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びっくり剥き出しエレベーター-ハーバーセンター

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シンクレア・センター ハーバーセンター・ルックアウト

 クイーンエリザベス公園から再びダウンタウンに戻ります。時刻は午後3時を回ったところです。グランビル通りとヘイスティング通りの角にあるシンクレア・センター(Sinclair Center)へと向かいます。ここはバロック様式の郵便局を含め、歴史ある建物を複合して作られたショッピングモールです。モールとしては1986年にリニューアルオープンしていますが、建物の歴史は古く郵便局は1910年に建てられた物です。ブランドショップが多く、バンクーバーでもトップクラスのショップが並びます。ブランドショップ・ブティックの他に飲食店、ホール、旅行代理店なども入っています。私はお土産にブランド品を買うつもりも無いので、ちらっと見て後にすることにしました。

 シンクレアセンターからヘイスティング通りを南東に歩くと、シーモア通りとの角に大きな展望台のあるビルがあります。ハーバーセンター・ルックアウト (Habour Center Lookout!)です。その高さは167メートル。展望台からは360度を見渡すことができ、バンクーバーを一望できます。入場料は$10(約800 円)ですが、1日有効なので昼景色を楽しみ、再び夜景を見ることも可能です。外からハーバーセンターを見るとエレベーターが上下しているのが見えます。エレベーターはシースルーになっていて乗りながらその景色を楽しむことができます。シースルーエレベーター自体には、名古屋のJRセントラルタワーズでも乗ったことがあります。ところが、このハーバーセンターには何か違和感を感じるのです。外から見たときにはそれが何なのかイマイチわからなかったのですが、エレベーターに乗ってそれは恐怖へと変わりました。

 エレベーター乗り場へ行き、さっそくチケットを購入してエレベーターに乗り込みます。エレベーターは展望台まで一気に上ります。途中の階まではビルの中にあるのですが、あるところから景色が見えるようになります。ところがです。このエレベーター本当に剥き出しなのです。エレベーターの扉の向こうは何も守るものは無く外なのです。絶対にあり得ないとは思いますが、エレベーターの扉が間違って開いてしまったら、何も遮るものは無いのです。これは日本ではあり得ません。日本ではシースルーエレベーターと言っても、エレベーターが通る部分自体がガラス張りになっていたりと、エレベーター自体が風雨にさらされるということはありません。風景が綺麗だとかそういうことを言う前に、このエレベーターには恐怖を感じました。カラスがケーブルとか切ったりしやしないかと、想像を膨らませてしまいます。

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▲バロック様式の郵便局を中心としたシンクレア・センター。 ▲シンクレア・センターは、外壁にも時代を感じます。 ▲ハーバーセンターです。展望台の名が「ルックアウト!」。

ルックアウトからの眺め

 展望台に上ると、本当に360度の大パノラマ。南に広がる高層ビル、そしてその向こうに広がる住宅街。街が整然と区画整理されているせいか、古い教会も模型の様に見えてしまいます。ギャスタウンや、午前中に行ったノースバンクーバー、かつて万博が行われたカナダプレイス、電車のターミナルやスタジアムも一望です。それぞれの方向には詳しい説明の案内板があるので一目見てどの建物が何なのかがわかります。

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▲レンガ調なギャスタウンは街全体が茶色。左側は貨物列車基地。 ▲手前に見えるのがスタジアム、中央の丸いのはサイエンスワールド。 ▲南側は整然とビルが建ち並びます。

ルックアウト展望台

 そこに面白い説明を見かけました。このバンクーバー市は名古屋市とほぼ面積が同じということは以前お話しましたが、バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州と日本列島が対比されて描かれています。その面積の差ですが、なんとブリティッシュコロンビア州だけで日本の2.5倍もあるのです。いかにアメリカやカナダに比べ日本がごく小さな島国であるかがわかります。絵はありませんでしたが他の国とも比べられていて、ブリティッシュコロンビア州の面積はフランスとドイツの合計とほぼ同じ。イギリスの約4倍もあるのです。先日の旅行では、お隣りのアルバータ州に行ったわけですが、お隣りと言っても日本とは全く感覚が違う、そのスケールの大きさに改めて驚かされます。

 また、ここから世界各国の都市への距離表示がありました。ロンドン7,575km、パリ7,912km、シドニー12,493km、ロサンゼルス 1,760kmなどなど。ちなみに日本の都市は東京ではなく横浜7,554kmという表示がありました。バンクーバーから、ロンドンと横浜はほぼ同じ距離ということになります。そして展望台のエレベーター前には世界各都市の時刻を示す時計がありました。東京、シドニー、ニューデリー、ニューヨーク、ロンドンなどいくつもの時計があります。各地域の時差は最小でも30分単位で、秒はどこも同じはずなのですがこれらの時計は結構曖昧で、秒もバラバラ、分も微妙にずれていたりしてテキトー、いやいやカナディアンのおおらかさを表現していました。私が時計に見入っていると、相方が腕を引っ張ります。

「そんな細かいこと気にしてないで、次は映画行くよ。」 相方はやっぱり気にならないんだな...そんな細かいこと、か。私が細かいことを気にしすぎなのかな...。いよいよ、英語の映画です。果たしてストーリーを理解することができるのか...。

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▲青いのがブリティッシュコロンビア州、オレンジがニューヨーク州。赤が日本。 ▲東京でなく横浜なのはなぜ。港町特集なのかな。 ▲秒針がバラバラな、各都市の時刻を表わす時計たち。

クイーンエリザベス公園(ブリティッシュコロンビア州)


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