02.ぶらり中部 あまのじゃくツアースペシャル

蓼科?立科?凍る高原を縦断-白樺湖・女神湖・浅間山

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 先日、長野県佐久市に用事があったのですが、名古屋から佐久へ高速道路で行くとなりますと、中央道から長野道、上信越道と、美ヶ原をぐるっと迂回する形で、かなりの大回りをしないといけません。地図で見ると、中央道の諏訪から佐久へと一般道を走った方が近く見えます。

 もちろん、高速道路で行ったほうが所要時間は短いわけですが、どうせなら蓼科を通って、高原気分を満喫しようということで、「♪白樺リゾ~ト~池の平ホテル♪」というCMソングが名古屋でもおなじみの、白樺湖へとやってきました。

 そこにあるカントリーサインは「立科町」。あれ?蓼科と立科ってどう違うの?そんな疑問を抱きながら、蓼科高原のある立科町を縦断します。

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ヤングたちの熱い夜はまだありますか?

 中央自動車道の諏訪インターから、茅野市の中心部を通って国道152号を北上します。大門街道をぐんぐん登り、茅野市と立科町の境にある大きな湖が「白樺湖」です。湖の周囲には白樺林が広がり、名実ともに白樺湖です。

 そんな白樺湖の北東にあるのが、「池の平ホテル」。入口の屋根には白鳥のオブジェが。

 池の平ホテルのCMと言ってまず思い出すのが、今から20年前くらいのバージョンでしょうか。いかにもバブリーな服装の若い男女が、これまたイカしたナウいディスコで踊る様子です。

 当時は、大人になったら、あんなところでアバンチュールを...と純粋に夢を抱いたものですが、今となっては夢は夢のままで良いです。

 当時は、真剣に作ったCMだったのでしょうけどね...。今はもう無いみたいね、ディスコ。

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イメージ戦略が成功したのね

 池の平ホテルのすぐ横、本当にすぐ横には白樺リゾートスキー場があり、湖畔のお店は閉まっているところが多かったものの、人出はそこそこあって、高原リゾートという雰囲気が漂っていました。

 CMのイメージもあってか、白樺湖は観光スポットという印象が強いですが、実はもともとは農業用水を確保するために作られた人工湖で、現在もその役目を担っています。その割には「白樺湖」だなんて、シャレた名前がついているものだと感心したのですが、実はこの名前も後付けで、当初は「蓼科大池」だったとのこと。

 人気を集めるためには、まず名前から。その発想、正しいかも。

 ウチのサイトもそろそろ名前変えてみるか。イメージが定着してしまってからでは、もう遅いか...。

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白樺湖の名物料理は何ですか?

 白樺湖をぐるっと一周してみます。すると、「観光センターしらかばin」の大きな駐車場が見えてきましたので、車を停めてみます。

 ここはお食事処とボート乗り場を兼ねた観光センターのようなのですが...やっていない。

 でも、どんな名物料理が出されているのかな...と見ると、そこには「三河一色産うなぎ」の看板。

 名古屋からのお客さんが多いのでしょうか。いやそれ以前に、ここでうなぎを出さなければならない必要性って何だろう。そりゃまあ、うなぎと言えば一色産なんだろうけどさ、いろんな意味で。

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ハクチョウたちは冬眠中?

 池に近づいてみますと、ボートが営業していない理由がよくわかりました。池の平ホテルのあたりはそうでもなかったのですが、このボート乗り場あたりの湖面はすっかり凍っていて、白鳥ボートも桟橋の上に避難させられています。

 ちなみに、30分あたりの料金で、手こぎボート(3名まで)は1,000円、フロート(2名まで)は1,300円、白鳥型(3名まで)は1,800円となっています。白鳥は結構高いんですね。

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 さらに対岸には、もっと大きな、白鳥の形をした遊覧船も陸に上げられています。

 ちなみに、冬は凍った湖面に穴を開けて、ワカサギ釣りも楽しめるようですが、3月中旬の今はもう、ところどころ凍っていない場所もあり、とてもじゃありませんが、笑いを取りたい芸人以外は、湖の上に立とうとは思わないでしょう。

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凍っている湖が見たい!

 ワカサギ釣りをする暇はないのですが、ここまで来たら、もっと凍っている湖を見たいということで、立科町をさらに北へ、ビーナスラインを走ります。10分ほどで今度は「女神湖」に到着です。

 蓼科山が「女の神山」という呼び名をもち、その姿を湖面に映し出すことが名づけられた「女神湖」。

 湖の周辺には、その名のとおり女神の像があったり、結婚式を挙げることができる「女神湖クリスタルチャーチ」、さらにはホテルや、大学の宿泊施設などが軒を連ねていて、なんとなくですが、「若い!」という感じが伝わってきます。

 そしてやっぱり、標高が高いだけあって湖面は全体が凍っています。期待通り。

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凍った湖面に乗れるのは人だけじゃない!

 それでもやはり、湖の岸に近づいて見ますと、少しずつ氷が解けている様子。実はこの女神湖、そのなんとなく落ち着いた神を思わせる名前とは裏腹に、結構アクティビティに力を入れていまして、ボートやカヌー、カヤックなどを楽しめるのですが、何と冬には、この凍った湖面の上を、自分の車で走る体験ができてしまうとのこと。

 ちょっとおてんばな女神の姿を思い浮かべてしまいます。

 その氷上ドライブ、今年は3月1日まで開催されていたそうです。相当面白そうですよね。氷上ドライブだなんて、そう簡単にできるものではありません。

 当然のことですが、スタッドレスタイヤの装着が必須であることと、車両重量は2トンまでとのこと。そりゃそうですよね。トラックなんかが乗った日には...。

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確かに学生時代は...

 女神湖周辺には、都市部の大学の宿泊施設がたくさん並んでいます。関東からもそして名古屋からもアクセスが良好ということもあってか、名のある関東の大学名を見かける合間に、親しみのある名古屋の大学名を見かけます。

 確かに、大学時代ってサークルやゼミで高原に合宿に行ったりしますよね。そういえば私も学生時代、長野に合宿しに来ましたよ。蓼科ではありませんでしたけど。イベントを作る練習をするという、今思うと変な合宿でしたけど、まあ、今思うといい思い出...です。

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さらに北上すると蓼科?立科?

 女神湖を後にして、立科町をさらに北上しますと、道路の両側には牧場が広がり、グネグネとした山道の途中に展望台が見えてきます。「三望台」です。

 三望台はその名のとおり、荒船山、浅間山、そして蓼科山を望むことができることから名づけられた景勝地です。

 南には、「立科町」の名の由来ともなっている「蓼科山」が見えます。

 そういえば、なぜ山の名と町の名で漢字が違うのでしょう。実は結構単純な理由で、「蓼」という字が、当用漢字に無かったからなのだそうです。

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 そして北には、2月に噴火して、今も噴煙をあげることがある浅間山が見えます。あの山の向こうは群馬県。関東です。

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 この三望台は立科町の中央部にあるのですが、地図を見ますと、立科町のあまりの細長さに目が留まります。

 立科町は南北には26.4キロの長さがあるのですが、東西の幅は、最も長いところでも9.9キロ、最も短い部分はなんとたったの56メートルしかないのです。

 この形は、平成の大合併で誕生したとかそういうわけではなく、1955(S30)年の発足時からほぼこの形というのですから、筋金入りです。

 名前は「たてしな」ですが、実態は「よこなし」という感じですね。

白樺湖(長野・立科町)


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