
トルコの笑いの話をする前に、まずはトルコの放送事情を見てみることにしましょう。

トルコにはトルコ国営テレビ(TRT)と民間放送のが2種類あり、ラジオ・テレビともに全国ネットワークとローカル局がそれぞれあります。私はこの旅にラジオを持っていき、夜はホテルで聞いてみたのですが、都市部ではAMもFMも数え切れないくらいの放送局があり、それぞれ洋楽ばかりの局や、トルコの演歌ばかりの局など、ジャンルが結構はっきりしているチャンネルばかりでした。

残念ながら、いわゆるステーションジングルと呼ばれる、放送局名を歌に乗せたものを聞くことはできませんでした。トルコにはジングルというものを作る習慣が無いのかもしれません。

演歌って?と思われたかもしれませんが、実はトルコには日本によく似た、演歌というジャンルがあるのです。さすが義理人情の国。

トルコでは、外国人旅行者向けの放送がありますので、ここで簡単に紹介しておきましょう。
<AM>
・TRTラジオ3 9:00 12:00 14:00 17:00 19:00 22:00「ニュース」
<FM>
7:30〜12:45 18:30〜20:00
「ニュースと音楽と観光、経済、歴史、地理などの情報番組」
イズミール 101.6MHz アンタルヤ 100.6MHz ネヴシェヒール 103.0MHz
クシャダス 101.9MHz デニズリ 101.0MHz ボドルム 97.4MHz
イスタンブル 101.6MHz マルマリス 101.0MHz カルカン 105.9MHz
日本とは周波数帯が違いますので、ラジオを日本から持っていく場合は、テレビの1から3chが聞けるものでないと、聞くことができません。
<テレビ>
・TRTテレビ2 22:00過ぎ「英語ニュース」 月曜19:40「CNNニュース」
・テレビINT 23:00過ぎ「英語ニュース」
また、テレビは毎日8:30〜10:30 12:30〜18:30 21:30にも外国語でニュースを放送しています。

と書きましたけど、日本語での放送はありません。英語、フランス語、ドイツ語での案内となりますので、あまり日本人は利用しないかもしれませんね。





いよいよトルコ人の笑いお話。トルコ人にとっての笑いのツボは「黒海人」だそうです。黒海とは、トルコの北側に広がる海で、このエーゲ海や地中海とは正反対になります。そこに住んでいるのが黒海人です。

黒海人は、そう言われるだけあって、やはりやることも一風変わっているようで、次のような話がネタとして有名だそうです。

・黒海人が暮らす地域に行くと「ここから2km後ろにあります」というレストランの案内看板がある。
・家の中に緑が欲しかった黒海人は、家を建てるときに、家のなかに木を植えてしまい、木が成長して枝が窓や天井をぶち破ってしまった。
・黒海人は頭がかゆいとき、手を頭に当てると、手を動かさずに頭を動かす。
・電球を交換するとき、黒海人は電球を手で回すのではなく、電球を持って自分が回る。

トルコにおける黒海人を日本に例えると、最初は関西人かと思ったのですが、よく考えると、黒海人そのものが面白いわけではなく、黒海人は変わり者で、はっきり言って馬鹿にされているようなのですよね。

まあ、自分で言うのも嫌ですけど、これって、日本に例えると名古屋っ子ですよね。
ちなみに、日本で最もトルコ人が多く暮らしている街が名古屋で、名古屋で暮らしているトルコ人は、ほとんどが黒海人だそうです…。

これってひょっとして「るいとも」って奴?