紅葉と大迫力の滝!実際には13しか無くても宇津江四十八滝!

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▲紅葉はすでに始まっっています。今年は寒いからいい色つきそう。

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宇津江四十八滝(岐阜・飛騨市)

紅葉を見に行こう!と出かけることにしました。しかしまだ、愛知県では木々は色づいていません。やはり紅葉は北からやってくるだろうと考え、愛知県の北と言えば岐阜県。岐阜の北部と言えば飛騨高山。しかし高山へは以前、紅葉を見に行ったことがあったので、さらに北の旧国府町(現高山市)へ行くことにしました。

日本の自然100選に選ばれた宇津江四十八滝

国府町には「宇津江四十八滝」という日本の自然100選に選ばれた、県立自然公園があります。

ここは紅葉スポットとして有名とのことで、色鮮やかな木々のなかに数々の滝が流れる景色を想像しながら、一路北へと向かいました。そのときラジオの天気予報では、「岐阜県山間部へお出かけの方は、夜雪になる可能性があるので、冬の装備でおでかけください。」と言っていたのですが、帰りはそんなに遅くならないだろうと、特にチェーンは持たず、ノーマルタイヤで出発しました。11月入ったばかりですしね。これが失敗…。

「48」はイメージです

ところで、この四十八滝、私は勝手に48もの滝があるものだとばかり思っていたのですが、どうやら違うようです。三重県名張市の「赤目四十八滝」は、約 4キロの渓谷に、本当に大小48の滝があるのですが、この宇津江四十八滝の48は、仏法四十八願からきているそうで、不浄を忌む滝だそうです。

実際には、48ではなく13の滝が、880メートルの間に次々と現れます。その出発地となる、しぶき渓谷に到着しました。到着したのが15時近く、すでに観光客の波は引いていたようでした。ここでは、豚汁が売られていて、1杯100円と書いてあったのですが、「具がもう無くなっちゃって汁しかないから、 50円でいいよ」と店のおばちゃんに言われ、半額で食べることができました。

食べてみると、具は無くなっているのではなく、かなりの長時間煮込まれ崩れてしまっていただけで、肉の破片は入っていました。気温は4℃と、冷え込んでいたので、軽装備だった身にはありがたかったです。

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▲これが四十八汁。早めに行かないと無くなっちゃいます。

さすが滝!レストハウス「しぶき」

このおばちゃんのいる「レストハウスしぶき」では、みたらし団子といったものから、飛騨牛の朴葉みそ焼き定食まで、いろいろなメニューを取り揃えています。みたらし団子はもちろん、甘いものではなく、飛騨ならではの醤油味でとてもおいしかったですよ。みたらし団子は断然醤油派の私たち。

いざ滝めぐり…しようと思いましたが…

そして、いざ滝めぐりに出発!なのですが、これが思っていたよりもかなり大自然。「なんで入口に棒がいっぱい置いてあるんだろう?」と思ったら、つえだったんですね。それくらい急な山道を登っていきます。まぁ、冷静に考えれば、滝が連続するところを登っていくわけですから、楽なわけないんですけどね。

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▲「平滝」です。平たく流れているからです。

そんなわけで、すべての滝を制覇するのはあきらめ、特に大きい高さ18.8メートル、幅7メートルの「王滝」まで行くことにしました。道の途中には、寝ている牛の姿をした、「寝牛岩」や、天狗の形をした「天狗岩」といったものもありました。

滝と言えばマイナスイオンの宝庫。王滝は結構大きな滝なのですが、近くまで寄ることができ、水しぶきが飛んでくるところまで行くことができます。かなりのマイナスイオンを浴びて一気にストレス解消。という感じです。

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▲特に大きいから「王滝」。全体的にダイレクトネーミングです。

名古屋からですと、東海北陸道を使って、車で2時間半くらいです。機械で作られたものではなく、大自然が作るマイナスイオンを、体いっぱい浴びるのはやっぱりいいですね。長時間の運転の疲れもマイナスイオンに癒され解消!です。

しかしこの後、癒されたはずの精神が、すぐに疲れてしまう出来事が待ち受けていました…。(つづく)

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