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ハッキリ答えが出る縁談占いとお告げ-八重垣神社

記事公開日:2008年9月20日


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TOPPY
縁結びのご利益だけじゃなくて、夫婦和合の大神でもあるんだって、しっかりお願いしないとね。

AIKATA
え?結婚の予定でもあるの?私と!?聞いてないよ、そんな話。

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八重垣神社

松江市佐草町227
TEL:(0852)21-1148
駐車場:120台
境内自由
宝物館 200円
宝物館 9:00~17:00

 松江の中心部から今度は南へ。松江道路をくぐって県道246号線を南下します。すると、これまた縁結びにご利益のある神社「八重垣神社」があります。こちらは出雲大社が祀る大国主大神ではなく、その義理の両親である、ヤマタノオロチを退治した素盞鳴尊(すさのおのみこと)と稲田姫命(いなだひめのみこと)夫妻が縁を結んでくれます。

 しかもさすが素盞鳴尊です。まどろっこしいことはしません。お祈りしたその場で縁談について、叶うまでの時間、相手との距離を答えてくれるのです。そして、今から1100年以上前に描かれたと伝えられる、神像が描かれた壁画にも注目です。

 ヤマタノオロチを退治し、生贄になりそうになっていた稲田姫命を救った素盞鳴尊。退治の条件が稲田姫命との結婚だったので、2人はそのまま結婚。新居を構えたのがこの地であると伝えられています。八重垣神社には両神さまが祀られており、縁結びに加えて、夫婦和合の大神としても信仰を集めています。

 それを象徴するのが、鳥居前にある神秘「連理玉椿」、別名夫婦椿です。その昔、稲田姫命がここに2本の椿の枝を立て、それが芽吹くと2本の木は重なりあってまるで1本の木のようになったのです。その後も境内に芽吹く椿は二股のものが多く、現在境内には3本の夫婦椿があります。ここは縁結びは縁結びでも、夫婦円満にもご利益ありそうですね。期待。私たちはまだ結婚してないけど...。

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 本殿でお参りをしましたら、まずはやっぱり宝物館へ。こちらは有料となっていますので、社務所でその旨を申し出て、宝物館のなかへ。今から1100年以上前の893(寛平5)年8月、本殿胴板に巨勢金岡が描いたと伝えられる、素盞鳴尊、稲田姫命、天照大神(あまてらすおおみかみ)など六神像が描かれた壁画。国の重要文化財となっています。

 そのスケールの大きさに思わず圧倒されてしまいます。何に圧倒されるって、もちろんその絵自体にも迫力はあります。それよりも当たり前のことですが、1100年以上前にこれらの神話が既にあり、今、目の前にある壁画がそれだけの月日の間存在し続けていることの凄さですね。平安時代の人々が、複製ではなく、今自分が見ているものと同じ絵を見ていたのかと思うと、何とも言えない気分になります。

 一説には、室町時代に描かれたのではないかという説もあるとのことですが、名古屋大学で化学分析した結果、約1100年前の白土が用いられていることは実証されているとのこと。ここはまあ無粋なことは言わずに、目の前に平安時代そのものがある、で、いいじゃないですか。

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 では、本殿でお願いした縁結びの答えを素盞鳴尊夫妻に聞こうではありませんか。社務所で占い用紙を買って、鏡の池へと向かいます。この時、けして紙を選んではいけません。その時点で一番上にあるのが自分の運命だそうです。そしてもうひとつ、紙を太陽に透かしたりさせてはいけません。せっかくのお告げが先に見えてしまいます。

 社殿の横を通ってさらに奥へ、占い用紙を持って「鏡の池」のある森の中へと向かいます。夏でも少しひんやりしますが、蚊が多いので要注意です。社務所で虫除けスプレーを貸してくれたのがありがたい。

 鏡の池に占い用紙を浮かべたら、その中央に硬貨をひとつのっけます。さあ、ここからが縁結び占いです。水についた瞬間、紙には神からのお告げが。

 私の紙には「金運にめぐまれる縁・北と東・吉」とのこと。よっしゃあ!そして相方の紙には、「信念をもて願いかなう・西と北・吉」とありました。でもこれで安心してはいけません。そのお告げや縁談がスムーズに叶うかどうか、縁がどこにあるのかどうかは、この紙のこの後の動きによります。

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 どういうことかといいますと、紙が早く沈めば願いも早く叶い、遠くに沈めば縁談の距離も遠く、近くに沈めば縁談の距離も近いことを表すのです。私も相方も数分の間に沈みました。ほっと胸を撫で下ろします。ちなみに判断基準としては、15分以内なら良縁が早く訪れ、30分以上だと縁が遅いとのこと。30分以上って...ここで沈むまでじっと見つめているのもつらいし...。何より縁結びのお願いに来て、その答えってのがつらいよね...。

 ここでは、そうやってほとんどの人が占いをするわけで、池の底には占い用紙がたくさん沈んでいます。そこに、いかにも観光バスで足早に観光地を駆け足で回っていますといった感じのおばさん達が通りがかり、紙が沈んでいる池を一目見て「汚いね~」と大合唱。

 な、何のためにこの池まで歩いてきたの?

八重垣神社(島根・松江市)MAP

八重垣神社


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