あのころ名古屋圏

次世代のサービスエリアはこれか…刈谷ハイウェイオアシス 2005.5

記事公開日:2020年1月5日

当時の様子

三重県方面から名港トリトンを渡り終えると、伊勢湾岸自動車道のままですが、扱いとしては第二東名の区間に入ります。名古屋南ICから豊明ICまでは、2003(H15)年3月開通、豊田南ICまでは同じ年の12月に、そして2005(H17) 年3月19日に伊勢湾岸道は全線開通となりました。

この区間で気になるのは観覧車のあるサービスエリア、刈谷ハイウェイオアシスです。刈谷ハイウェイオアシスは、上り方向に走ると、手前から、下りPA、第二駐車場、上りPAという順番に駐車場が配置されています。規模がすごい。上りPAの一番端に停めると、商業施設まで300メートル以上も歩くことになるほどです。全長800メートルです。

観覧車の高さは60メートルと本格的。名古屋市内から三河湾まで一望できて、1周12分で600円です。産直品の販売店から、コンビニ・サークルK、もちろん飲食店はずらりとたくさんあります。

そんな複合商業施設「セントラルプラザ」の隣には、「えびせんべいの里」がありまして、さらにその横には、「デラックストイレ」が。ホテルのような絨毯張りのトイレ…ですは、それは女性トイレのみです。男性はその豪華さを体験することはできません。

上りPAには名鉄レストハウスが、下りPAには近鉄レストハウスが出店しています。近鉄レストハウスには札幌ラーメン、天重、讃岐カレーきしめんの他、シアトルベストコーヒーが入っています。

一方の、名鉄レストハウスはさすが地元企業。西三河・知立といえば大あんまきの藤田屋です。地雷也の天むす、磯揚げで有名な伊勢のまる天といった、伊勢湾岸の名物が楽しめます。

さらには、温泉施設があります。天然温泉「かきつばた」は、内風呂だけでなく露天風呂まである本格派。大人800円、小人400円で利用できます。

一般道からも入ることができ、サービスエリアにはとどまらない施設として注目を集めています。

あとがき(2020.1)

まだ、この当時は道路の管理が日本道路公団(JH)で、今ほどサービスエリアやパーキングエリアの商業施設が充実していませんでした。サービスエリアといえば、財団法人ハイウェイ交流センターが運営する「ハロースクエア」か、旧財団法人道路サービス機構の運営する「J-SaPa」か、二択、みたいなものでしたからね。

注目されたのは、2009(H21)年のことでした。この年の年間入場者数が、東京ディズニーリゾート、ユニバーサルスタジオ・ジャパンに次いで、全国3位にランクインしたことで、高速道路の施設が全国3位!?と大いにあちこちのメディアで取り上げられました。

高速道路上の施設にとどまらず、地域の人の核になる施設。この「刈谷モデル」は、日本道路公団が民営化される直前のタイミングで、まさに未来への指針。サービスエリアの新しい形を築いたことになりますね。

サービスエリアと繰り返し書いてきましたが、実際には刈谷ハイウェイオアシスは、パーキングエリア(PA)です。

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