ホテルを出発してしばらくすると、グレイシャー国立公園(Glacier National Park)に入りました。グレイシャー国立公園は1886年に国立公園として指定された1350平方Kmの公園です。10分の1は氷河が占めていて、氷河の数は400以上に上るそうです。その公園の中央部にあるロジャース・パス・ディスカバリーセンター(Rogers Pass Discovery Center)で休憩を取ります。時刻は朝9時です。
このセルカーク山脈(Selkirk Mountains)はカナダの中でも雪深いところで有名です。かつてはほとんど知られていなかった土地で、大陸横断鉄道を建設するためのルートを見つけることは困難でした。1882年、技師長であったA.B.ロジャース(Rogers)さんがこの山脈を横断することに成功し、その4年後に無事鉄道は開通しました。そのルートはロジャース氏の功績をたたえロジャースパスと呼ばれるようになりました。しかし雪崩の恐怖からは逃れることができず数多くの犠牲者が出ました。そこでコンノートトンネル(Connaught Tunnel)が掘られ鉄道は雪崩の恐怖から開放されます。その後、かつてのロジャースパスにはトランス・カナダ・ハイウェイが走り1962年から供用されています。現在では世界一の雪崩対策が施されています。
センターに入るとお土産が売られていたのですが、それ程目新しいものは無いのであまり見ずにトイレを済ませます。トイレを出ると、大きなこのあたりの地図が貼られていたので、ゴールデンを探すのですがなかなか見つかりません。すると初日の昼食で一緒になった韓国人の男の子が近寄ってきました。今、どこだろうねぇ。と二人で探すのですがなかなか見つかりません。次第に相方や日本人母娘が集まってきました。バンクーバーは西海岸なので地図の左端にありすぐ見つけられたのですが、ゴールデンもグレイシャー国立公園も見つけられません。私は、まさかそんなには離れていないだろうと思いながら地図の右端を見ると、そこにはゴールデンの文字が。指をさすと皆驚きの様子。その驚きは、バンクーバーの遠さにです。全員がもっとバンクーバーに近いところにいると思っていたのです。まだ直線距離で500kmほどあります…。









