あのころ名古屋圏

予定より少し遅れてオープン 名古屋港イタリア村 2005.4

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当時の様子(2005.4)

2005(H17)年4月2日、当初の予定から1週間遅れて、名古屋港ガーデンふ頭に「名古屋港イタリア村」がオープンしました。

ガーデン埠頭の東端、倉庫の一部を取り壊し、民間資金を活用した社会資本整備事業(PFI)として行うもので、ホテルや飲食店を経営する、名古屋のセラヴィリゾートなどが出資した事業会社が、名古屋港管理組合から約3万平方メートルの土地を15年の期限で借り受け、そこに52億円をかけて建設しました。

1950年代のイタリアの街並を建設し、イタリア各地の食材店や飲食店、ブランドショップなどがずらり。ベネチア風の運河を作り、堀川と接続して名古屋駅近くの納屋橋までゴンドラを運行する計画も持ち上がりましたが…。

入場は無料。年間入場者目標は50万人。初年度から営業利益ベースで黒字を目指しているとのこと。入場料は無料ですが、土日など特定日は1,000円のクーポンを入場ゲートで購入し、中で使う形になります。この1,000円のクーポンはお釣りが出ませんので、1, 000円以上の商品を購入しなければいけません。

名古屋港イタリア村は、個別の2階建て店舗が並ぶエントランスゾーン(CHITTA DI MURANO)、大きな3階建ての本館・ピッコラヴェネチア(Piccola Venezia)、ヴェネチアンガラス美術館(MUSEO DEL VETRO VENEZIANO)、そしてと結婚式場から成り立っています。

エントランスゾーンには5つの飲食店と8つの服飾雑貨店、そして9つのファッションショップが並んでいます。それぞれのお店が2階建てになっていて、もちろん外観はイタリアン。しかも1950年代を再現というコンセプト通り、完成したばかりの建物のはずなのに、壁には人工的に付けられたのであろう汚れなどがあり古い建物に見えます。エイジング加工ですね。

このあたりのディテールのこだわりはすごいと思います。噴水や彫刻なども置かれ、壁には古いイタリア映画のポスターが張ってあり、歩くだけでも楽しいです。

ファッションショップは9店舗全てが日本初上陸。さらに雑貨、おもちゃ、ペットグッズ、ヴェネチアングラスのお店などがずらり。

イタリア村にある飲食店は全部で10。そのうちデザートのお店が4店舗ですから、食事ができるお店は6店舗ということになります。意外と少ない気がします。

名古屋港イタリア村の基本情報です。オープン当初、予想を大幅に上回る入場者があったために、土日祝日など特定日は1000円分のクーポン券を購入することが入場の条件となりました。また、駐車場はガーデン埠頭駐車場が1日600円、イタリア村併設駐車場は30分100円です。

併設駐車所は 2,500円以上の買物で200円分、10,000円以上の買物で400 円分が無料となります。また飲食は2,500円以上で200円分、6,000円以上で400円分が無料に。最高800円分が無料となります。ガーデン埠頭駐車場に停めた場合は同額の商品券がもらえます。

名古屋市は2005(H17)年5月27日に、イタリアのトリノと新たに姉妹都市提携を結ぶ予定です。

あとがき(2020.1)

最初は多くの入場者が訪れ、一見成功に見えたものの、一時的なブームのような存在となってしまい、2008(H20)年5月7日に経営破綻。その日をもって臨時休業に。その後、在庫処分セールが行われたのが最後となりました。

建築物の一部が違法建築状態になっていたりと、その後も建物は残っていて、コスプレ撮影イベントなどに使用されることもありましたが、2014(H26)年末にようやく解体。

跡地には、手ぶらでバーベキューが楽しめ、ドッグラン、木製巨大迷路などが併設されている「HARBOR GARDEN(ハーバーガーデン)」という施設が一時的にありましたが、今後はどうなるのでしょう。

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