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14「富士見町」
やっぱり○ー○○は富士が好き?
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s 2004.2月 取材

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画像CMに登場した街富士見橋
画像天災から人災へ・ようやく今は静かに新堀川(旧精進川)
画像コンテンポラリーミュージック専門 甲陽音楽学院
画像名古屋で生き抜くための英才教育中児童交通遊園
画像富士の名の付く所に集まる…のか七本松神社・富士見町界隈

画像CMに登場した街 −富士見橋
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 では、もう一度メ〜テレ前に戻ります。南側を走る山王通を東へと向かいます。山王通は上に名古屋高速都心環状線が走り、ここも片側3車線の道路です。名古屋だと3車線はとりたてて広い道路というわけではなく有り触れていることがおわかりいただけると思います。そして少し歩くと「女性会館」が見えてきます。このあたりは大井町といい、もう少し先にある新堀川にかかっている橋が大井橋です。そこから北を見て、次にある橋が富士見橋でそこから北が富士見町となっています。
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▲山王通です。片側3車線は名古屋の常識です。画像▲大井橋から見た富士見橋です。果たして富士山は見えるのか?

 一時期、公共広告機構のCMで、「かつてここからは富士山を眺めることができました。だから富士見町と言うのです。」といったものが全国で流れていましたが、ここがその富士見町です。今は空気の汚染などによって遠くを臨むことができなくなったことに加え、建物も増え、やはりCMのとおりここから富士山を見ることはできませんでした。
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▲富士見橋から富士山方向を眺めます。う〜ん。かつては見えたんですね…。

画像天災から人災へ・ようやく今は静かに −新堀川(旧精進川)
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 新堀川の上流へと向かいます、右岸にはコメダ珈琲店があります。この喫茶店は、通りから少し奥に入った形になるのでそんなに混んでいないだろう、と思ったら大間違い。やはり、名古屋の喫茶店は常にどこも混んでいます。少し歩くと、屋根のあるお地蔵さんを発見しました。お花が生けられておりこの地を守っているように見えました。見ると、「精進川溺死初群霊」とあります。ここは新堀川だったよな…と思ったのですが、この川は元は精進川という名だったのです。
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 この富士見橋が架かる「新堀川」は、堀川のように最初からの運河なのではなく元は精進川という川でした。かつては熱田神宮の社人が禊をしたほど、綺麗な水の川だったそうです。しかし川幅が狭く洪水を繰り返しました。このお地蔵さんは、その洪水で亡くなった方々を弔うお地蔵さんだったのです。その後、1883(M16)年に運河として改修する計画が建てられ、1910(M43)年に新堀川として名を新たにしたのです。そして洪水は無くなったのですが、時を越え再び問題が発生したのです。
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▲精進川で亡くなった方を弔うお地蔵さんは、川の名が変わっても見守り続けます。

 新堀川の流域は一気に都市化を果たし、下水道や雨水ポンプにより新堀川への水の流入量が増え、流域に浸水被害が発生するようになったのです。そこで名古屋市は若宮大通の地下に調整池を整備し、ランの館の横に掘留下水処理場を作り、新堀川への水の流入を調整するようにしたのです。道路の幅が広かったからこそ地下に調整池を作ることができたのです。今はお地蔵さんもホッとしていることでしょう。このように、幾度となくあった洪水の恐怖とお地蔵さんと共に戦ってきた流域の人々は、今もお供えを欠かさないのです。
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画像コンテンポラリーミュージック専門 −甲陽音楽学院
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 このあたりは企業が多く建ち並びます。すると「バークリー音楽大学提携校・甲陽音楽学院名古屋校」とあるビルが見えてきました。この甲陽音楽学院は神戸の専門学校で、音楽大学ではカバーできないジャズ・ロック・フュージョンなどコンテンポラリーミュージックを中心とした音楽エンジニアを育てることを目的としているのだそうです。名古屋校は2003(H15)年にできたばかりで、現在の体制は神戸と名古屋だけだそうです。なぜ今、名古屋なのか。ひょっとしたら、これから名古屋発の音楽がここからどんどん生まれて…いくといいな。
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▲川岸には会社や専門学校が並びます。道はやっぱりだだっ広い。

画像名古屋で生き抜くための英才教育 −中児童交通遊園
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 信号を右に曲がり、千代田通を左にあるきます。ステンドグラスのある喫茶店や、コインランドリーなど下町風情が漂ってきました。すると公園を発見しました。しかし、どうも普通の公園と様子が違います。入口には「中児童交通遊園」とあり、公園の中には自動車学校のようなコースと信号機が設置されているではありませんか。この時は信号機に電気は点いていませんでしたが、街路樹もありかなり本格的に交差点が再現されていました。車社会の名古屋では、このように交通の英才教育を行っているのです。そして、煽りや割り込み運転を身に付けていくのです。そうでないと名古屋は走れませんからね。
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▲中児童交通遊園です。ここで交通ルールの英才教育が行われます。

画像富士の名の付く所に集まる…のか −七本松神社・富士見町界隈
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 さらに進むと七本松神社があります。消防団と集会所の横にひっそりとあり、鳥居の前には、車がぶつからないようにとコーンが置いてある本当に小さな神社でした。ひょっとしたら誰も管理していないのかな…と思い、お賽銭を入れようとした瞬間。私は驚きました。なんと賽銭箱に向けて防犯カメラがついているではありませんか。世知辛い世の中になったものです。
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▲七本松神社です。防犯カメラはどこが管理しているのかなぁ。

 ところで、このあたりを歩いていると幾度となく目に入るポスターがあります。そうです。ある宗教団体が名古屋本部を近くに構えているのです。中区役所では転入届を不受理とし現在も裁判で争っていますが、住んでいることに変わりはありません。かつては大須でパソコンショップを開いていたり、Tシャツやグッズを売ったりしている姿をよく見かけました。この地区だけの問題ではなく、今後どのように信者と付き合っていくかを考えなければなりませんね。もちろんこの団体だけの問題でもありません。転居、転居を繰り返してもいつかどこかに行くのですから。
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▲あちこちにこのポスターが貼られていました…。

 奇しくもここは富士見町界隈。やはりこの宗教団代は「富士」が好きなのでしょうか…。と思ったら、名古屋本部道場は中区千代田、鶴舞駅付近だそうです。それでもここから徒歩で行ける範囲内ですからね。
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