
パチンコもスパ銭も遊べる本屋も実は名古屋が発祥というサブカル都市
結婚、価値観、お祭り、歌、ドラゴンズと名古屋の表文化を見てきましたが、今回はサブカルチャーを見ていきたいと思います。名古屋のサブカルチャー、いわゆる大衆文化を代表するものといえばパチンコです。愛知県内のパチンコ店舗数は901店で東京、大阪に次いで3位。(H13年12月末警察庁生活安全局風俗営業等関係資料より)ですが、ただ単に名古屋はパチンコが盛んというだけではありません。パチンコは名古屋と実に深い関係があります。パチンコに似たものは大正時代にイギリスから日本に入ってきましたが、当初は子どものおもちゃでしかありませんでした。それを初めて商売にしたのが、名古屋市西区浄心で遊技場を経営していた正村竹一さんです。