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メイドカフェにもいろんな楽しみ方があるもんだ-秋葉原

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 中学生の頃、はんだごて片手に電子工作をやったりしたことのある私にとっては、秋葉原といえば電子部品や電化製品の街というイメージで、今から十数年前に買い物に出かけた際には間違いなく秋葉原はそんな街でした。パソコン通信をするために9600bpsのモデムを買った記憶があります。そんな秋葉原が今や大きく変わってしまったということは、情報としては知っていました。今回、相方が秋葉原に行ってみたいというので、私は十数年ぶりに秋葉原の地にやってきました。今回秋葉原にやってきた目的は、そんな秋葉原に「おかえりなさいませ」と言われるためです。

 JR秋葉原駅を降りると駅前には立派なビルが。複合型オフィスビル「秋葉原UDX」です。よくある複合施設なのですが、さすが秋葉原です。4階に「東京アニメセンター」という施設があります。ここでは様々なアニメのグッズが販売されているほか、スタジオ設備もあり、アフレコ体験をすることもできるとのこと。しかし残念ながら体験は土日しかできないということで断念です。実はアニメのアフレコって興味あるんですよね。かつては憧れたりもしましたけど...。体験ラインナップのなかにある、ポケモンはちょっとやってみたかったですね。しかも体験するとその自分の声が入ったアニメーションをDVDにして持って帰ることもできるそうです。でもそれってこっぱずかしくないですかね。

 6月中は東京アニメセンターの一角で「読売テレビアニメ歴史展」という催しが開催されていて、現在は月曜7時台に日本テレビ系列(名古屋は中京テレビ)で放送されている読売テレビ(ytv)製作のアニメの歴史や絵コンテ、台本などが展示されていて、モニターでは巨人の星か結界師までのなかから、ダイジェストでオープニング映像が流されていました。

 シティーハンターや犬夜叉なんてのは記憶に新しいですけど、巨人の星、タイガーマスク、ルパン三世、宇宙戦艦ヤマトって読売テレビだったんですね。再放送で幼い頃に三重テレビで見た冒険コロボックルなんて名前も発見。でもやっぱり私にとって読売テレビのアニメといえば「バケツでごはん」。タイトルだけは触れられていましたが、バケツでごはんに関する展示は何も無し。まあ仕方ないですよね、途中で打ち切られたアニメですし...。

 秋葉原へやってきた最大の目的は、メイドカフェです。今やメイドカフェといえば秋葉原と相場が決まっていますが、来店の際にメイドが言う「おかえりなさいませご主人様」というセリフが生まれたのは、名古屋のメイドカフェだというのはその筋の人の間では有名な話で、メイドカフェの発祥の地が名古屋とは言い切りませんが、かなり前から名古屋にはメイドカフェがあり、さらに名古屋では毎年、世界中からコスプレイヤーが集まる外務省後援の「コスプレサミット」が開かれるということで、名古屋も結構マニアックなところで、メイドカフェに不自由することは無いのですが、なかなかこれまで一歩踏み入れる機会がありませんでした。特にそれほど興味があるわけでもなかったので。

 しかし、せっかく秋葉原に行くからにはメイドカフェに行きたいと相方が言うので、東京に転勤してすっかりアキバ系に染まってしまった大学時代の後輩に、「カップルで気軽に行けるメイドカフェって無い?」と聞いたところ、秋葉原のドン・キホーテ5階にある「@ほぉ~むカフェ」がいいよと言われたので、行ってみることにしました。

 確かに、ドン・キホーテの一角にあるのであればこれは入りやすいです。店内をエスカレーターで登っていきます。すると5階はなんとコスチューム売り場。メイドさんからチャイナ服、セーラー服なんかも売っていて、メイド姿になって写真を撮ることができたりもします。売られているコスチュームをまじまじと見ていると、「はいはい、買わないよ」と言われ相方に引っ張られてしまいました。

 @ほぉ~むカフェの前には行列ができていましたので、並びます。いかにもそれ系の声の店員さんに「ご主人さまとお嬢様はお2人でご帰宅ですか?」などと聞かれ、「おかえりなさいませ、ご主人さまお嬢様」と言われ席へと案内されます。

 何なんでしょうね。こうむずがゆいといいますか、こっぱずかしいといいますか...。ドリンクが運ばれてくると、今度はおいしくなるように魔法をかけろとか...。やっぱり、情報として知ってるだけと体験するとでは大違いですね。確かにハマる人はハマる気もしますけど...。

 相方はもっとちゃんとしたものを想像していたようで、「ただ接客のセリフがそれらしくなってるだけじゃん」とバッサリ。いや、だから入りやすい店として後輩は紹介してくれたと思うんだけどね。本当にいかにもなメイドカフェではカップルでは入れないでしょ...。

 そうそう、意外なところにメイドカフェの面白さを発見しました。それは客です。この日は混んでいたので1時間制となっていたのですが、私たちが待っている間に男の人が出てきました。するとその人はすぐにまた列に並んでいるのです。そして通りがかったメイドさんに「○万円も使っちゃったよー」と自慢げに声をかけているではありませんか。お店に入った後も、その人は私たちの座席の近いところに座っていたので見ていたら、メイドさんと有料で撮った写真をファイルに綴じているではありませんか。しかもかなりの量。1枚500円ですから確かにあれは○万円行きますよね。やっぱり、いるんですねぇ~。

 その反面、店員さんも大変だなぁと同情したのが、ドSの客。座席に座るや否やメイドを説教。しかも接客に関する新聞記事や、自分でまとめた「メイドのあり方」みたいなレポートを見せながら延々と説教。

 そんな楽しみ方もあるのか~。と、相方ともども感心してしまいました。いいストレス発散になりますね。メイドさんとしてはたまったものじゃないでしょうけど。

 でも、料金は一緒だから、積極的にメイドさんに話しかけたり、説教(!)したりできる人の方が、サービスを受けられていいですよね。私たちにとっては、ただ言い回しと衣装がちょっと違うだけの高い喫茶店でした。

「今度はもっと積極的にサービスを受けなきゃね」と私が言うと、

 相方は一言

「もう行かないよ」。

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秋葉原(東京・千代田区)


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