イベントレポート

年に一度のぎふチャンラジオ祭り開催!2012もちろんあの会長も登場

記事公開日:2012年10月13日 更新日:

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★パーソナリティ大集合
★ぎふチャンラジオのリスナーも大集合
★もちろん岐阜新聞岐阜放送の会長も登場!

 新聞・AMラジオ・テレビと、岐阜県内最強の媒体力を自称し、メディアミックスを展開する「岐阜新聞・岐阜放送グループ」。名古屋からの中日パワーを跳ね除け、名古屋色に染まらない、「ふるさとを愛しましょうI LOVE 岐阜」を貫くその姿は、まさに岐阜アイデンティティ。

 なかでもAMラジオ媒体である「ぎふチャンラジオ」は、現在の岐阜新聞岐阜放送の会長である杉山さんが立ち上げたものであり、会長のラジオへの思い入れは半端なものではありません。

 そんなぎふチャンラジオが年に一度、送り手と受け手が一堂に会したイベントを行います。それが、先月行われた「ぎふチャンラジオ祭り」です。いつもはその様子をラジオで聞くだけでしたが、今年は行ってきました!

会場はやっぱりじゅうろくプラザ

 やってきましたのはJR岐阜駅前。岐阜放送の本社が入居する「岐阜シティ・タワー43」の横にある「じゅうろくプラザ」が会場です。そう、岐阜と言えばやっぱり十六ですよね。岐阜放送と十六銀行の関係は密接です。年末の特番では、十六銀行の偉いさんが歌を歌い、その横でテラーの女性が手拍子を打つ姿も恒例です。

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 ではさっそく、会場に入ってみましょう。今年のぎふチャンラジオ祭りは、ぎふチャン開局50年ということもあり、いつもより大々的にPRされました。テーマは「みんなで大感動」。ぎふ清流国体・ぎふ清流大会の開催にあわせて、スポーツがメインイベント。パーソナリティとリスナーが体を動かすという趣向になっていました。

パーソナリティからシールをもらおう

 11時の放送開始を前に、ロビーにはすごい人。番組最後にはビンゴの企画がありまして、そのためには、まずビンゴカードを自分で作らないといけないというルールになっていました。

 そのビンゴカードというのが、マス目だけが仕切ってある用紙で、そこに、パーソナリティからシールをもらって、マス目に貼り付けてはじめてカードが完成するというもの。

 これは面白いですよね。シールをもらうということで、パーソナリティに話しかける理由ができますものね。こういうイベントでも、引っ込み思案だとなかなか話しかけられな...いや、そういうタイプの方はいらっしゃらない感じでしたね。みなさんすごい積極的。

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スポーツ企画で一体に

 最初の企画が始まりました。まずはチーム対抗「国体クイズ」ということで、コーナー司会はあの人。そう、もうすっかり中日グループから岐阜新聞グループへ。ぎふチャンラジオの顔のひとつとなった吉村功さんです。

 岐阜放送で現在、一番のベテランアナウンサーは「月金ラジオ2時6時」で人気の63歳・本地アナなのですけれども、その本地アナを「本地くん」と吉村さんが呼んでいたのが印象的でした。

 チームは、パーソナリティとリスナーがタッグを組む形になっていたので、選ばれたリスナーがステージ上にあがっており、よくラジオで耳にするラジオネームの方がもちろん多く、その姿を見て「あ、結構若い人だったんだ」とか「え!?あの人女性だったのか!」といった驚きもありました。

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若かりし頃の本地アナ

 ロビーには、ぎふチャン開局50年に絡めて、各パーソナリティの若い頃の写真などが張り出されており、なんと、本地さんが名古屋の百貨店「丸栄」の広告でモデルをやっているではありませんか。「マルエイ全館完成15周年祭」とありましたので、今から40年ほど前のものになりますね。ということは、本地さんは大学生くらい?

 確か本地アナは、岐阜放送のアナウンサーになる前、名古屋タレントビューローにいらっしゃったんですよね。8期でしたっけ。その頃の写真かもしれませんね。

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昭和がらくた堂のコーナーはじまった!

 その後、大縄跳び大会や歌手のステージショーを経て、午後2時からは「昭和がらくた堂」のコーナーです。このコーナーは、「月金ラジオ2時6時」のなかで、毎週金曜の午後2時半に放送されているもので、メインパーソナリティの本地洋一アナと吉田早苗さんに加え、文筆家のオカダミノルさんと絵描きの茶畑和也さんがコーナーパーソナリティとして加わります。そしてもうひと方...。

 このコーナーには欠かせない、岐阜新聞岐阜放送の杉山会長が登場です。このコーナーはとても人気で、スピンオフとして「昭和がらくた劇場」という番組も、ぎふチャンテレビで放送されています。

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 いつも、ラジオを聞いていてもそうなんですけど、杉山会長の昭和の岐阜の話は本当に面白い。今回はイベントのテーマがスポーツということで、野球にまつわるお話でした。さりげなく、ボビー・バレンタイン元監督のサインが入ったロッテのユニフォームを着ていたり、イチロー選手からもらったバットを自慢です。しかもこのバット、一度寄贈したものを今日見せたいがためにまた借りてきたというのですからさすがです。

 コーナーのラストは、杉山会長が紅白まんじゅうを客席に投げて大盛り上がり。昭和を語るコーナーですが、このコーナーの雰囲気自体が昭和な感じですごくよかったです。ほのぼのしますね。

 会場には、400弱の座席があったのですが、それはもう満席。さらに、後方にはいろいろな会社のブースが出ていまして、ちょっとした飲食もできるようになっていたのですが、もう身動きがとれないくらいにすごい人です。岐阜のラジオ人気すごいですね。

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ぎふチャングッズ買っちゃいました!

