落合監督退任発表・人生初スーパーダイヤモンドシート 11.09.22

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  • スーパーダイヤモンドシートにワクワク
  • 落合監督退任発表直後の試合
  • 名古屋の中日ドラゴンズだからね…

いつも、ナゴヤドームの観戦チケットを手配してくれる、株の師匠である「ももたろう先生」が「今度の観戦はスーパーダイヤモンドシートだから。」とさらっと言うものだから思わず「スーパーダイヤ!?」と聞き返してしまいました。

スーパーダイヤモンドシートといえば、全てがシーズンシートとなっていて、一般発売でチケットは買えない座席。バックネット裏を中心とした、最も迫力のあるエリアです。こんなところで観戦できるなんて…もちろん、人生初です。

前々からこの日の観戦を楽しみにしていたのですが、まさか当日、夕方に大きなニュースが飛び込んでくるとは。

ニュース速報は落合監督の退任発表

時刻がまもなく午後3時半になるかというところで、テレビから「ここで速報が入ってきました」というアナウンサーの声。何事?と思ったら、「落合監督退任・後任は高木氏」という文字。

中日はこの日、3年契約が満了する落合博満監督について、今季限りで退任し、新監督には高木守道氏を迎えると発表したのです。

以前から、落合監督は今季限りではないかという憶測は流れていましたが、まさか、首位攻防の直接対決4連戦初日、試合前にそれが発表されるとは…。練習中にそれを知った選手たちはどんな気持ちなのだろうか…そう思いつつナゴヤドームへと向かいました。

スーパーダイヤモンドシート。すごい。しかも座席は、1塁側の前から2列目。選手たちをこんな間近に見られるなんて、これまで何度もナゴヤドームで野球を観戦してきましたが、この目線はあらためてすごい。

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1回表[D]0-1[S] 重い空気のなか先制されてしまいます

あんな発表があったときだからこそ、絶対に勝って欲しい。ここから、落合監督の花道を作って欲しい、そう思う気持ちとは裏腹に、初回いきなり先制されてしまいます。

先頭の青木選手がセンターにヒットを放つと、川端選手にフォアボールを与えて1・2塁。そこで4番畠山選手がレフトヒットでヤクルトが先制です。ただ、次の武内選手でダブルプレーに抑え、その1点だけで初回を切り抜けてくれました。

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1回裏[D]0-1[S] 館山投手が相手でしたが…

対するヤクルトの先発は館山投手。これは、両チームとも投手戦となって早い試合展開になるかと思いきや、1回裏、井端選手と森野選手に連続のフォアボールと、この日は初回から乱れ気味。しかし中日はこの回、そのチャンスを生かせずに終わってしまいます。

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3回表[D]0-1[S] 満塁のピンチをしのぎます

その後、3回表のヤクルトの攻撃では、2アウトから田中選手、川端選手、畠山選手と3連続ヒットで満塁とされてしまいますが、そこで吉見投手はきっちり武内選手を空振り三振で打ち取り、ピンチをしのぎます。

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一方のドラゴンズですが、館山投手は2回裏にもフォアボールを出したものの、その後は調子を取り戻したのか、3回から5回は全て三者凡退。ノーヒットの状況が続きます。5回裏直前には、ベンチ前で円陣が組まれましたが、それでもヒットが出ない状況が続きました。

1失点で抑えている吉見投手。いつもは、気合いを入れる回だけ見せるマウンド上でのジャンプを、この日は登板した全てのイニングで見せてくれました。きっと、この日だからこそ絶対に勝ちたいという気合いがあったのでしょう。

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6回裏[D]3-1[S] 試合が大きく動きました!

