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カナダで暮らす相方に会いに-プロローグ

記事公開日:2004年5月14日 更新日:

イラストフォト

「カナダへ行こう。」

 そう思ったのは、大自然の景色に惹かれただとか、街歩きをしたいだとか、サーモンが食べたいといった理由からではありません。そこには私の相方が住んでいるからです。相方は、2003(H15)年の10月から1年3ヶ月の予定でカナダとアメリカに滞在しています。現在はカナダにワーキングホリデービザで滞在しています。英語圏で暮らしてみたい、それが相方の思いでした。

出発前

 せっかく相方が海外で暮らしているのだから、その間に一度訪問してみたい。そういうわけで今回カナダへと旅行することにしました。相方が暮らしているバンクーバー観光と、バンクーバーからカルガリーまでカナディアンロッキーを横断するバスツアーに参加します。

 相方はバンクーバーに住んで7ヶ月。うち3ヶ月はホームスティをしていて、ずっと語学学校に通い続けています。日本を旅立つ前は、どんぐりの背比べではあったものの一応私の方が英語については知識がありました。ですので、負けてはなるものかと日本で英語の勉強をしていました。

 しかし「相方がどの程度英語の力をつけているか楽しみ」などと悠長なことを言っていられたのは最初だけでした。やはり暮らしている人は違う...。

 初日はカナダ第3の都市でカナダ西部最大の都市であるバンクーバーにて、街の発祥の地であり19世紀の古い街並みが再現されているギャスタウンや、北米でサンフランシスコに次いで第2位の規模を誇るチャイナタウンを見学します。そして2日目からはロッキーの旅です。相方が現地ツアーを申し込んでくれたのですが、安いものを選んだためになんとガイドは韓国語と英語のみ。私にガイドを理解することができるのか...。

 バンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州とアルバータ州にまたがるカナディアンロッキー。ロッキーツアーは北のジャスパー国立公園から南のカルガリーへと縦断し、そのほとんどを駆け足で回るというハードなものです。日本では絶対にあり得ない山並みを見たり、氷河が作り出す不思議な湖にも訪れます。

 簡単にバスツアーと考えていたのですが、ブリティッシュコロンビア州だけで日本の面積を越える規模です。バンクーバーからカルガリーは直線距離で約 680km。同じ距離を名古屋からで例えると、北東へ進めば青森県の十和田湖、南西へ進めば鹿児島県まで行く距離です。

 それを旅行2日目から5日目までの 3泊4日で、しかも観光しながら回るのですから相当ハードな旅です。私達は道中寝られますからいいですけど、運転手さんは大変そう...。やはり日本とはスケールが違います。

 そして6日目から8日目の3日間は再びバンクーバーを観光します。バンクーバーは大都会と大自然が融合する街。造船所だった場所を再開発したグランビル・アイランドではウォーターフロントを歩きながらのショッピング。そしてダウンタウンから歩いていくことができる周囲10kmの広さを誇るスタンレーパークでウォーキング。

 さらに郊外にある高さ70メートルの渓谷を渡るキャピラノ吊橋や、季節の花が楽しめるクイーン・エリザベス・パーク。誰でも入ることができるカナダ西部最大の大学、UBCでは人類学博物館を見学し学内のカフェで食事をして学生気分に浸ります。

 ダウンタウンでは、バンクーバーを一望できる地上167メートルの高層展望台があるハーバーセンター、建物の綺麗さに驚かされる図書館や、映画館へも行きます。はたして英語の映画を理解することができるのか...。もちろん、食事や交通機関についても書いてきます。旅行中の面白エピソードはイラストも含めて書いていきますのでこちらもお楽しみに。

 それでは、カナダ西部の旅へと出発です。

関連情報

カナダ観光局


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