ツタージャは売り切れという賞も。ツタージャ、ミジュマル、そしてブタの3ショットのグラスが欲しいな!と思い気合を入れてくじを引きましたが...。

 さっきのアタッシュで運を使い果たしてしまったのか、最下位のG賞「フィギュアストラップ」でした...。でも、この賞ではツタージャが残っていたのは、運が良かった。

写真

とりあえずポケモン関係を押さえます!

 まずは、ポケモン関係は全て押さえておこうということで、ポケモングッズを多数発売している「エンスカイ(ensky)」のブースや、ポケモンバトリオのブースをチェックしつつ、アニメ専門チャンネル「キッズステーション」のブースへ。

 ここでも、アンケートに答えるだけでポケモンクリアファイルがもらえるとのことで、列に並びます。しかも、ここでもらえるクリアファイルの絵が、私がちょうど今、パソコンの壁紙にしている絵で、ツタージャの表情が大のお気に入りのもの。これは絶対に欲しい!個人情報を売ってでも欲しい!

 アンケートというので、てっきり紙に筆記でするのかと思いきや、なんとタッチパネルで回答するもの。まあ、そういう時代ですよね。「次世代」が冠のイベントなわけですし。結局、個人情報を入力するようなアンケートではなく、ほっと一安心。無事、クリアファイルをゲットです。

 意外だったのは、このクリアファイル、裏がアルセウスにポッチャマにヒカリにタケシなんですよね。表は新作映画のイラスト、裏は旧作。実はコレ、わざとでして、キッズステーションなら過去のポケモン映画も見られます!というアピールなんですよね。

 子どもたちには、訴求効果があるかもしれませんね。まあ、私には無いですけど...。なぜ無いかって?だって、過去のポケモン映画は全てDVDを持っているので...。

写真

気になったのは...モンハン!

 ここまでで、ポケモン関係は全てチェックできたので、ようやく落ち着いて他をいろいろと見て回ります。爆丸やコロコロコミック、ベイブレードといったブースは、やはり本来のターゲットであるお子さんの姿が多いですね。そんな子どもたちが特に夢中なのが「イナズマイレブン」。すごかったです。

 一方、大きなお友達の姿が多かったのがカプコンとソニー・コンピュータ・エンタテインメントのブースです。

 いやぁ...噂には聞いていましたけど、いわゆる「モンハン」こと、モンスターハンターポータブルの人気はすごいですね!実はよく知らないんですけど、そんな私みたいな人のために「これを読めばモンハンが分かる!」という、ありがたい冊子が配られていまして、少し興味が出たところで...。

「モンハン日記ぽかぽかアイルー村」の着ぐるみが登場...。これは、ちょっと、カ...カワイイじゃないか...。

写真

これ...すごいぞ...想像以上にすごい!

 他にも、3月からテレビ東京でスタートするアニメ「ダンボール戦記」や、「サンデー」「ハドソン」「タカラトミー」などあちこちブースを見て回って、最後に「やっぱりこれは体験したいよね!」ということで、任天堂のブースに。

 体験するものとは、そう!2月26日に発売予定の、裸眼で立体に見えるというゲーム機「ニンテンドー3DS」です。予約をすることさえ困難といわれていて、今年のヒット商品になるのは間違い無さそうなものです。

 任天堂ブースでは、いくつかのゲームが実際に3分体験できるようになっていまして、それぞれ列が出来ていたのですが、なかでも一番短く、40分待ちで体験できるということで「Nintendogs+cats」を体験することにしました。

 これ...すごいよ。「3D3Dって言うけど...裸眼だし、実際どうなのよ?」なんて思っていたのですけど、思わず「うわぁ」という声が出そうなくらいに、奥行きがある!という感じで、映画の3Dにも驚きましたけど、いや、それ以上かもしれません。

 これは、本当に体験してみないとわからない、というくらいのすごさでした。

 このブースでは、体験は並ばないといけませんが、画面を見るだけでしたら待ち時間なく見ることができまして、他のゲーム画面も見てみたのですけど、シューティングはさらにすごいし、空を飛ぶゲームなんて、もう本当に浮揚感を感じるほど。

 実はこれまで、DS持ってるし、3Dって言ったって...なんて思ってましたけど、これは真剣に考えたいですね...。まあ、考えたところで、予約も競争で簡単にできるわけではないので、考える時間はたっぷりありそうです。

写真

迷子システムがすごい

 ポケモンに始まり、モンハン、そしてニンテンドー3DSと見てきたわけですけれども、やはり最後のニンテンドー3DSはまさに「次世代」。入場無料でおみやげももらえて、こんな体験もできるなんて、本当に来て良かったです。

 ただ...、そのニンテンドー3DS体験の列に並んでいたところを、大学時代の後輩の女の子に目撃されていたのがちょっと恥ずかしかった...。いい大人が、3DS体験を前に、はしゃいでいる姿を知り合いに見られるとは...。誤算でした...。

 このイベントのメインは子どもたちなわけで、会場は子どもたちで埋め尽くされていたわけですけれども、やはり、こういう会場で心配なのは、迷子ですよね。

 でも、会場内では迷子の呼び出しが一切無いのです。しかも、ナゴヤドームは一部の携帯電話会社の回線は繋がりにくく、親子がはぐれると大変です。どうしてるのだろう...と思ったらなんと、超画期的な、思わず迷子になりたくなってしまうような迷子システムが導入されていました。

 迷子になったお子さんは、迷子センターにやってくるわけですが、なんとその迷子センターというのが、ベンチです。そう、あのプロ野球選手が普段座っているベンチです。迷子になったらベンチ入り。さすがナゴヤドームです。でも、それだけで驚いてはいけません。

 なんと、そのベンチの模様は、常時ライブビジョンに表示されているのです。

写真

 迷子になると、ベンチ入りできる上に、ナゴヤドームの大型ライブビジョンに映ることができるという...確かに、これなら、はぐれた子どもが迷子センターにいるのかどうかが一目瞭然ですから、呼び出す必要もありません。これは思わず、迷子になりたくなってしまいますよね。

 ただ...さすが、次世代ワールドホビーフェアだな、と思ったのが、そんな迷子になった子どもたちが、ションボリしたり泣いている様子はほとんど映し出されることはなく、ベンチでみんなゲームに夢中という...。

 というわけで、ニンテンドー3DSのすごさを頭に刻み、しっかり戦利品をいただいて、ナゴヤドームを後にしたのでした。もちろん、せっかく名古屋市内にやってきたわけですから、その足で栄のポケモンセンターナゴヤへ。

 すると...同じ発想の人はたくさんいました。ポケモンセンターには、次世代ワールドホビーフェアの戦利品を手にした人が...。

関連情報

次世代ワールドホビーフェア

ナゴヤドーム(名古屋・東区)MAP

ナゴヤドーム

スポンサーリンク


-イベントレポート

Copyright© TOPPY.NET トッピーネット , 2024 AllRights Reserved.