それまで沈黙していた、ナゴヤドームが大きく沸いたのが6回裏でした。先頭の荒木選手がフォアボールで出塁すると、井端選手がきっちり送って1アウト2塁。森野選手はフライに倒れるものの、続くブランコ選手がレフト前に打球を運び、荒木選手がホームに返ってまずは同点です。

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さらに続きます。谷繁選手が左中間にフェンス直撃のツーベースヒット。ブランコ選手はファーストから必死に激走し、砂煙を巻き上げながらホームへ。ドラゴンズ勝ち越しです。

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まだまだ続きます。この日6番の堂上剛裕選手がレフト前ヒットで続き、3点目。3安打で3点。数少ないチャンスを逃さず、点につなげたドラゴンズがヤクルトを引き離します。ここで館山投手はノックアウトです。

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7回裏[D]3-1[S] ドアラはどうなるんでしょうね

7回裏、ドラゴンズはこの回代わった松岡投手から2つのフォアボールで1・2塁のチャンスを作るも追加点とはいきませんでした。そして、恒例のドアラのバック転タイム。この日までの成績は22勝34敗で成功率は0.392。一時のスランプからは脱した感がありますが、この日はやはり恒例の失敗でした。

このドアラのパフォーマンスに関する方針も、やはり監督が代わると、違った空気になったりするのでしょうかね…。

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9回裏[D]3-2[S] 最後はドキドキしましたが…

8回表は浅尾投手が登場。川端選手にはセンター方向のヒットを打たれたものの、4人で抑えて無得点。そして9回表は守護神・岩瀬投手が登場です。

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ところがです。バレンティン選手にヒットを打たれると、続く相川選手にも打たれて1アウト1・2塁に。代打川島慶三選手のファーストゴロの間にバレンティン選手が3塁へと進み1・3塁のピンチ。

ここで落合監督がマウンドに。まさか…岩瀬投手を…交代?と思ったら、そうではありませんでした。

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大きな勝利

青木選手にヒットを打たれ、1点を返されてしまうものの、続く田中選手をフライで打ち取ってゲームセット。ギリギリの1点差まで迫られましたが、大事な4連戦直接対決の初戦、見事館山投手を打ち崩し、勝利をとなりました。

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ヒーローインタビューは、この日見事なピッチングを見せてくれた吉見投手と、勝ち越しのタイムリーヒットを放った谷繁捕手のバッテリー2人。吉見投手はこれで今季リーグトップの15勝目となりました。

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なぜ、この、本拠地での大切な4連戦の初日に、監督の退任発表を行ったのでしょうか。球団側は、最低でも契約の期限が切れる1ヶ月前には発表しておかないと、という意向でこの日だったと説明しています。確かに、今年は開幕がずれ込んだことで、日程がイレギュラーになっていますから、どうしようもない側面はあったのかもしれません。コーチ陣の来年のこともありますからね。

一方で、この4連戦初日に発表することで、落合監督にリーグ優勝、日本一完全制覇の花道を作って欲しいという、選手たちへの奮起を促すという目的もあったのでしょうか。それとも逆で、この4連戦をまさかの4連勝で飾って、リーグ優勝へ、日本シリーズへ、という雰囲気になってからでは、退任は発表しづらくなるからでしょうか。

落合監督が続投とならなかった理由として、観客動員の悪さを指摘するメディアも多くありますし、実際のところ、年配のドラゴンズファンのなかには、アンチ落合監督が多数いるのも、地元にいると肌で感じることです。

昨年までの7年間でリーグ優勝3回、2位からの日本一1回、全てAクラス。これほどまでの成績を残したドラゴンズの監督は他にいないわけですが、それでも、そんな声が聞こえてくるのです。

勝つことが全てなのか、勝つことだけが全てではないのか。

・興行としてのプロ野球を監督に求める
・地元至上主義という地域性のなかにある球団
・あーだこーだ言う割には球場への腰が重いファン層

中日ドラゴンズは、やはり特殊な球団であるということを、改めて実感せざるを得ません。しかし、これこそまさに、大いなる田舎・村社会でケチな名古屋の事例のひとつと考えると、合点がいってしまうのも、これまた事実。

9/22 1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 1 0 0 0 0 0 0 0 1 2
中日 0 0 0 0 0 3 0 0 x 3

協力

ももたろうさん

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コメント

  1. チャン より:

    落合監督退任のニュースびっくりしました。
    8年間で優勝3回 、日本一1回と、チーム成績は素晴らしいのですが、観客動員が減り続けているのが、不思議だったのですが…。9月初めの巨人戦で、2万3千人しか入らなかったですね。 親会社が新聞社ということで、観客動員が減っていることが我慢出来なかったのでしょうか?