 ロビーにはぎふチャンのグッズを売るお店が出ていまして、思わず買ってしまいました。「ぎふチャンのUPるん茶」と「ぎふチャンUPるんるんジェリー」です。お茶は飛騨の水と鹿児島県産の茶葉を使った、こだわりのお茶なのに100円とリーズナブルですし、はちみつの入ったゼリーもちゅるんとおいしかったです。

 岐阜と鹿児島と言えば、木曽三川の治水で昔から縁がありますものね。さて、この2つの商品ですが、普段はぎふチャン本社まで来るか、一部の指定店でしか買えないので、今回買えてよかったです。今は入っていないようですが、かつてその一部の指定店に、ホテル日航豊橋が入っていたのがすごく不思議でした。営業のカラミでしょうけど。

 そしてもうひとつ買ったのが、新幹線のグリーン車シートに置いてある車内誌「ひととき」です。これ、普通は買えないですよね。実はここに、先ほどの昭和がらくた堂のオカダミノルさんがエッセイを書かれているんですよね。サインをしていただけて嬉しかったです。火曜夜にオカダさんが担当されている「復刻版ヤングスタジオ1431」も聞いていたりしますので。そうしたら、茶畑和也さんのイラストも入った情報誌「悠遊ぎふ」もいただけました。

 茶畑さんといえば、かつて東海テレビの「天ちんの土曜サロン人間こんさーと」でもイラストがおなじみでしたし、今は名古屋市の観光キャラクター「ほこたん」でもおなじみですね。ほこたんにはいつもお世話になっております!...といいますか、実は私、月に一度ですが、ほこたんの吹き出しセリフを書くこともあったりしますので嬉しかったです。

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さらにイベントは続きます

 昭和がらくた堂に続いては、かつて「月金ラジオ2時6時」で金曜を担当されていた伴良一さんのライブです。八事裏山フォークオーケストラですよね。もちろん、自分はリアルタイムでは知りませんでしたが、同じく伴さんが毎週出演されていた、三重テレビの「ワクドキ!元気」を父親と見ていたら、父が懐かしそうに教えてくれました。

 さらに池戸陽平さんも演歌のコーナー司会で登場。池戸さんは変わらないですね。昔、三重テレビでやっていた「ワイド個性でいっちゃえ」や、テレビ愛知の「ほっとサンデー生放送」の頃と本当に変わらなくてびっくりです。もう20年近く経つのにお若いですよね。

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 県域AMラジオのイベントでこれだけの人が集まるのを見ると、それは「まだまだラジオってすごいな...」と見るか、「これこそぎふチャンラジオの人気」と見るか。どちらにしろ、ぎふチャンラジオを心の拠り所としている人がたくさんいるということがわかりました。

 そしてぎふチャンのキャラクターであるUPるんチャンにも遭遇。子どもたちに大人気でした。

 さらに、ロビーで杉山会長にも遭遇。思わず声をかけてしまい、一緒に写真を撮ってもらってしまいました!気さくに応じてくださいました。良かった~。

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新ビルの方が似合ってない?

 じゅうろくプラザを出ますと、そこには、岐阜放送の本社が入る「岐阜シティ・タワー43」の横に、新しいビルが完成していました。この2つのビルがツインタワーとなったことは、岐阜新聞が大きく取り上げていました。

 名古屋もツインタワーなのだから、岐阜もツインタワーということでしょうか。ただ、同じビルがツインタワーになっている名古屋と違って、岐阜はビルが2つあるだけですが。

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 その新しいビルの名は「岐阜スカイウイング37」。この9月9日に竣工したものです。なんだか「岐阜シティ・タワー43」よりも、こっちのビルの方が、岐阜放送の本社にはふさわしい気がしませんか?

 だって「37」ですもの。

 と言っても、ピンと来ない方も増えてしまったかもしれませんね。岐阜放送が「37チャンネル」だったのはアナログ時代の話。地デジになり、岐阜放送のぎふチャンテレビは「8チャンネル」に。ラジオも、1431KHzで聞くよりもパソコンやスマホの「ラジコ」で聞いた方がクリア...。

 ぎふチャンのラジオ人気は変わりませんが、ぎふチャン自体は大きく変わりましたね。まさか、ラジコを利用することで、愛知県や三重県でもクリアに普通に聞ける時代が来るなんて、思ってもみませんでした。そもそも、開局以来、今小町にあった岐阜放送本社がこの新しいビルに移りました。

 開局50年を迎える岐阜放送(ぎふチャン)。果たして、次の時代に岐阜放送はどんな道を歩むのでしょうか。40年前から岐阜放送で喋り続けている本地アナや、立ち上げた杉山会長による岐阜放送。これからの岐阜放送は本当にどうなっていくのでしょうかね。

取材協力

KAZ Communications
なにかな

関連情報


なんだろう、この組み合わせ。

岐阜放送/ぎふチャン本社(岐阜市)MAP

岐阜シティタワー43

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