  2. 180.197.74.95 より:

    masaです、こんにちは。
    うろ覚えですが、ずいぶん昔、監督が現役バリバリの時代に、
    写真誌が大きく不倫記事を載せたことがあります。
    それからずっとメディアには広報経由でしかコメントしなくなりましたね。
    メディアに対する根深い不信でしょうか。
    中日監督になってからも、常に記者を小馬鹿にした口調で短いコメントしか出さず、
    担当記者は記事を作るのにほとほと苦労していたと思いますよ。
    そういう空気は読者やファンにも伝わりますよね。
    記者も、この野郎と思いながら書いてるだろうし(笑)。
    かといって監督としての実績は抜群で、ことしが契約最終年とはいえ
    優勝したら、そのあとでは切りにくい。
    中日本社も手を焼いていたんでしょうね。
    微妙なタイミングの発表ですが、担当記者たちは乾杯してるかも(笑)。

  3. ネモッチ より:

    落合監督退任は、何となく噂されていたのでさほどの驚きは無かったですが、後任が高木守道氏というのは、驚いた、というより唖然としました。
    「新しい風を入れたい」で何故70歳の高木守道氏再登板なのか。
    立浪和義氏や井上一樹二軍監督などが、いずれは指揮を執るのでしょうが、観客動員が苦戦する今、この状態で任せられるのは高木氏しかいなかったのだろうと推測します。
    アンチ落合なメディア(特にCBC)やファン、営業の人は胸をなで下ろしているのでしょうけど、それで観客が戻ってくるなら、取材がしやすくなるなら、簡単なお仕事ですよね。
    不況で売れ行きが低下したシーズンシートの席数の見直し、他球団に比べ高い値段設定の見直しを、営業はしてきたのでしょうか?
    オレ流やドアラにあらゆることを押しつけすぎではないか?と感じます。

  4. keizo より:

    今回の退任発表(事実上の解任)は、中日球団にとってじんわりとダメージを与えるものとなります。功労者をこのように扱う球団に愛着を持つ選手は少なくなるでしょうね。ドラフトでもアマ選手に敬遠されるかも知れません。
    これほど毎年上位争いをしてくれる監督と契約延長をしないなんて経営的にも不思議な話ですが、契約ですから今年いっぱいで終了なのは、それはそれで良いのです。でも、この人間味を感じないやり方はファンから見ても薄気味悪いものです。
    落合さんが癖のある人物であることは間違いありません。ただ、個人的にお話した印象では驚くほど丁寧で、気配りのある人でもあります。
    コーチという働き場所を奪われたOB、自分たちに愛想よくしゃべってくれる監督を求めていた地元マスコミにとって、落合博満という男は疎ましい以外の何者でもなかったと思います。彼らにとって今回の解任劇はハッピーだったでしょう。ロクに取材努力もせず、勉強もしないマスコミやドラゴンズを新聞拡販の道具としか思ってない球団幹部と、野球馬鹿の落合さんとではウマが合うはずありません。
    最近の観客動員の不振(と言っても12球団中4位ですが)は、ほとんどが不況のせい、並びに球団の集客策の不味さが原因なのですが、それを監督のせいにして済まそうとする球団幹部は恥知らずです。私の周りで落合さんの野球がつまらないという人は皆無です。彼を嫌うファンが多かったとよく言われますが、それは今池のラーメン屋のような「落合を嫌う声の大きな人たち」の意見を恣意的に取り上げてきたマスコミの世論形成の成果なのです。
    落合さんには変な地元意識はなかったと思います。だからこそいろいろスッキリしたのです。新監督さんは地元指向、OB重用だそうです。守道さん自身は好きなので応援しますが、目指しているスタイルは10年前の世界です。地元出身の選手だから応援するというドラゴンズファンなんて少数です。荒木、井端、森野、吉見、谷繁、すべて非地元選手。でも名古屋の人たちに愛されています。地元に拘る必要なんてまったくありません。地元のスターを育てるなんて了見の狭いこと言っている間に小ぢんまりとした弱小球団に落ちぶれていくでしょうね。

  5. ロバうま より:

    こんにちは。
    この球団は落合監督になって少しはファンに目を向いた経営をするのかな?と思っていましたが・・・・・やはり白井オーナーが数年のうちに退くのが大きかったですね。
    僕も他の人と同じく、球団のファンサービスの鈍さ・殿様経営が観客動員数の減少を招いていると強く思います。パリーグを中心に中日球団フロントもファンサービスをもっと勉強してほしいと思います。
    また今回の動きで驚いたことが2つ。ひとつは世間の皆さんが落合監督の働きをちゃんと理解してくれている人が多かった事です。これは正直うれしかったです。
    もうひとつは残念だったこと。それはピカイチ(keizoさんは濁していますが、僕はぼかしません)と東京にあるごはち亭がアンチ落合監督だったという事。ピカイチは一度行った事があるだけに、スポーツ紙などで関係者があそこまで言うかという思いです。
    正直来シーズンはナゴヤドームヘ行く事は辞めたいと思います(球団への意思表示もこめて。出かけてもビジターです)。ファンも辞めようかと思いましたが、今より遠目にドラゴンズを応援したいと思います。
    長文失礼しました。

  6. トッピー@管理人 より:

    >チャンさま こんばんは
    このタイミングでの発表は、驚きましたね。
    何が理由かはわかりませんが、
    親会社や球団には、今年限りで絶対に切りたいという、
    明確な意思があったことだけは間違いありませんね。
    >masaさま こんばんは
    私には舞台裏の実際のところはわかりませんが、
    「何も言わない」という評判は確かによく聞きましたね。
    ただ、中日本誌にコラムは書いていらっしゃいましたし、
    発信がゼロだったというわけではなかったんですけど、
    そう思ってるメディア関係者はいそうですね。
    >ネモッチさま こんばんは
    後任の高木新監督はまさに、これぞ調整人事という感じもしますし、
    岐阜県出身者を登用することで、
    岐阜県での中日新聞拡販策までにらんでいる…は考えすぎでしょうか。
    これは私感でしかありませんが、押しつけているのは、見せ掛け、
    なのではないでしょうか。実際にそれは不条理なわけですけど、
    それくらいしか、解任する理由が無いですもの。
    まずは解任ありきの、理由後付けの押し付け…な、気がします。
    >keizoさま こんばんは
    ですね。落合監督がどうだとか、
    アンチ落合監督がどうだとか、そのような話の前に、
    このタイミングでの監督解任発表が、ファンにどういう印象を与え、
    球団が何を考えているのかと思われることが、
    新監督が実際にどういう采配や人事で、どういう結果を出すかよりも、
    ファン心理には大きな影を落とすことになるでしょうね。
    >ロバうまさま こんばんは
    球団やフロントの今回の発表タイミングに、
    疑問を持つ部分はありますが、
    私は「アンチ落合監督」の方々に、
    とやかく言うつもりはありません。
    嫌いなものは嫌いで仕方ないと思いますから。

  7. 175.104.151.112 より:

    結局のところ、プロ野球も”勝敗”を競う以前に”興行”なんですよね。お客さんが入らないことには何も始まらない。
    昔は、それこそ落合氏もそうですけど、ミスター、世界の王、神様仏様稲尾様のように、だれか一人”強大なるスター性”をもった選手が球団にいて、そのスターの人気が所属する球団の人気にそのまま反映される、という形でプロ野球の人気が成立していました。
    でも、今は違います。スターよりもまず”チーム”のあり方に対して応援をし、或いは批判をするファンが圧倒的に多くなってきてるんです。
    一説によれば、落合氏と馬が合わなかった”ミスター・ドラゴンズ”のTK氏を球団入りさせて人気復活の起爆剤としたいが故に落合を切るしかなかった・・・という話もありますが、もしそんな判断が働いていたとすれば、ドラゴンズの将来は残念ながら・・・絶望的というよりないと私は思います・・・。

  8. トッピー@管理人 より:

    >175.104.151.112さま こんばんは
    まあ実際のところ、
    来季のナゴヤドームがどうなるか、ですね。
    その前に、落合監督のドラゴンズが、
    どこまでの成績を残し、その結果を踏まえても、
    クビを本当に本当に切るのか。
    しっかりと、見届けたいと思います。

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